東日本大震災に対する、NICEからの発信と方針(第二弾)

第二弾 2011年3月24日 

1)ご協力のお願い
2)実施・企画中の特別アクション
3)世界中からの励まし

  なお、この方針は週1回程度の頻度で、随時更新していく予定です。
 第一弾(3月16日付)はこちら English page (1st version on March 16th) is here!
 ご意見・ご提案・ご協力など、nice@nice1.gr.jp(開澤)までご連絡下さい。

 特別非営利活動法人 NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
 代表 開澤真一郎  事務局長 上田英司  他専従職員一同
  〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-14-401 NICE
  Tel 03-3358-7140  Fax 03-3358-7149  ホームページ http://www.nice1.gr.jp

* NICEは東日本大震災支援ネットワーク新しい公共をつくる市民キャビネットにも
 加盟しております。こうした枠組みでも、他団体の協力も推進していく予定です。
* 行政、企業、メディア、教育機関等との協力も推進中なので、宜しくお願い致します。

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1)ご協力のお願い

1-1.物資の寄付

* 現在現地のニーズが流動的なため、いったん募集を休止しております(←この部分は3月28日に更新)。



1-2.東日本大震災・被災地支援アクション基金
 NICEでは、「東日本大震災・被災地支援アクション基金」を創設しました。
早速ご寄付頂いた方々、誠にありがとうございます(第三弾でご紹介させて頂きます)。

* 寄付金は、以下の活動に対して充てられます(特に1が優先されます)。
 1. 緊急協力(4月~6月):被災地域・周辺でのボランティア活動
 2. 緊急協力(3月~):被災地域からのホームステイ受入
 3. 復興協力(7月以降):ワークキャンプ(数日~数ヶ月)や個人型等
 4. 被災地からの更なる滞在受入(4月 ):被災地域の方々を対象とした特別事業も


  これらの中で、以下の費用に充てられます。

 + 被災地での訪問・活動時に現地の方々に配布する物品購入
 + 活動で必要となる資材・器具

 + プロジェクト・リーダー達が現地を往復する交通
 + 支援対象者や活動するボランティアの食事や宿泊 
 + 本アクション実施にかかる当団体の運営経費
 
* 寄付金の使用計画、集計状況や使途・成果は、随時当団体のホームページにて報告させて頂きます。
  寄付者と金額も発表させて頂く予定ですので、匿名希望の方はその旨お知らせ下さい。
  (参考:2010年度にNICEが頂いた寄付金額:910万4319円)

* クレジットカードでの寄付も可能です。以下をご参照ください。
 http://www.nice1.gr.jp/donation
  銀行振込の場合は以下となります(お手数ですが、振込人のご指名の後に「シエン」と加えて
 頂くか、またはメール・電話でお名前と「支援アクション寄付」であることをお知らせ下さい。)
 【三井住友銀行 新宿通支店 普通口座 7838791(口座名:ナイス)】

1-3.特別ワークキャンプへのボランティア予備登録

 NICEでは被災地域・周辺でのワークキャンプを計画中です(以下2-1参照)。
正式なお申込は4月初頭に募集案内を発表してからになりますが、活動参加を希望する
方はこちらまでメールを頂けましたら、募集案内が出来上がり次第、お知らせ致します。



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2)実施・企画中の特別アクション

2-1.緊急協力(4月~6月):被災地域・周辺でのボランティア活動

 NICE NICE NICEは各地の共催団体と連絡を取り続け、以下の先遣隊を派遣することとなりました。
定期的にボランティアを派遣するプログラム(ワークキャンプ)を実施する予定です。
3月25日 :福島県会津若松市(代表 開澤真一郎、理事 吉本紀子)
3月29-30日:岩手県陸前高田市(開澤、事務局長 上田英司、中長期ボランティア事業部長 井口育紀)

< 現段階での活動イメージ(まだ決まっておりません) >
① 福島県会津若松市:避難施設で必要なことを何でも(例:炊き出し、清掃、物資運搬、子ども・
 お年寄り・障がい者等のお手伝い、余暇活動の企画、希望する方と森や畑の手入れ?)
② 岩手県陸前高田市:上記に加えて、地域で必要なことを何でも
 
③ 宮城県栗原市:被災地支援に駆け回る自然学校職員の後方支援で、自然学校運営の
 様々なお手伝い(例:馬の餌やり、農作業)

* 交通費と食費は自己負担になる見込みです。
* いずれも1~2週間を最小単位で受け入れることになるでしょう(長期歓迎)
* 外国人ボランティアでも参加可能な時期・場所もあるでしょう(基本は日本語話せる人)
* この他、「被災地とNPOをつないで支える合同プロジェクト」(つなプロ)、全国ワークキャンプフォーラム
 等とも連携した活動を検討中です。


 
2-2.緊急協力(3月~):被災地域からのホームステイ受入

 第一段階として、12,065人の会員(正会員・協力会員)と共催・協力団体及びご家族・ご友人の
間でのホームステイをアレンジしております。既に11名に登録頂きました!
場所・期間・条件等は双方の話し合いで決まります。受入が可能な他地域の方、ホームステイを
希望する被災地域在住の方は別途ご案内致しますので、こちらまでお気軽にお問い合わせ下さい。


 
2-3.復興協力(7月以降):ワークキャンプ(数日~数ヶ月)や個人型等

 NICEでは数年間以上の長期的なスパンで、被災地域の方々と共に復興に取り組みます。
森や田畑の再生、家屋や公共施設の修復、子ども達の教育やお年寄りの生活のお手伝い等、地域で
必要とされる仕事を数ヶ月間の長期ワークキャンプを中心に、数週間の国際短期ワークキャンプや
数日間の週末ワークキャンプ、個人ボランティアの派遣も組み合わせながら展開して参ります。
 上記の陸前高田市の他、会員や協力団体のネットワーク、更には 新たに活動を受け入れたい地域・
団体も対象にさせて頂きますので、受入・企画に関心のある方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。
行政・企業・教育機関・メディア等のご協力も欠かせませんので、宜しくお願い致します。


2-4.被災地からの更なる滞在受入(4月~ 
 2-2に続き、第二段階としては、より広範な方々を対象に、受け皿を用意していく計画です。
通常の事業への受入に加えて、被災地域の方々を対象とした特別事業(ワークキャンプ、ファーム
ステイ等)も行政・企業・NPOの方々と協力しながら、企画していきたいです。

 既に京都府宮津市・和束町、福岡県八女市等からも、数ヶ月単位で農作業等を行う代わりに
無料で宿泊・食事を提供する「ファームステイ」のアイデアを頂いております。
また既存の事業として、長野県小谷村、三重県名張市、島根県大田市、愛媛県伊方町でも
中長期ボランティアを受け入れております(こちらをご参照ください)
被災地域在住で興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。



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3)世界中からの励まし

 励ましの声は増え続け、本日までに計44ヶ国・72の国際ボランティアNGO(+個人多数)から、
励ましのメール・電話が送られてきました(その他、フェースブック等を通じても、多くのメッセージが
寄せられております)。翻訳の態勢が取れ次第、ホームページ等で紹介させて頂きます。

【アジア】モンゴル(MCE)、インドネシア(IIWC、DJ)、ベトナム(SJV、VPV)、
 韓国(IWO、KNCU)、中国(JIA)、台湾(VYA)、香港(HKIEd、VT)、
 フィリピン(EYES)、タイ(ST、DALAA)、マレーシア(SCI)、インド(RUCHI、FSL、SMILE)、
 バングラデシュ(BWCA)、スリランカ(SCI)、ラオス(PYC)

【欧州】アイスランド(WF、SEEDS)、フィンランド(ALLIANSSI)、アイルランド(VSI)、
 英国(UNA、CONCORDIA、VAP、LATTITUDE)、ベルギー(CBB、SVI)、フランス(SJ、
 CONCORDIA、UNAREC)、ドイツ(VJF、NIG、SCI)、イタリア(SCI、IG)、
 スペイン(COCAT、SVI)、ギリシャ(CIA)、トルコ(GEN)、ポーランド(SCI)、
 セルビア(YRS)、モンテネグロ(ZID)、エストニア(EST)、アルメニア(HUJ)、
 グルジア(LYVG)、ロシア(SFERA、PZ)、オランダ(SIW)、スイス(SCI)、スロバキア(INEX)

【アフリカ】モロッコ(JEC、CJN)、ケニア(KVDA、CIVS、PAMOJA)、
 ウガンダ(UPA)、タンザニア(UV)

【北中南米】カナダ(CJ、FFOB)、米国(VFP、VIS、SCI)、
 メキシコ(NATATE、VIVE)、エクアドル(FEVI)、アルゼンチン(SAS)

【国際団体】CCIVS、ICYE、SCIそれぞれの国際事務局
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