【活動報告】吉野川 NICE-17-073

17-073 吉野川

場所
徳島県徳島市
毎年8月の阿波踊り期間中は約130万人の観光客が訪れるが、阿波踊りの時期以外は閑散としており、活気づけていこうとする動きもみられる。
参加者
ボランティア 6人
うち日本3人、外国3人(イタリア、ロシア、メキシコ)/男性2人・女性4人
+住民多数
期間
2017年7月26日~8月2日
仕事
吉野川フェスティバルの準備、運営、片づけ
宿泊
共催団体の管理するシェアハウス
SDGs該当項目
 
持続可能な観光業・気候変動

 
ワークキャンプの背景

 NPO法人 びざん大学」「新町川を守る会」と共催、吉野川では3回目の開催。
びざん大学は「街そのものがキャンパス」をコンセプトに、徳島のまちづくりに携わる。徳島をもっと元気にしたいという想いのもと、徳島のまちを舞台に学ぶことを通して、出会い学びを楽しむ場づくりを行っている。徳島各地で、様々な授業を開催中。
 今回の「吉野川フェスティバル」は、当初は徳島市が運営していたが、市の予算削減のため中止の危機に。そこで新町川を守る会が引き受け、運営のための寄付金を募り、毎年主催。西日本での有数規模の市民祭りである。イベント期間中、会場にエコランドを設置し、ごみの分別やリユース食器使用の啓発運動を行い、環境に配慮した祭りの運営をサポートする。

活動内容とスケジュール

ワーク内容
①吉野川フェスティバルの設営・当日運営、片付け
②当日はエコランドの運営をし、ごみの分別やリユース食器使用の啓発
③イベント後のごみ拾いや、リユースカップの洗浄なども行う

  午前 午後
7月26日   集合・オリエン 交流会
7月27日 花ロード イベント準備 イベント準備
7月28日 吉野川フェスティバルにて
エコランド運営(ごみ分別)
カップ洗浄
7月29日 吉野川フェスティバルにて
エコランド運営(ごみ分別)
カップ洗浄
7月30日 吉野川フェスティバルにて
エコランド運営(ごみ分別)
フリー
7月31日 片づけ・ごみ拾い 片づけ・カップ洗浄 フリー
8月1日 徳島観光 徳島観光・ごみ拾い お別れ会・BBQ
8月2日 花ロード・掃除と振り返り 解散 フリー

様々な形で参加した協力団体・協力者の方々
*富田林の自然を守る会の方々(里山での作業のほか、交流会、ホームステイ、車の手配など)
*大阪自然環境保全協会、富田林市(後援・広報・援助など)
*富田林の自然を守る市民運動協議会
*地主さん(土地の使用、水の補充)
*ワーク場所の地権者の方々

本ワークキャンプの目的と成果

リユースカップ利用・ゴミ分別啓発を通して、地域住民の環境意識を向上させる

リユースカップの回収も日本人より、外国人がすることで快く回収に応じてくれたと感じる。外国人が日本でボランティアすることで、現地の人の興味・関心をより引き出すことが出来た。

フェスティバルの運営を支え地域活性化につなげる

準備や後片付けの人手がない時に、より重要な役割を果たせた。

世界中から集まったボランティアと国際交流を図る

言語に頼らないコミュニケーションで、地元の人との交流を皆が楽しんでいた。

今回の課題

大きな問題はなかったが、
☹特に外国人は、夏の日本の気候になれることが大変だったようだ。
☹フェスティバル日中には、ワークがない時間も多く工夫できる余地がある。

今後の構想

① 熱中症対策を徹底する。
② リユースカップ洗浄を空き時間に進めるなど、効率化を図ることで夜のワークの負担を減らす。
③ 今後もワークキャンプを続け、地域の方の環境意識の向上を目指す!

最新のプログラムは以下をチェック!

国内ワークキャンプ一

参加者からの声

本キャンプの良い思い出
😊 地域の方たちが温かかった!
😊 BBQが楽しかった!
😊 フェスティバルでは飲み物が飲み放題だった☆

 

本キャンプの悪い思い出
〇暑い!

キャンプリーダーより

おおらかで温かく、活気にあふれた徳島の人は外国人だけでなく、日本人でさえ虜にしてしまう。
このワークキャンプは祭り運営ということもあり、多くの「人」と関われることが一番醍醐味であるといえる。