グリーン・プロジェクト3

Project 3. インド (Himachal Pradesh州のPatta)
 
受入団体  RUCHI (Rural Centre for Human Interests): 担当者:SINGH Dharamvir (事務局長) 
開催地  PattaはSolan地方の丘陵部にあり、住民は農業に生活を頼る。土地の斜面は急峻で、段々畑が広がり、土壌を保つ地表は狭い。住民の一部は日雇いで道路工事や他の建設作業に従事する。ヒンズー教徒の地域だが、どんな宗教・文化も尊重される。最寄りの大きな町・Baddiから20 km。
活動の背景  この地域は森林の消失と土地の劣化が人口爆発、持続性を考えない牧畜と灌漑によって深刻化している。気候変動も農業や生活に悪影響を及ぼしている。資源は十分にあるのに、教育と意識が足りないため、保全できていない。
 RUCHIはここの地域開発に30年間の実績があり、村人達のグループと水資源の管理事業を5年間行っている。住民達の環境への関心を高め、温室効果ガスの排出を減らしながら緑化を進めるのが目的に、また土壌を安定化するために多くの植林を道路沿いで毎年行っている。
 
主な作業内容 1.  速く育ち、土壌を保持する効果が大きい樹種を道路沿いとRUCHI事務局に植える。土砂崩れと土壌浸食が深刻化している、ので食い止める。
2.  RUCHI農場の果樹(グアバ、マンゴー、アムラ=インドスグリ)や玉ねぎ、生姜を手入れ。マルチング、雑草取り、剪定、有機肥料作り等の作業を行う。
2016年の実績  8/10-10/25に実施したSCC (気候変動を防ぐ地球ボランティア活動) 2016によって、Nim、その他の木を植え、約2,160 kgの 𝐂𝐎 𝟐   排出量を削減。
* 日本とインドのボランティア 2 名が、短期ワークキャンプも 3 回行いながら活動。
  
2017年の計画  SCC (気候変動を防ぐ地球ボランティア活動) 2017事業を7/4-9/25に5名のボランティア(募集中!)と住民で実施。削減量の目標は7,000 kgだが、本オフセットで集まる金額による。短期の国際ワークキャンプも7/10-22, 8/7-19, 10/2-14、日本との2ヶ国ワークキャンプを9/1-14に実施。