【報告】 カンボジア Trapaing Sangkeでのマングローブ×子どもワークキャンプ

2016/09/13

カンボジアKampotでのグループワークキャンプ

団体名
愛知県立大学 国際ボランティアサークルRuff
形態
グループワークキャンプ
メンバー
■Ruffより ボランティア10名
■NICEより スタッフ1名
■カンボジア人 ボランティア2名
期間
2016年8月21日(日)-30日(火)
開催場所
カンボジア Kampot地方 Trapaing Sangke
内容
マングローブ林保全
キッチンの建設作業
英語・異文化交流授業

マングローブ林保全

マングローブに関する作業では、種の採取や苗のポット作り、種植え、また苗の植林などを行いました。水に浸かり、泥だらけになる作業でしたが、仲間と協力し、大自然の中で有意義なワークができたと思います。

キッチンの建設

コミュニティの新しいキッチンを建設するということで、柱を立てる作業から、一つ一つ手作業で行いました。日差しが照り付ける中、皆で力を合わせ、すべての柱を立て終えることができた時の達成感は今でも強く印象に残っています。

英語教育(国際異文化教育)

普段、十分な英語教育を受けられない子どもたちに、基礎的な英語を教えたり、日本の伝統的な遊びを体験してもらったりしました。彼らの積極的な学姿勢のおかげで、笑いの絶えない楽しい授業を行うことができました。  

活動中の写真

   
   

共催団体

CYA(Cambodian Youth Action)と共催。2015年夏に、ここでの2ヶ国短期ワークキャンプを初開催。CYAは2010年設立の国際ボランティアNGO。NICEとは様々な種類の事業で連携する。
この村の沖では、アジア開発銀行やベトナム企業による港湾の巨大な開発計画が進み、マングローブが減少、生態系・漁業も大きな打撃を受けている。住民達が主体となって、マングローブの植林を始め、CYAも2012年から協力している。

体験エッセイ

「本当に大切なもの」
 
大学生になったら、国際ボランティアに参加したいと思っていた私にとって、このグループワークキャン プは本当に魅力的で、参加を決めました。ワーク地であるカンポット州に到着した時の、期待と不安は忘れられません。ワークが始まったばかりの頃は慣れない環境に苦労したし、私達がしていることは本当に何かのためになっているのだろうか、と毎日戸惑いを感じていました。それでも1日のワーク後に、メンバー全員で共有した達成感と、1人1人の真剣さがこのキャンプを濃いものにしていきました。気付いたときには、一緒に汗を流して、大笑いしあった家族のような14人のメンバーと、いつも私達の心を穏やかにした自然、海、夕日のあるあの場所が大好きになっていました。整いすぎた環境で暮らすことの豊かさと貧しさを知り、最低限のものしかない環境だからこそ見えてくる本当に大切なものを知りました。この10日間は自分を見つめ、次の道を考える機会をくれました。キャンプを通して巡り合った全ての人に感謝しています。

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