Eco Sponge Action アクリルたわし販売ご協力店一覧

 

▼ベトナム・エコスポンジ(アクリルたわし)販売店一覧(順不同・敬称略)

店名 場所 内容 HPなど
リボーン京都 京都市中京区 フェアトレード商品、着物リメイク商品の販売店 HP Facebook
ベトナム屋 DZO!(ヨー) 大阪市中央区 ベトナム料理。西本町。本格料理が50種類! HP Facebook
サワディシンチャオ 大阪市中央区 ベトナム・タイ料理。なんばの路地裏にある、異国の雰囲気漂うお店 Facebook
GIA DINH 大阪市中央区 ベトナム料理。アメ村近くの、ベトナム人が経営するお店 Web

▼ESA(エコ・スポンジ・アクション)とは?~プロジェクト発足の背景~


ベトナムの首都ハノイ。そこには急速な経済発展ときらびやかな暮らしの影で、底辺にあえぐ人々がいます。

 親戚のDVから逃げ出した。一攫千金を狙って都市に出たが、失敗した。
悪い人に騙され、お金と土地を無くした。
そんな様々な事情で家も仕事も故郷も失った彼らが最後に行きつき、寄せ合って暮らすスラム「漁師村」が紅河のほとりにある(実際は漁はしないが、水上に住むのでそう呼ばれる)。
夫が酒に溺れて働かなかったり、死別や失踪された女性も少なくない。
女性達は近くの市場で捨てられた青果を拾って売り歩くが、1日1ドル位しか稼げないので、
何とかその日食べていくのが精いっぱい。多くの子どもが学校に行けず、病気になっても医者にかかれない。

 現地のNGO・SJVは、2004年の発足からこの漁師村に日本・世界の国際ボランティアを集め、子ども達に無料で教育や昼食を提供したり、安全のために浄水器を作るなど、色々な形で彼らを応援してきました。

 2008年、NICE代表・開澤が漁師村を訪ねた際、村長に手紙を渡されました。
「Anhと申します。24歳です。私は6年前に息子を出産した時、病院にお金を払えなかったので、出生証明書をもらえませんでした。このままでは来年から小学校に通えません。どうか50ドルを下さい!」


 そこで、NICEが水環境保全のために世界中に広げていた「エコたわし」の編み方を彼女に教え、滞在中に25個を作ってもらって、1個2ドルで買い取りました。
男の子は学校に通えることになり、その話を聞いた大学生の松岡さんが翌年、漁師村に通って多くの女性達に編み方を教え、「エコたわしアクション」が本格的に始まったのです。

▼ プロジェクトが始まってから、今まで

 

ESAワークキャンプが始まって7年(2016年10月現在)。
NICEとSJVは22回のワークキャンプを行い、169人の日本人ボランティアがハノイの若者や漁師村の人達と屋根や床を直したり、畑や豚小屋を作ったりしながら、友情と連帯感を育んできました。
子ども達も学校に通えるようになった。彼らが日本に持ち帰ったエコたわしは、2,170個も売れ、売上77万円の大部分が、女性達の生活資金とボートハウスの改修等に充てられ、自分で店を持つようになった女性もいます。

 が、生活はまだまだ厳しく、村長が医者にかかれず亡くなったり、質素な家で寒さに耐えられず火を焚いたため男の子とお婆ちゃんが焼け死ぬ等の痛ましい出来事も絶えません。
現地ではもっと多くのたわしを作る生産力はあるが、日本での販売は祭りや職場で売る少人数の熱意・行動に頼るため不安定で数も限られ、数百個が在庫に残る。たわし販売は補助的な助けになってもそれだけで生活はできず、日常的な安定した仕事づくりが求められています。

 

▼ お問い合わせ


 

販売総括:黒澤 in-s☆nice1.gr.jp(☆を@に変えてください。)
 「自分のお店に置きたい」「イベントに出展して販売したい」「紹介したいお店がある」など、お気軽にお問い合わせください。  

事務局でも購入できます。
 ▽全国事務局 (東京都新宿区)
 ▽関西事務局 (大阪府大阪市港区)