参加者プロフィール

名前
鈴木実万有さん
年齢
18歳・大学1年生
英語力
日常会話OK
参加プログラム
新潟県・小木(8月参加)
草刈り・祭でそば屋出展・太鼓演奏
 

▼草刈り

朝6時から9時、午後15時から17時まで森の草刈りをしました。
暑くて蜂が活動的な昼間を避けてのワークでしたが、それでもハードでした。
草刈り機を使って、自分より身長の高い草を刈りながら道を開拓しました。
きついワークでしたが、それだけに全長約2,000mの道を全て刈り終えた時の達成感は大きかったです。

 

▼そば作り

キャンプ前半は、夜にそば打ちの練習をしました。
そば粉を練るところから、のばして切ってゆでて盛り付けるところまで地域の人から教わりました。
最初は生地が割れてしまったり、上手く切れなくて太すぎる麺になってしまったりと、
そば作りの難しさを思い知りました。 でもそば屋を出店するからにはと、必死になって練習しました。
地域の人の励ましもあり、前向きに練習できました。
お祭り本番では3日間で890杯ものそばを売り上げました。
お客さんの「おいしかったです」という言葉は、私たちのパワーの源になりました。

 
 

▼太鼓

キャンプ後半は、毎晩太鼓の練習をしました。
実際叩いてみると、いかに大変であるかということに気付きました。
一番大変だったことは、自分がリズムを習得することではなく
なかなかリズムを覚えられない外国人メンバーにリズムを教えることでした。
チーム一体となって互いに教え合いながら太鼓を練習したことは、
間違いなくチームの団結力を高めたように思います。
たくさん練習したおかげで、祭りではメンバー全員が自信を持って太鼓の演奏ができました。
草刈りもそばも太鼓も、全て自分たちの手で何かに取り組むという貴重な経験でした。
来年もまた参加したいと思える充実したワークキャンプでした。

 
 

▼英語とコミュニケーション

「英語力よりも大事なのは積極的にコミュニケーションを取る姿勢」
私がこのことに気づいたのは、ワークキャンプ開始2日目でした。
日本人メンバーで連絡事項を日本語で共有した後、ちょっと冗談を言って笑いあっていた時に、
外国人メンバーに「英語で話してほしい。私も会話に加わりたいし、一緒に笑いあいたいから。」と言われました。
日本語が理解できずに疎外感を感じている外国人に対して、十分に配慮できていなかったことに気づきました。
この日以降、私たちは日本人同士であってもなるべく英語を使うことにしました。
英語が苦手な人もいましたが、身振り手振り、
表情など使えるものはすべて駆使して伝えようとしていたので、お互いに理解し合うことができました。
キャンプ後半では、外国人メンバーと日本人メンバーでそれぞれの国の言葉を教えたりと、
皆で国際交流をしながら言葉の問題を克服していきました。
言葉の壁を徐々に越えていくにつれ、私たちの結束力は強くなっていきました。
異なる言語や文化をバックグラウンドにもつメンバーでも、
言葉の壁を越えて意思疎通ができるということを身をもって知ることができたのは、貴重な経験でした。
ワークキャンプ最終日に、「積極的に日本語を教えてくれたり、英語で話してくれたり、
通訳をしてくれてありがとう。」と感謝されたとき、とっても嬉しかったです。
英語が流暢でなくても、あきらめないでコミュニメーションを取り続けて良かったなと思います。

 

▼準備お役立ち情報

●このワークキャンプで体験する「そば作り」「太鼓演奏」「小木観光」について
事前に知識を仕入れていた方が良いと思いました。初めてのことを英語で説明するは、難しいです。

●なくて困ったもの・便利だったもの 料理のレシピ

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