世界遺産を守ろう

2014/07/11

世界遺産

 "世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。
世界遺産は、1972年の第17回UNESCO総会で採択された世界遺産条約(正式には『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約』:)の中で定義されています。"(日本ユネスコ協会連盟ホームページより)

世界遺産には3つの種類があり、有形の不動産が対象とされています。
文化遺産:顕著な普遍的価値を有する記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など
自然遺産:顕著な普遍的価値を有する地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地など
複合遺産:文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているもの

 "世界遺産は、基本的にその遺産がある国によって保護・保全されることが原則です。しかし、途上国などでは、世界遺産を将来にわたって守り、次の世代へと引き継いでいくための技術や資金、人材が不足している国もあります。"

 そこで私たちの国際ボランティアネットワークCCIVSではユネスコと協力して2008年から世界遺産保護を目的としたプロジェクトを世界各地40ヵ所以上で展開しています。例えば、ペルー共和国のチャン・チャン遺跡地帯 (C)は1981年に世界遺産登録をされましたが、1986年には危機遺産リストに登録され、徐々に破壊されつつある遺産の保護と啓発・教育活動を目的に国際ワークキャンプを開催しています。

201407111530_1-267x0-400x0.jpg 201407111530_2-300x0.jpg
*ペルー チャンチャン遺跡

201407111530_3-270x0.jpg 
201407111530_4-250x0.jpg
*中国 万里の長城

また日本国内でもNICEが特活)緑と水の連絡会議と共催をして、島根県にある石見銀山で世界遺産保護活動をしています。「石見銀山」は2007年に世界遺産に登録されました。中世の銀鉱山遺跡が良好に保存されてきたのは、日本の気候のもたらした「緑のタイムカプセル」のおかげだと世界的に評価されています。
ところが、近年の森林の管理放棄により竹ヤブが拡大・繁殖し、遺跡の景観をさえぎるだけでなく、石垣等の遺構を破壊し始めたことから、森の手入れを通じて貴重な世界遺跡を保全する市民活動が草の根レベルで取り組まれています。

201407111530_5-260x0-400x0.jpg 201407111530_6-300x0.jpg
*日本 石見銀山


●2014年 開催場所リストはこちら (英文)