【2/10(土)~11(日)】奇跡の保全地区・岡上で週末ワークキャンプ・第2回!森でわくわーく小屋作りを開始&お楽しみ交流会(神奈川県川崎市)

2018/02/10

●開催日時:2018年2月10日(土)10時~11日(日)12時
*部分参加(最初~日曜朝、土曜夕方~最後など)も可能!申込時に参加可能な時間をお知らせください。

●開催場所:神奈川県川崎市

●活動内容・魅力
 川崎市北部の飛び地「岡上」は、大部分が「市街化調整区域」に指定されているため、森や田畑の緑が
別世界のように沢山残されています。その中の「梨子ノ木緑地」では、NPO・かわさき自然と共生の会
(ともいき)が毎月里山の手入れや環境教育の素晴らしい活動をしています。

 ただ茅刈りなどの作業が、シニア層中心の会の方々だけではなかなか大変なこと、新宿から30分なのに
魅力がいっぱい残される岡上をもっと知ってほしいことなどから、岡上に住む人々(NICE代表の開澤を
含む)で週末ワークキャンプをやろうかって話になりました☆
 そこで9月に日帰りで茅刈りを行い、11月に第1回週末ワークキャンプを開催して、地元の子ども・
家族達+各地から20人以上が参加、会の方や昔からの住民と素晴らしい交流・協働を生み出せました!

 緑地の真ん中に7年前に建てられた茅葺き小屋は、森に来る人たちの休憩場所として活躍しました。
森にある自然の素材を使いながら、防腐剤やセメントを使わずに自然に返せるように作ったので
土台が腐り始め、11月の週末ワークで解体しました。これから2年間くらいかけて建て直します。
 今回はマダケを切って屋根の骨組みに付け、乾燥させた茅を揃え直して屋根にふく作業を行います。
女性や子どもが参加しやすい作業も沢山あります。自然と共生の会の畑で「炭素循環」自然農法で育っ
た野菜も味わう、スペシャル交流会(下記)も楽しめます☆
みんなでわくわーくしながら創っていきますので、ぜひあなたも一緒にやりませんか!?

* 1月14日(日)午前にも日帰りワークをします(集めた材木を組み合わせて屋根の骨組みを作る。
 また付帯するベンチや机等の材料用に、近所からモウソウチクの切り出して運ぶ予定)。
 ここにも参加してみたい方は、開澤(nice●nice1.gr.jp。●を@に変えてください)まで!
* 企画メンバーで子ども達との「岡上探検隊」を率いる坪谷さん作の計画書を、一番下に抜粋します。
* キッズサポートのボランティアも大募集!(申込時にその旨お知らせください)
 炊事、交流会、作業の間、子どもを一緒に遊んだり、世話したり、危険を回避してくださる方。

 
(9月に行った日帰りワークより)


(11月の第1回。カヤを刈って束ねました。子ども達が最後に小屋を楽しんだ後、解体しました。)

 
(左:一品持ち寄りランチ。手作り&森の中で3倍美味い!右:子ども達と宿舎でサングリア作り☆)

【スケジュール(予定)】
○1日目:10日(土)
10:00~16:00 緑地でワーク
*ランチは各自持参、持ち寄りご飯も歓迎!んなで交換しながら一緒に食べましょう。
16:00~17:00 宿泊先の公会堂(予定)へ移動。休憩
17:00~19:00 交流会準備・クッキング。交代で協力家庭で入浴など
19:00~21:00 岡上のみなさん、参加者同士の交流会
22:00~ 就寝
○2日目:11日(日)
07:30~08:00 起床・朝支度
08:00~09:30 朝食・掃除
09:30~10:00 緑地へ移動
09:00~12:00 緑地でワーク
12:00            解散
 
【スペシャル交流会】
1.できるだけ岡上産の食材や自然にあるものを味わえる料理。
 外国人にお国料理を一品作ってもらう可能性もあり。
2.岡上・緑地・探検隊・NICEの活動についてのお話や
小グループに分かれて、岡上版SDGs(岡上・自分の住む所が2030年こうなったらいいなあという
地域デザイン作り)を絵も使いながら創り、全体で発表して話し合う。

●集合日時:2月10日(土)09:30
*集合時間に間に合わない場合は、開澤まで連絡した上で(連絡先は受入後にお知らせします)、
自力で梨子ノ木特別緑地保全地区へ(駅から徒歩約15分。分かりにくいですが)

●集合場所:小田急線・鶴川駅南口改札
*車で来たい方は申込時にお知らせください。

●解散時間:11日(日)12:00頃、現地で

●交流会会場・宿泊場所(寝床は畳か木の板です)

●持物:
・作業着(長袖・長ズボン・帽子・長靴か丈夫な運動靴)、帽子、軍手、タオル、レインコート
・マイボトルと作業中の飲み物、初日の昼食、酒・菓子・米・野菜等の差し入れも大歓迎。
・持参できる人は、鎌・のこぎり(持参できる場合、お知らせください)
・マイ箸、碗、お皿、カップ。必要であれば、虫除け、虫刺され対策
・宿泊の方は寝袋と下に敷くシート、防寒着、入浴する場合はその支度(近くの共同浴場か一般家庭の内風呂)
・Big smile!

●参加費:以下の合計(ワークは無料)
  交流会=1,500円(お酒を飲む場合)、1,000円(飲まない場合)。小学生は500円、乳幼児は無料
  宿泊=1,000円。小学生は500円、乳幼児は無料

●現地への行き方


● 申込み:
  国際ボランティア説明会

●お問い合わせ:NICE 代表 開澤 nice●nice1.gr.jp(●を@に変えてください。)
●申込締切:2月8日(木)
●親子参加:可
●英語での対応:可 

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岡上の茅葺小屋改修ワークキャンプ(合宿)計画 
 
[開催計画の経緯]  
 岡上の貴重な水源、里山風景の一翼を担う緑地を守るため、
樹木の伐採、加工したチップを炭素循環農法の畑へ還元する循環は、
緑地保全に関わるひとの大切な学びの機会です。
 
 適切な手入れをされたヨシやススキはよく育ち、上質な茅葺の素材になります。
定期的に刈り取り、茅葺に使うことで、ひとが暮らす里山の風景も保全されることを、
体験から知るよいチャンスなので、子どもたちや若い世代にも参加してほしい、
NPOのみなさんから、探検隊に提案をいただきました。
そこで、探検隊のこどもたちファミリーを中心に、関心のある岡上在住の
みなさんが関われるような工夫ができないか検討してきました。
 
 相談に応じてくださった岡上在住の開澤さんから、代表を務めるの国際NGO NICEが
主催する日本や世界各地で実施してきたワークキャンプで、作業ボランティアを
募れるかもとご提案いただきました。新しい試みですが、人手不足を助け、
岡上の若い世代にも参加しやすいワークキャンプを企画することになりました。
キャンプ以外の作業には、口コミでひとが集まってくる仕組みでスタートする予定です。
日程や工程は、NPOかわさき自然と共生の会代表・堂前先生と高橋さんが中心となって
調整してくださっています。
 
[ワークキャンプの目的]
 自生するヨシ、ススキを育て、刈り取り、活用した茅葺小屋を、定期的に建て替え
改修するNPOかわさき自然と共生の会の活動を支援します。
・ 中心となっているNPOかわさき自然と共生の会のメンバーの高齢化、人手不足を
サポートし、緑地の歴史をご存知の方から保全活動を受け継ぐ次世代を育てること。
・ ひろく日本各地の都市や集落で自然保護活動に携わるボランティアの方々を募り、
岡上の青・壮年層、こどもたちと一緒に緑地の保全活動を助けること。
・ 岡上在住、地に根をはってこどもたちのために協力したいという保護者世代や、
岡上が好きで集まってきた学生や青年層が繋がりを持つこと。
 
[ワークキャンプのねらい] 
・ 重労働でもある緑地の適切な手入れによって、水源や貴重な動植物、安全な遊び場が
確保されることを、岡上内外の関心がある方に知ってもらいたい。 
・ 岡上の良さ(飛び地で、農作耕地が豊か、古道や昔からのいいつたえ、
慣習やお祭りなどが残ること。顔見知りが町の安全性を高め、助け合いやモラルを
大切にした暮らしなど)を知っていただいたうえで、新しく移住してくる方や、
緑地保全に関わる若い方が岡上のみなさんと交流できる場をつくりたい。