【8/13-26】インドネシア Semarangでのグループワークキャンプ

2018/09/04

インドネシア Semarang でのグループワークキャンプ

団体名
杉並総合高等学校
形態
ワークキャンプ
場所
インドネシア Semarang
インドネシア中央Java、Semarang市。
参加者
ボランティア 12人
杉並総合高等学校 学生11名
NICEより1名
インドネシア人3名

+住民多数
期間
2018年8月13日(月)~8月26日(日)
仕事
孤児院で子供達の世話、衛生観念の向上
環境問題についての教育、ごみ問題への取り組み
宿泊
孤児院(Bahtera Kasih)。食事提供。寝袋必要


ワークキャンプの背景

Bahtera Kasih孤児院は、Semarang郊外のチークの森に囲まれた場所にあるプロテスタント系の孤児院。Garuda Jayaという名の幼稚園も運営。約50人の子どもたちが暮らしており、約半数以上が7才以下。子どもたちの勉強の場であると同時に、特に地域の人々にも開かれている。まだ小さな年齢の子が多いこともあり、子どもたちは主に普段の生活(服をたたむ、洗濯、掃除)などについて教えてもらっている。

 

活動内容とスケジュール

ワーク内容
①    子供達の世話
②   室内・室外でのアクティビティの企画・運営
③    衛生教育

  午前 午後
8/13   集合 GREATのオフィスにてオリエンテーション
8/14 ワークキャンプのスケジュール確認 ダンスの練習 ダンスの練習
8/15 社会活動として、地元の生徒と共に清掃活動 学校訪問の準備 地元の老人会に参加
8/16 学校訪問(1) マングローブの公園にて総括 ミーティング
8/17
*独立記念日
学校訪問準備 中間総括 学校訪問準備
8/18 衛生教育の準備 衛生教育に関する劇の発表 フリー
8/19 プチームビルディングのアクティビティ 学校訪問準備 勉強のモチベーションアップ活動
8/20 フリーデー(寺の訪問) フリーデー(マーケットの訪問) フリー
8/21 学校訪問(2) 洞窟観光 ミーティング
8/22 フリー 中間総括 室内でのアクティビティ
8/23 スマラン観光 アクティビティ準備 アクティビティ反省会
8/24 過去の経験者からのプレゼンテーション Farewell Partyについてのミーティング 孤児院へのドナーとの食事会
8/25 Farewell Partyの準備 孤児院の御両親との座談会 Farewell Party
8/26 清掃・解散    

様々な形で参加した協力団体・協力者の方々
*Bahtera Kasih関係者(子供達、御両親、インターン生、教師等)
*学校関係者(学校訪問先の生徒、教師等)

本ワークキャンプの目的と成果

劇を用いて衛生教育

手洗い、歯磨き、入浴などの日々の生活に密着した衛生に関し、言葉に頼らず劇を用いて指導を行った。劇を終えた後、実際に子供たちと一緒に食事を取り、食前に手を洗うこと、食後に歯を磨くことなど、インプットだけでなくアウトプットまで一緒に行うことが出来た。
劇に用いた小道具も子供たちに好評で、子供達自身がそれらを用いて衛生教育の劇を行っていたことから、子供達の理解がきちんと得られていたことがうかがわれた。

2度の学校訪問を通じた文化交流

独立記念日を祝する日の清掃活動に参加。現地の生徒身振り手振りで協力しながら、活動に励む。
習字・浴衣・ダンスを披露し、日本文化を紹介。また、日本の学校生活についてのプレゼンテーションを行うことで、インドネシアの学校生活とのちがいをより理解することが出来た。
校長先生からは、生徒が互いに身振り手振りでコミュニケーションを取ろうとしている姿を目にする事が出来て嬉しいとのお言葉を頂いた。

子供達とのアクティビティ

孤児院に到着した時から、子供達から暖かい歓迎を受け、アクティビティのない時間は言葉の壁など感じさせない様子で遊んでいた。また、こちらから企画したアクティビティに関しては、現地リーダーの協力を得ながら、総ての年齢の子供が楽しむことのできる内容を実施することが出来た。孤児院を発つときには、多くの子供たちが泣いて別れを惜しんでいた

最新の国際プログラムは以下をチェック!

国際ワークキャンプ一

参加者からの声

本キャンプの良い思い出
◎台湾ナイト ◎夜のおしゃべり
◎台湾・日本メンバーとの交流
◎地域の方々との話し合い
◎スーパー銭湯 ◎竹を切ったこと
◎自炊 ◎共同生活

 

本キャンプの悪い思い出
〇虫刺され 〇暑かった
〇寝不足 〇体調不良

日本人参加者エッセイ「一期一会」

私にとって2度目となるワークキャンプでした。前回は参加者の男女比が半々だったのに比べ、今回は9割が女の子だったり、日本で台湾人を受け入れる側ということもあり不安もあったけど、そんな不安はすぐにかき消されました!
とにかくまず今1番言いたいのが、参加したおかげでみんなと出会えたということです。作業中や休憩中、夜にもいろいろ話してお互いのことが知れたし、普段のことだけでなく将来のことまで深く語り合えたのもすごく大きなことでした!さらに朝昼晩のごはん作り、清掃、皿洗いとグループに分かれて日替わりで回していたので、チームで協力して頑張ることの大事さを学べたのに加え、チーム内でもとても仲良くなれました!この出会いは本当に貴重で、今回のキャンプだけで終わりにしたくないので、次は私がみんなに会いに台湾に行きたいなと思っています!

ボランティアの作業に関しては、農業耕作放棄地での草むしりや竹を切る作業だけでなく、どうすれば河内長野を活性化させられるのかアイデアを出し、地元の人たちにプレゼンもしました。アイデアを出していく中で、こんな発想あるんだ!とか私もそう思った!とか、国や文化によっての考え方の違いも感じたし、共通点もたくさんあるなとも感じました。また、英語での日常会話も、地元の方たちへの通訳も、普段ならなかなか経験できないこと。英語という言語のおかげでここまで深く関われたので、英語を使えば世界中誰とでも仲良くなれるのではないかと嬉しく思いました。

ワークキャンプ全体を通して、正直、経験者で上級生ということもあり、しっかりしなきゃというプレッシャーはあったけど、それが逆に良い意味で責任感を感じ、積極的にみんなに声をかけて行動できたなと思いました。今までリーダーのような存在とはほど遠い人間だったのに、みんなを引っ張ろうと思えるほど成長できたなと感じたのはこのワークキャンプのおかげなので、成長にも出会いにもすごく感謝しています!本当に参加して良かったなと思いました!!