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- Miwani Primary School -小学校で授業・HIV/AIDS偏見をなくす-
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- KVDA/10A
- ケニア
- 2023/10/02(月)~2023/10/23(月)
小学校で算数や英語の授業。蔓延するHIV/AIDSや貧困に対処できるよう、子ども達の学力向上を推進
国 | ケニア |
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コード | KVDA/10A |
プログラム名 | Miwani Primary School -小学校で授業・HIV/AIDS偏見をなくす- |
開催期間 | 2023/10/02(月)~2023/10/23(月) |
背景 | Miwani小学校は、北海岸マリンディ郡、Miwani村にある。この学校は、Maziwani Primary Schoolによって運営されているコミュニティ・スクール。地域社会と自治体の全面的な支援を受ける。Miwani小学校は158人の生徒と9人の教師で構成され、教師は子供たちを教育するために、非常に困難でひどい状況の中で働いている。 Miwani村はの人口は約1000人。人口が増加し、他の公立学校が遠方にあるため、学校が必要となり、2011年に設立された。自治体の協力のもと、いくつかの建物が建てられ、学校がスタートした。学校は村の中心部にあり、静かな環境と自然を満喫できる。しかし、ほとんどの地域住民が教育を受けられないため、その結果、多くの経済的困難と貧困に直面している。そのため、学校への支援は、彼らの生活上の困難を考慮すると、ごくわずかなものにとどまっている。このギャップを埋めるために、Mafanikio Community Based Organizationは、学校、地方政府、郡政府と連携し、学校インフラの改善、学習教材、国際的なボランティア活動や学校給食プログラムなどを提供することで、学習環境の整備に取り組んでいる。 KVDAの活動:子どもたちに算数、英語・理科の授業を提供、教育の遠足やタレントショー活動の企画。養鶏プロジェクト(管理・運営)の手伝い、および手作業。学校運営のサポート 【テーマ:ケニアにおけるHIVの偏見と差別について】 ●ケニアではHIV/AIDSの認知度が高いにもかかわらず、感染した多くの人々が偏見と差別にさらされている。AIDSに関する基本的な事実は知っていても、スティグマの問題に対処する最も深い知識は知らされていない人が多いことが、研究によって明らかになった。 ●ある報告では、HIV感染者を差別から守るための政策を持つ医療機関のうち、3分の1のみがその政策を実行している。人々は自分の状態を公表することを恐れ、近隣の人々に見られることを恐れて、HIVサービスを提供する医療機関を避けることがよくある。 ●ケニアでは同性愛は違法であるため、男性は、高いレベルのスティグマと差別に直面している。HIVが同性愛者のコミュニティーにどの程度影響を及ぼしているかを調べるには、同性愛者のための国勢調査が最も効果的。しかし、同性愛が違法である以上、その実態を反映した統計はとれないだろう。 ●貧困は地域社会における大きな問題であり、貧困はHIV/AIDSを、HIV/AIDSは貧困を促進するため、互いに直結している。そのため、両問題に対して多面的な対応が必要。 これらの問題はいずれも女性と若者に影響を及ぼす。そのため目標は、地域の人々が地域の問題に対処できるようにすること。貧困削減のために、女性や若者の経済的・社会的エンパワーメントを強化し、HIV/AIDSに対する意識を高めるための活動とリンクさせること。子どもたちの教育へのアクセスを向上させること。これらの活動は、農村コミュニティとその地域経済の強化に貢献する。 ●ボランティアは、地域の人々と一緒になって、このキャンプのテーマに取り組むことが求められる。地域社会の子どもたちの学力向上を図るため、より積極的な方法を考案する |
仕事内容 | ケニアにおけるHIVの偏見と差別がテーマのキャンプ。貧困とHIV/AIDSの問題解決に地域の人々と取り組む。貧困はHIV/AIDSを、HIV/AIDSは貧困を促進する。HIV/AIDSに対する意識向上させ、貧困を撲滅するために、地域の子どもたちの学力向上を図る。 <仕事内容と異文化交流> ・算数、英語、社会科の授業 ・子どもたちとスポーツ、ゲーム ・コミュニティーの会合への参加 ・地域開発 ・弱い生徒を特定し、その潜在的な長所に焦点を当てる ・現地の人々とともにプロジェクトのテーマ(HIV/AIDSの偏見と差別)を解釈 ※ワークは月曜日から金曜日まで、一日6時間 |
宿泊 | 学校の教室に滞在。非常に質素な生活環境。寝袋、マットレスを持参すること。課題開発に触れることを目的として、ボランティアは生活レベルを下げる必要がある。KVDAが食材を提供、ボランティアは交代で自炊。 水は湧き水があるが、飲み水にする場合、沸騰させるか、薬を入れること。飲み水はスーパーマーケットで購入可能なミネラルウォーターを推奨する。小学校にICTを導入するという政府の政策により ほとんどの教育機関では、国営電力網への接続が可能。そのため、ボランティアは電化製品を使用することができる |
場所 | ケニア南東部の旧海岸州マリンディ郡(Malindi County)。インド洋沿岸にあるマリンディ湾にある港町。空港出迎えは、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ(Jomo Kenyatta)国際空港。フライトの詳細情報を事前に知らせること |
企画 | KVDAは、有名なマサイマラ国立保護区など壮観な観光地への教育ツアーを、別途料金で提供している。ツアー情報の詳細は問い合せください |
追加登録費 | 300ユーロ(=約40,000円)は現金で現地で支払い。往復の空港送迎費を含む。プロジェクト地までの交通費は含まれない |
資格 | 高いモチベーションがあること |
備考 | 持参するもの:洗面用具、懐中電灯、サンダル、蚊よけネット、自国の国旗など。さらに、異文化交流の夕食会のために、自国の伝統的な食べ物、調味料、飲み物、ゲーム、自国の音楽を持参することをおすすめ <オリエンテーション> 10/2にナイロビのNairobi South YMCA Hostel で行われ、ボランティアはNairobi South YMCA Hostelで一泊(宿泊費は補助金でまかなわれる)。10/3の朝、チームはプロジェクトに向けて出発する。 プロジェクト開始から1ヶ月前までに申込み必要。キャンプの公用語は英語。キャンプでスワヒリ語や他の言語を学べる可能性あり |
募集人数 | 20人 |
主催者・支援機関詳細 | 1962年設立のNGO、Kenya Voluntary Development Association。ボランティア活動を通じ、異文化教育、国際平和、相互理解・連帯、持続可能な開発を進める。ワークや運営が充実していないことが時々あり、柔軟性・適応力が必要。 オリエンテーション費用、空港からナイロビ市内の送迎、ナイロビ市内から開催地までの送迎が含まれます。希望者には国立公園などへの3,4日間のツアーあり(別途費用)。初日にオリエンテーションを行うため、前日までにナイロビに到着することをお勧めします。 |
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