マレーシア Long Houseについて

 

マレーシア・ボルネオ島のサラワク州にある集落。
マレーシアの先住民・イバン族が一族単位で集落を作り、長屋でひとつ屋根の下、18の家族が暮らしています。
(右の写真が、長屋の様子。)

この集落はクチン空港からフェリーで2時間、更にジャングルの奥へ車で3時間ほど行ったところにあります。

クアラルンプールや都会は発展しているマレーシア。
しかしこの集落はまだ開発途上にあり、ここ数年で電気や水道が通るようになったばかり。

そんな中すぐそばを流れる川を拠点に、
大自然と共に力強く行きる集落の人びと。
自然と共に生きる知恵をもらいながら、イバン族の文化を残し、過疎化していく村を元気にできるよう活動を始めました!


   
もともと首狩り族だったイバン族。
今は農耕(陸稲、コショウなど)、採集(ゴム)、漁業、狩猟、畜産(豚・鶏)を主に生活をしています。
日本では食べられないものを狩ってきてくれるかも!?

イバン族のみんなは、とっても陽気で明るい人たち!
毎回交流を心待ちにしており、
いつもキャンパーを笑顔で迎えてくれます。
   
 


 ≪宿泊≫
イバン族がくらす長屋で、各家庭に1人ずつホームステイをします。
長屋には広い廊下があり、ここがイバン族のみんなの共有スペース。お菓子をたべたり、お昼寝をしたり、ミーティングやパーティをしたり。「シェア」の文化が昔から残っています。

 ≪食事≫
主食はお米。その他野菜やお肉など、日本人好みの味がたっぷり!このプロジェクトでの醍醐味は3食ホストファミリーと食べる食事です。
自分の家の食事が終わったら隣の家の食事にお呼ばれすることも!?家庭ごとに違う味を堪能できます。
時には日本の食卓では見られないあんなものやこんなものも、食べられちゃうかも!

 ≪お風呂~マンディ!~≫
各家庭に水浴び場があり、そこで一日2~3回のマンディ(マレー語で水浴び・シャワー)をしています。また、近くに流れる川でもしょっちゅうマンディをします。
川でのマンディが、イバン族流のお風呂♪
(マンディ用の布を巻いて入浴です♪)
最初は戸惑っていたキャンパーも、マンディがないと始まらない!!というほど気持ちよくってハマってしまいます。
1日2回マンディなんてざら!

 ≪洗濯≫
基本的に家庭に洗濯機がありますが、バケツを持って川で洗うことも!住民にとって大事な川なので、汚さないよう川に流してもいい石鹸を持っていきましょう!
 


 


 
≪ワークキャンプのスケジュール例(2014年3月開催分)≫
 
Date Morning Afternoon Evening
1日目 クチンから移動 到着 フリーorミーティング
2日目 シブへ移動 フリー・買い出し
3日目 ワーク ワーク
4日目 ワーク ワーク
5日目 学校訪問 フリー
6日目 ジャングルトレッキング
7日目 フリー フリー
8日目 ワーク 別の集落の長屋へ
9日目 フリー フリー
10日目 ワーク ワーク
11日目 ワーク ワーク
12日目 パカンで買い物
13日目 お別れ会の準備 お別れ会
14日目 クチンへ移動 解散  
   

<それぞれイバンネームがもらえます☆>

<廊下で、交流パーティ☆>
 
<学校訪問>

<日本語の紹介>

<子どもだちとの交流☆>

<イバン族の衣装も着させてもらえます!>
 
<村の崩れた道路を舗装中。>

<主食のお米☆>

<ワークの様子。>

<最後には、大事な豚を調理してくれました>