金尾有見子さんの履歴書。

2012/10/02

金尾有見子さんの履歴書はこちらをご覧ください。

1.活動の満足度100%、やりがい度100%の数字に込めた思いは?
予想以上の収穫がありました。英語がそこまで得意でなかった自分にとっての挑戦であったし、そこで得た仲間との絆、そして経験はその後の人生のきっかけともなったと思えます。

2.国内の国際ワークキャンプを活動先に選んだのはなぜ?
海外はやはりはじめて行くのに一人で参加するのは心細かったというのが正直な理由です。英語もそんなに自信がなかったですし、その前のミーティングや現地の人々とも日本語の方が何かとやり易いかと思いました。

3.成長ダイアグラムについて教えてください。
それぞれどんな力をついたのか/つかなかったのかについて。


1)実務的な知識・スキル
英語のスキル。
正直ワークキャンプに参加するだけでは英語はすぐに上達しませんでした。
ただ、その後の仲間との交流を通して、英語学習へのモチベーションが保たれた事は確かです。
今はフランス語と奮闘中です!

2)人・社会とやっていける力
国内だけに精通している常識から、国際人と交流する事によってそれが異なる事に気づき、また違った見方が出来るようになりました。
社交的になるきっかけにもなりました。

3)自分でやっていける力
自分で決めて参加した以上は自己責任。物事を楽しめるかどうかは自分次第という事を知りました。

4)進路・目標
もっと世界を見てみたいという目標が出来ました。
それが旅行会社に就職したきっかけでもあり、その後の世界旅行、海外生活にも結びついています。

5)社会への考えや価値観
前述しましたが、沢山の国の人々の考え、価値観を知る事により、社会の尊重すべき部分、ゆがんだ部分が自分なりに見えました。というか、そういった事を考えるようになりました。今まで当たり前に思っていたことがそうでなくなったという事です。

6)その後の人生に活きた人脈
夫と出会った事でしょうか。

4.「日本音楽/文化の普及に努める」とありますが、具体的にどんな活動をされていらっしゃるのですか?
例えば今日はモントリオールの国立図書館のホールで(竹取物語)をフランス語にしたお話と音楽のコンサートがありました。
私はそこでかぐや姫として着物を着て、お琴と尺八に合わせて日本歌曲を披露しました。(写真有り)
こちらの方々は日本文化が新しく、とても興味を持って聴いてくれます。
他にも日本食や日本の禅、わびさびなどとても人気なのですが、たまに間違った解釈をされていて残念に思うこともあります。
そういったものをより深く知ってもらえるよう、まずはもっと私が海外からの視点で日本を知り、その上で活動していきたいです。

5.今後の夢や展望について教えてください。
日本音楽と世界の音楽を融合したオリジナルのコンサートをする!

6.最後にメッセージをお願いします。
まずNICEのみなさん、このような素敵な企画をして下さり、本当に有難うございます。私自身もワークキャンプに参加し、8年の年月が過ぎ、ようやくそれまでの期間を振り返る良い機会になりました。
本当にあっという間でしたが、あの時のワークキャンプでの体験が今の基盤となっています。
人生一度きり、思うがままに楽しみましょう!!!

2012年10月1日(月)メールにて回答をいただきました。