リーダーでしか味わえない経験、
地域との深いつながりが生まれました!

名前
山岸亮太さん
性別
男性
所属
大学生
担当プログラム
日本・長野県立屋プロジェクト
インドネシア・トラジャプロジェクト
日本・大阪府河内長野プロジェクト
内容
現地の農業のお手伝い
伝統文化を守り、受け継ぐ

Q なぜリーダーを務めようと思いましたか?

地元の方々と深く関わることができるからです。今までやってきたリーダーは全て初開催のものでした。そのため、共催さんは初めての方が多く、NICE事務局の方も企画段階では関わりますが直接キャンプに来て一緒にワークをするわけではありません。そういった状況でリーダーを務めることによって、自分が中心となって積極的に地元と関わることができます。
また、インドネシアは個人的に好きなので、その好きな国の中で一から地元の人と事業を作り上げるところが魅力的だと感じました。

Q どのような活動が印象的でしたか?

インドネシアで初開催したワークキャンプは他のものとは違い、現地ニーズの把握・企画に一から関わることができました。そのため、地元の人々にインタビューをして話を聞きながらみんなで「伝統文化を守り受け継いでいく」というテーマを考えだしました。非常に自由度が高く、充実したワークキャンプでした。
日本での活動については、異文化の衝突をどう対処していくか考えたことです。例えば、障がいを持っている人が怖いという外国人ボランティアがいました。そこで、あえて障がいを持っている方と一対一でコミュニケーションを図る機会を無理のない範囲で設けました。最終的に、その外国人ボランティアがプレゼントをあげるようになるくらい二人が仲良くなった時はとても嬉しかったです!

Q 大変だったこと、辛かったことはありますか?

大変だったことは、ワークキャンプ自体というよりもその準備のモチベーション維持や、慣れない国でキャンパーたちが待ち合わせ場所に到達できるか心配になるということでした。とはいえ、キャンプ中大変なことがないというわけではありません。人数が多く、人種も異なるメンバーをまとめるのは大変な仕事です。日本人参加者も初めてで英語が話せない子がたくさんいると、自分が何とかしなければならないことが多かったりもします。しかし、食事の準備など会話以外の面において日本人特有の気遣いができる人が多いので非常に助けになりました。
リーダーは大変なことが仕事です。メンバーをまとめていくのはあたりまえの事なので、苦しいとは感じませんでした。周りのキャンパーたちも助けてくれます。頑張らなくてはならないのは、初めの二日間積極的にメンバーと関わり、明るく接することで良い雰囲気を作り上げていくことだと思います。

Q 必要なスキルや気をつけた方が良いことはありますか?

必要なスキルは精神力です。プライドを高く持つのではなく、素直に周りへ助けを求められる人、自分の非を認められる人が適していると思います。「頼りすぎじゃん笑」と思われるくらいの方がキャンパーも嬉しいものです。また、何でも良いので誰にも負けない自信のある得意なこと(例えば、語学や常に笑顔でメンタルが強いなど)を作ると皆ついてきてくれます。
気をつけた方が良いことは、人数の多いワークキャンプ雰囲気作りです。良い雰囲気作りの秘訣は、あからさまではなく全員にえこひいきをして、一人ずつ味方につけていくことです!

Q 何かリーダーを経験して得られたことはありましたか?

得られたことは主に二つあります。
一つ目は、人との繋がりです。地域の方やキャンパーなど多くの人と関われますし、キャンパー同士は忘れることがあってもリーダーの事は忘れないでしょう。
二つ目は、相手の気持ちを察する力です。人の気持ちを聞いたり、何も話していなくても表情で読み取ることができるようになりました。

Q リーダー経験はどのように活かされていますか?また、今後どのように活かしていきますか?

私は教育関係で働いているのですが、子どもを引率で様々な場所へ連れて行くことがあります。子どもは異文化で、表に出さない表情を内に秘めていることがあります。リーダー経験を通して、あまり話さない子どもでも感情を読み取れるようになりました。
また、初対面の人と関わる時にひるむことが無くなりました。自分から会話を切り開き、仲良くなっていくという癖がつきました。

Q 最後に、今後リーダーをする人にアドバイスやメッセージをお願いします

新しくリーダーをやる人たちが思っている以上に、ワークキャンプではリーダーの雰囲気が出ると思います。意気込みは皆持っていると思いますが、それだけではなく「帰りの日どうなっていたいか」というイメージを持って挑んだ方が良いです!ゴールのビジョンを持っていると、悩んだ時の指針になります。

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