NICEの組織の仕組みをご紹介します。

組織のしくみ

 
総会  正会員で構成される、最高の意思決定機関。NICEの年度は1月1日開始なので、通常は12月後半に開催し、暫定の事業報告や決算、目標・方針や翌年・長期の事業・予算計画の議論・決定、役員の選任等を行う。
☆ 2023年は12/17に横浜市、名古屋市、福岡市の対面会場とZoom参加者、計33名が活発に議論や計画作り。横浜会場では前日夜の「国際ボランティア大賞・全国決勝大会」もつなげて開催。
☆ 事業報告や決算の最終承認は、3月後半の臨時総会(または総会に委任された理事会)で実施。

 
会員 ☆ 正会員:一般会員の中で希望者がなれる。一般会員の権利+総会での投票権や役員の被選挙権を持つ。
☆ 一般会員:年会費(3千円)有効な会員。総会やチームへ参加、活動提案、会報受取等の権利を持つ。
☆ 団体会員:年会費(3/5万円)有効な会員。総会参加、会報受取、活動紹介、事業開催等の権利を持つ。
☆ 協力会員:正・一般会員の経験者。時々情報を受取、NICEの活動・運営に対して様々な形でつながる。

 
(2020年の設立30周年記念祭より)
理事会  総会で選任された理事(任期:2年間)で構成され、年6回開催目標・方針・計画の原案を議論・作成して総会に提出し、総会での決定に基づいて、計画の具体化・修正・実行に事務局と分担・連携しながら携わる。
☆ 2024年1月現在、9名(理事リスト)。うち、2名(代表・事務局長)は専従職員も兼任。
☆ 理事でない専従職員も通常は参加して(投票権はなし)、議論や方針・計画作りに加わる。

 
監事  総会で選任された監事が定款に基づき、団体の活動・運営・経理等の執行状況をチェック
事務局  専従(有給フルタイム)職員、パートタイムや季節・時期限定の有給職員、ボランティア職員で構成され、総会・理事会の決定に基づいて、普段の活動・業務を活動チームと分担・協力しながら進めています。
事務局職員のご紹介(←クリック)

 
活動チーム  NICEでは活動・地域・分野ごとにチームを作って、会員が主体となり活発・積極的に活動しています!

<登録チーム(2024年1月現在、16チーム)>
① 週末チーム:各開催地の共催団体と共に、週末ワークキャンプを企画・運営。カッコ内は主なワーク。
 ●福島県いわき市(里山整備や子どもキャンプ) ●栃木県日光市(耕作放棄地の再生) ●埼玉県小川町(耕作放棄地の再生) ●東京都東久留米市(児童養護施設で遊び) ●神奈川県川崎市(里山で茅葺き小屋の再建) ●富山県氷見市(過疎集落で様々なお手伝い) ●石川県加賀市(住民1人の山村で、田畑の整備) ●福井県南越前町(過疎集落で様々なお手伝い) ●静岡県裾野市(森や畑の保全) ●大阪府富田林市(里山の手入れ) ●広島県呉市(被災地復興)

② 分野チーム:特定の分野に特化した広域的なアクションを展開。
* これまでにフェアトレード(ベトナムの女性が作るエコたわしの販売)、児童虐待対策(児童養護施設でのワークキャンプ、里親会活動の補佐)、気候変動防止(世界七夕アクションの推進)、難民(難民と共に過ごすワークキャンプを開催)等のチーム活動もあり。

③ 大学・学生チーム:大学毎または横断的に説明会や報告会を実施、大学周辺でワークキャンプを企画。
 ●NEXY(関西各地の大学生が集結) *これまでに函館教育大学、中央大学、慶應大学等も実績あり。、

④ 地方チーム/ ワークキャンプ盛り上げ隊:地方毎に、ワークキャンプや説明会、合宿を企画・運営。
 ●中部NICE(東海地方) ●京都NICE(京都府) ●九州NICE(九州地方)

⑤ 海外チーム:経験者が参加地域毎に、イベントの開催、現地NGOとの協力、参加者の事前準備をサポート。
 ●アフリカ *これまでにモンゴル、ベトナム、マレーシア、インドネシア等でも実績あり。

<登録チーム以外の主な担い手・活動グループ>
① ワークキャンプリーダー:毎年数十人が事務局・開催地と共に、各地のワークキャンプを準備・運営。
② リーダーサポーターズ:①の経験者が職員と共に訓練合宿を運営し、新しいリーダーを応援。
③ ぐろーまる:学生中心に、経験者達が主に広報(説明会開催・イベント出展・動画作り等)で活動。
④ LAMP運営委員会:中長期ボランティア経験者達が広報の推進や、これからの参加者の準備を応援。
⑤ ぼらいやー運営委員会:国際ボランティア・1年間プログラムの経験者達が、広報や新入生を応援。
⑥ WEST:アクティブ会員が集まって、イベントや活動の運営等、関西NICEの活動を全般的に運営
 
A) ワークキャンプセンター:各地方でワークキャンプ活動を推進する母体。現在、以下の4ヶ所が運営中。いずれも地域内各地のワークキャンプ共催団体やNICEの地方職員、担当職員で運営委員会を作って、運営。
① 北海道(2014年~):一社)HIF(北海道国際交流センター)と提携。
② 北陸(2014年~):NICE北陸職員が統括。
③ 西日本(2002年~):NICE関西オフィスが統括。近畿・中国・四国地方を統括。
④ 徳島(2017年~):特活)びざん大学と提携。徳島県西部総合県民局とも緊密に協力。
* この他、長野でも2019年に設立されたが、中心メンバーの事情等により、現在活動休止中。

B) 会計・税務事務所:NICEでは10年間以上にわたり、外部団体の脇坂税務会計事務所の会計ソフトを使いながら適正な管理のもとに、NPO法人会計基準に基づいて出納・決算を作成し、税務を執行。

C) 評議会:2007年より、様々な分野の専門家から助言・協力。現在は休止中。

D) ワークキャンプ応援人:NICE設立30周年記念祭を契機に、2020年に開始、141人が登録。

 

理事・監事のご紹介

氏名をクリックすると、更に詳細が見られます(宮本は準備中)。

氏名(旧姓) 役職 在住県 職業 理事開始 NICE入会
開澤真一郎 創設者・代表 神奈川 NICE専従職員 1994年 1990年
馬本友幸 副代表 京都 会社員 2006年 2002年
開澤(初田)裕美 副代表 神奈川 大学職員 1999年 1995年
井口育紀 事務局長 埼玉 NICE専従職員 2009年 2001年
林広美 理事 東京 会社員 1994年 1992年
山口紗矢佳 理事 広島 フリーランス 2012年 2007年
菊庵章史 理事 和歌山 会社役員 2017年 2011年
佐藤優成 理事 茨城 大学生 2019年 2017年
宮本啓示 理事 熊本 会社員 2023年 2013年
末吉和弘 監事 神奈川 地方公務員 2009年 1999年
上田英司 監事 東京 団体職員 2003年 2001年
 

馬本友幸

副代表

★現在の職業。学歴や職歴:会社員

★国際ボランティア活動の参加国:日本、香港、マレーシア、インドネシア、ケニア

★関心・経験の深い分野:●金融を通じた社会貢献●再チャレンジ可能な社会の実現

★主な資格・技能・得意技:●日本リスクマネジメント協会会員●各種金融関連資格等保有

★NICE・ワークキャンプにかける想い:ワークキャンプの推進を通じ、社会問題に対し考えるきかっけ、相互理解を深める機会の提供をできる限り多くの人に実施。よりカラフルでヘルシーな社会の実現に微力ながらも貢献していきたい。

開澤(初田)裕美

副代表

★現在の職業。学歴や職歴:大学職員

★国際ボランティア活動の参加国:日本、モンゴル、フィリピン、イタリア、メキシコ

★NICE・国際ボランティア界での主な実績:初代関西事務局長(2002年~2005年)

★関心・経験の深い分野:●地域づくり●子育て

★主な資格・技能・得意技:●国家資格キャリアコンサルタント●ボランティアコーディネーション力1級検定合格

★NICE・ワークキャンプにかける想い:自分と世界が繋がり、人生を豊かにしてくれるワークキャンプ、ぜひ多くの方に参加してもらい、カラフルでヘルシーな世の中にしていきたいと思っています!

林広美

理事

★現在の職業。学歴や職歴:会社員

★国際ボランティア活動の参加国:日本、デンマーク、ノルウェー

★NICE・ワークキャンプにかける想い:ワークキャンプやNICEを通じて知り合った人との繋がりは、学校や仕事で関わりあう人との繋がりと大きく違います。人生の大きなターニングポイントとなりえる国際ワークキャンプを、より多くの人に体験してもらいたいです。

山口紗矢佳

理事

★他団体での所属・役職(現職):トオラス(広報部門・人事部門)

★現在の職業。学歴や職歴:●司会・ナレーター(2003年~)●某クラウドファンディング社在籍中(2015年~)●某町老人クラブ連合会事務局長(2017年~)●ラジオパーソナリティー(2018年~)

★国際ボランティア活動の参加国:日本、韓国、フィリピン、ベトナム、タイ、カンボジア、インドネシア、インド、エストニア、イタリア、フランス、アメリカ合衆国、メキシコ

★NICE・国際ボランティア界での主な実績:グループワークキャンプ部門職員(2009年~2015年)

★主な講演・会議運営経験:リモートワーク研究会

★著作・執筆経験:『大学における海外体験学習』(子島進・藤原孝章編)第4章NGO(NICE)による国際ワークキャンプ―状況学習の観点から

★関心・経験の深い分野:●キャリアデザイン●反転学習●共創●自己組織化●オンラインコミュニティ

★主な資格・技能・得意技:キャリアデザイン学(修士)

★NICE・ワークキャンプにかける想い:皆さんは自分のことが好きですか?国際ワークキャンプで世界に目を向け磨かれた感性は、自分を再認識する上でとても大切な要素となります。かけがえのない経験は、あなたの人生の宝物になるはず。私たちと一緒に国際ワークキャンプのある人生を楽しみましょう♪

菊庵章史

理事

★現在の職業。学歴や職歴:会社役員

★国際ボランティア活動の参加国:日本、フランス

★NICE・ワークキャンプにかける想い:一緒にいる、一緒に笑顔になれるワークキャンプを通じてそんな瞬間を皆さんに届けたいと思っています。

佐藤優成

理事

★現在の職業。学歴や職歴:大学生

★国際ボランティア活動の参加国:韓国 、香港、インドネシア

★関心・経験の深い分野:異文化コミュニケーション

★主な資格・技能・得意技:トビタテ留学JAPAN第4期生

★NICE・ワークキャンプにかける想い:17歳の夏、ワークキャンプで訪れたインドネシア。これが初の海外経験でした。その一瞬一瞬が濃く、様々な出会いに溢れているワークキャンプに魅了されました。無限の可能性を秘めているワークキャンプをもっともっと広めていきたいです。

末吉和弘

監事

★現在の職業。学歴や職歴:地方公務員

★国際ボランティア活動の参加国:日本、モンゴル、インドネシア、タイ、オランダ

★NICE・国際ボランティア界での主な実績:広報部長(2002年~2008年)

★NICE・ワークキャンプにかける想い:自分がそうであったように、ワークキャンプを通じて、一人でも多くの人が、大きな世界に飛び出し、たくさんの人と出会い、新たなチャレンジをする、そんな後押しをしたいです。

 

上田英司

監事

★他団体での所属・役職(現職):●日本ボランティアコーディネーター協会 理事●狛江市市民活動支援センター 副運営委員長●国立青少年教育振興機構 評価委員

★現在の職業。学歴や職歴:団体職員

★国際ボランティア活動の参加国:日本、韓国、フィリピン、タイ、メキシコ

★NICE・国際ボランティア界での主な実績:NICE事務局長(2009年~2017年)

★関心・経験の深い分野:●ボランティアコーディネーション●企業ボランティア

★NICE・ワークキャンプにかける想い:1920年に始まったワークキャンプ。2020年はワークキャンプ100周年。国を超え、人と人との連帯を育み、平和運動を推進してきた実績は、非常に大きなものだと思います。