【報告】ギャップイヤーフォーラム~日本版ギャップイヤーで社会を変える~

2012/07/17

【報告】
7月13日の夜から14日の昼にかけて行われた、ギャップイヤーフォーラム、
来場者は100名を越え、参加者の多くは学生など若い人たちでした。

実際に国際ボランティア1年間プログラムで旅をしながら幾つかの国際ワークキャンプに参加した学生や、
長期ボランティアでヨーロッパへ半年参加した若者、実際に休学中の学生もいたりと
ギャップイヤーを体現している人が多くみられたことが印象的でした。
また、秋田や沖縄からも泊まりがけでかけつけてくれた若者支援を仕事とする熱い方もいました!
他にも大学関係者の方はもちろん、中間支援の方、
さらにこれからギャップイヤーをとるという人(高校生も!)もいました。

プログラムの流れに関しては以下の通り写真のスライドをご覧ください。


※右矢印で画像がスライドします。

全体の印象では、
休憩中の登壇者への質問ラッシュや、交流会への参加者も事前の予想をはるかに
上回るほどで、みなさんまだまだ話し足りない様子でした。
交流会は夜な夜な続き、宿泊者も40人ほど、2日目のプログラムへは、30人ほどが参加と、
参加者のギャップイヤーへのモチベーションの高さがうかがわれました。

2日目にはフォーラムでインプットすることが多かった内容をそれぞれのコトバで
アウトプットする時間にしました。
1部は政策提言、2部はマイギャップイヤープランの作成。
2部では、経験者は自分の振り返りに、これから参加する人は多くの人からの刺激で、
具体的なプログラムイメージができたようです。

まとめ。今後もギャップイヤー推進に産官学民で連携していきます。
一緒に何か作りたいという方は下記まで、お気軽にお問合わせください!
----------------------------------------------------
このフォーラムへのお問合せは以下まで。
●問合せ先:NICE 山口 GW@nice1.gr.jp  tel:03-3358-7140
----------------------------------------------------

――――――――――――以下案内文――――――――――――
●開催日時:フォーラムのみ:7月13日(金)18:30~21:40
       合宿参加:7月13日(金)18:30~14日(土)12:00

●開催場所:国立オリンピック記念青少年センター センター棟 101 号室 (小田急線・参宮橋駅歩7 分)

●プログラム内容
新しい公共フォーラム2012 第7回(スペシャル合宿編) 
『若者・大学・企業・政府・NPO 大集合☆日本版ギャップイヤーで社会を変えよう!』

◆◆◆ギャップイヤーとは◆◆◆
「高卒後の1年間、国内外でボランティア活動や研修、留学等を行う、英国発祥の社会的慣習」です。
日本でも近年、「グローバル人材育成」や学習意欲の向上等への期待から、政府・企業・大学・NPO・そして
若者達自身に注目され、幾つかの先行事例からは様々な成果が実証されています。
「日本版」の構想では在学・在職中や就職・転職前の各段階、半年間~2年間のものも含まれています。
そこで今回、既に動いている、または関心のある各ステークホルダーの方々が集結し、
じっくり語り合って「日本版」の実施をぐぐっと進める場をつくりました。
◆◆◆ギャップイヤーとは◆◆◆

過去最大級の各界トップランナー集結!(敬称略)
《政府・政治》
  与党:鈴木寛(民主党国会議員。元文部科学副大臣)、野党:山内康一(みんなの党国会議員。経済産業委員)
  
小野保(文部科学省青少年体験活動推進専門官)、中島大輔(経済産業省産業人材政策室)
  長瀬慎治(UNV=国連ボランティア東京事務所 駐在調整官)
  青晴海(JICA=国際協力機構 スリランカ事務所長)
《教育機関》
  吉見俊哉(東京大学 副学長・大学総合教育研究センター長)、原田勝広(明治学院大学 ボランティアセンター長)
  
北見靖直(国立青少年機構 指導主幹)
《NPO/NGO》
  池田誠(北海道北斎交流センター事務局長)、池本修悟(市民キャビネット事務局長)
  開澤真一郎(NICE日本国際ワークキャンプセンター代表)、宇梶朋子(ICYE事務局長)、高橋諒(アイセック・ジャパン代表)
  
井出智子(Lattitude Global Volunteering日本マネージャー)
《企業》
  長谷隆((株)三井生命保険 企画部)、
須子善彦((株)BADO 代表取締役)
《推進機関》
  砂田薫(JGAP代表理事)、松下周平(Gapyear.jp代表)
《若者も》
  ★世界一周や長期ボランティアなどのギャップイヤー経験者多数集結★


* 総合進行 開澤真一郎(NVDA及び特活)NICE 代表。市民キャビネット 地球社会・国際部会長)
宇梶朋子(特活)ICYE 事務局長。市民キャビネット 地球社会・国際部会)
開場・受付 (18:00~18:30)
開会・基調スピーチ (18:30~18:50)
主催者挨拶:池本修悟(市民キャビネット 事務局長。ユニバーサル志縁社会創造センター 専務理事)
来賓挨拶:長瀬慎治(UNV=国連ボランティア東京事務所 駐在調整官)
基調スピーチ:鈴木寛(民主党国会議員。元文部科学副大臣)。

第1部:今までのギャップイヤー ~成果・課題をリレートーク~ (18:50~19:45)
☆政府:中島大輔(経済産業省産業人材政策室)
☆教育機関:原田勝広(明治学院大学 ボランティアセンター長)、北見靖直(国立青少年機構 指導主幹)
☆NPO :高橋諒(特活)アイセック・ジャパン 代表)、井口育紀(NICE 中長期事業部長)
☆受入団体:井出智子(Lattitude Global Volunteering日本マネージャー)
☆推進機関:砂田薫(JGAP代表理事)、松下周平(Gapyear.jp代表)
☆若者:須子善彦(株)BADO 代表取締役)、加藤カヨ(ICYE会員・国際協力団体勤務)

第2部:これからのギャップイヤー ~阻害要因の除去や望ましい形をパネルトーク~ (19:50~20:30)
様々なセクターからの代表者達が、会場との質疑も含めて話し合います。
☆山内康一(みんなの党国会議員。経済産業委員)
☆長谷隆(株)三井生命保険 企画部)
☆小野保(文部科学省青少年体験活動推進専門官)
☆吉見俊哉(東京大学 副学長・大学総合教育研究センター長)
☆池田誠(財)HIF 事務局長。市民キャビネット 地球社会・国際部会)

休憩時間=GAPイヤー見本市・活動紹介たいむ(20:30~20:40)
出展団体(更に2~3団体増える見込み)=NICE(国内含む90ヶ国で長・短期のボランティア)、
ICYE(40ヶ国で半年~1年間のボランティア)、BADO(旅する若者を応援)

第3部:産官学民連携のプラットフォーム作り ~ワークショップ~ (20:40~21:30)
具体的な推進・実行体制の組み立てを以下の分科会に分かれて議論し、全体会で発表して議論・完成!
アドバイザー:青晴海(JICA=国際協力機構 スリランカ事務所長)
A)どんな若者が参加?(活動する若者をどう選考・訓練・評価するか。基準・ルールやシステム)
B)どんな活動に参加?(NPO等の受入プログラムをどう選考・認定するか。基準・ルールやシステム)
C)活動後のフォロー!(大学や企業が若者達の経験をどう活かすか。基準・ルールやシステム)
D)全体の実行体制は?(プラットフォームの活動・組織・財政・人事等。広報・財政等、政府の役割)
+ 同時進行:見本市・相談たいむ(これから休学したい若者等が各ブースの経験者と自由に話せる!)

開会の挨拶 (21:30~21:40)
* 交流会(22:30頃~)を居酒屋と近くの公園で行いました。

第4部:アクション・プランづくり (14日09:00~12:00)
☆ 前日の振り返りから、政策提言にチャレンジ:『日本版ギャップイヤーで社会を変えるには!?』
☆ マイギャップイヤープランをつくる:これから休学・転職する若者達が経験者のアドバイスを聞き、組立。