東日本大震災に対する、NICEからの発信と方針(第六弾)

第六弾 2011年7月1日

1)特別ワークキャンプ、気仙沼と水俣でも開催!
2)特別ワークキャンプ・中間報告(計1575人日)
3)ご寄付のお礼と募集
4)復興&疎開ワークキャンプの共催団体を募集
5)短期・グループで被災地でボランティアしたい方へ


<NICEの方針(詳しくはこちら )>
①10年(以上)続ける。 ②地域とつながり、地域主体で。③「支援」から「協働」へ。

 なお、この「発信と方針」は4月以降は月1回程度の頻度で、随時更新していく予定です。
第一弾(3月16日付)は、こちら English page (1st version on March 16th) is here!
第二弾(3月24日付) 第三弾(3月28日付) 第四弾(4月4日付) 第五弾(5月16日付) 
  
 ご意見・ご提案・ご協力など、nice@nice1.gr.jp(開澤)までご連絡下さい。

特別非営利活動法人 NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
代表 開澤真一郎  事務局長 上田英司  他専従職員一同
 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-14-401 NICE
 Tel 03-3358-7140  Fax 03-3358-7149  ホームページ http://www.nice1.gr.jp

* NICEは東日本大震災支援ネットワーク、新しい公共をつくる市民キャビネットにも
 加盟しております。こうした枠組みでも、他団体の協力も推進していく予定です。
* 行政、企業、メディア、教育機関等との協力も推進中なので、宜しくお願い致します。



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1)特別ワークキャンプ、気仙沼と水俣でも開催!

 以下のA)-C)の3ヶ所で活動しておりますが、宮城県気仙沼市と熊本県水俣市でも
開催することになりました。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

A)福島県会津若松市(4/4-9/4の2週間以上):避難施設での子どものケア等  ブログ
B)宮城県栗原市(4/4-9/18の1週間以上):自然学校で農作業等の後方支援
C)岩手県陸前高田市(4/11-9/18の2週間以上):瓦礫の除去、避難所のお手伝い等  ブログ
D)宮城県気仙沼市唐桑町(7/5-11の7日間):牡蠣の養殖の復活のお手伝い
E)熊本県水俣市(7/25-8/12の19日間):福島からの子どもキャンプの運営補佐

* A)~D)の4ヶ所では、10月以降も活動を継続する可能性があります。
* この他、岩手県釜石市や大槌町等でも、活動を行えるかもしれません。
* 10月~3月に日本・アジア・太平洋からのボランティアを集めて、これらの場所で
 6ヶ月間のワークキャンプを行う計画もあります。
 

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2)特別ワークキャンプの中間報告(簡易版)   
活動場所 ①岩手県陸前高田市 ②福島県会津若松市 ③宮城県栗原市
活動期間☆ 4/11~9/18(2週間以上) 4/4~9/4(1週間以上) 4/4~9/18(1週間以上)
主なワーク * 家や畑での流出物の片づけ、農作業
* 避難所の受付
* ボランティアセンターの運営手伝い
* 避難所での子ども達のケア(一緒に遊んだり、勉強をサポート)
* 週末の子どもプログラムの企画・運営手伝い
 自然学校のスタッフが被災地復興活動を行うための後方支援(自然学校の畑の管理や馬の餌やりなど)
共催団体 陸前高田市災害ボランティアセンター 特活)寺子屋方丈舎 くりこま高原自然学校
ボランティア
(-6/26)★
25人、計490日・人
*14~70日・平均19.6日
*19~40歳・平均26.2歳
*女性14人(56%)
51人、計889日・人
*7~77日・平均17.4日
*18~54歳・平均27.5歳
*女性31人(61%)
16人、計196日・人
*7~49日・平均12.3日
*20~65歳・平均30.8歳
*女性12人(75%)
 
☆活動期間:当面ボランティア募集中の期間。これ以降も延長して行う可能性も十分あります。
★ボランティア:3ヶ所合計で92人、計1575日・人(平均17.1日)。平均年齢27.8才・女性62%。
 
http://www.nice1.gr.jp/higashinihon-volu(ボランティア募集ページ)
http://ameblo.jp/ganbare-fukushima/(会津若松の活動発信ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nice_rikuzen(陸前高田の活動発信ブログ)

 
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3)ご寄付へのお礼と募集

  今回のアクション基金へ頂いた寄付・助成金が、7/1現在で815万0207円(約350名+3団体)になりました。内訳は、
☆個人単独寄付:125万3207円(47名)
☆団体寄付:150万円(Think the Earth)
☆ワークキャンプ参加:133万5000円(104名)
☆助成金:100万円(日本財団)、中央共同募金300万円
☆イベント:6万2000円(緊急ミーティング、NPO合同春合宿、震災カフェ、計約200名)
 
 貴重で多大なご支援に厚くお礼を申し上げます。
頂いたご浄財は現在、陸前高田での拠点整備(コンテナハウスの設置・借り上げ等)、活動に必要な器具・資材(一輪車、ヘルメット、安全靴等)、現地への交通や活動中の食糧への一部補助、職員やリーダーの交通等に充てられています。
(中間報告を現在集計中です。近日中にまとめて、発表致します)。
「10年は続ける」方針で今後も活動を展開して参りますので、更に多くの方々からのご支援を頂けますと幸いです。
こちらをご覧ください。


 
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4)復興・疎開ワークキャンプの共催団体を募集
子どもキャンプの共催団体
体内の放射能汚染を減らすと共に、子ども達に有意義な活動を提供します。チェルノブイリ事故の際も同種の活動が企画されました(現在、熊本県水俣市で第一弾企画が決定!)。
 
期間:夏休み、冬休み等(1~4週間)
場所:NICEが活動を行っている全国の開催地(子どもキャンプ開催実績のある地を含む)
内容:自然の中での遊びや生活、農作業体験、お祭りの手伝い、様々な学習活動等
対象:子どもを集められる福島県東部の地方自治体、NPO、ボランティア・センター等
ボランティア:主に20~30代の若者。人数や外国人の有無等は地域の希望によります。
費用:ボランティアの開催地までの交通費は、自己負担。子ども達の家庭の負担は極力抑えたいので、共に財源を探します。
 
 
新規ワークキャンプの共催団体
ワークキャンプとは合宿型のボランティア活動のことです。1920年に始まり、100ヶ国・3000ヶ所で開催、国連も支援しています。
 
期間:7月以降、2週間以上(最長数ヶ月間)
* 10年間は活動を継続する方針です!
場所:東日本大震災の被災地域
内容:田畑や森の再生、子ども達との遊び・教育支援、お年寄りの生活支援、建物の再建等
対象:被災地の地方自治体、被災地で活動しているNPOやボランティア・センター等
ボランティア:主に20~30代の若者。人数や外国人の有無等は地域の希望によります。
費用:ボランティアの開催地までの交通費は、自己負担。宿泊・食事を受入側に提供して頂けると助かりますが、応相談になります。

 

 
5)短期・グループで被災地でボランティアしたい方へ

 現在、職場・サークル等のグループで短期間ボランティア活動したい方々を対象に、
ご相談に乗っております。詳細は山口 GW@nice1.gr.jp まで
★場所:陸前高田市
★期間:7月下旬以降で基本的に移動も含めて3日間(またはそれ以上)
★内容:現地のその時のニーズによりますが、家や畑の片づけがメインです。
★宿泊:近隣地域の旅館や公民館など        

特別ワークキャンプからの報告