• 中長期ボランティア
  • KVDA/MLTV/2023/10
  • ケニア

アカデミーの未来をつくる

ケニア
コード KVDA/MLTV/2023/10
プログラム名 Nyabosongo Bena Academy - アカデミーの未来をつくる
背景 Kenya Voluntary Development Association (KVDA)は、1962年ワークキャンプ組織として発足。1993年、NGOとして登録された。設立以来、50,000人以上の国際ボランティアを受け入れ、持続可能な開発に取り組んでいる。

<Academyの概要>
Nyabosongo Bena Academyは、2005年に23名の生徒でプレスクールとしてスタート。現在では、女子生徒149名、男子生徒197名、プレスクール147名の計346名の生徒が在籍する。教師は全部で12名。学校には8つの教室があり、ほとんどの施設はまだ建設中。学校は父母教師協会によって運営され、教師は教員サービス委員会に登録されている。


<Academy設立背景>
学校の設立は、2013年10月6日に亡くなった創設者のジョン・マゲジ・チャチャ氏による。彼は1970年代からボランティアや理事としてKVDAに積極的に関わり、後世に健全な遺産を残した。その遺志は、彼が情熱を注いだボランティア活動を通じて、ケニアのクリヤ地方に多大な影響を与え、繁栄している。

この施設によって、地域社会の持続的な発展が促進されることは間違ない。基礎教育へのアクセスや、アルコールや薬物などの深刻な問題への対処が急務となっている。また、女児教育、FGMのような反感を買う文化的慣習、10代の女児の早期妊娠といった問題にも取り組む必要がある。

Nyabosongo Bena Academyの設立は、コミュニティに影響を与える多くの課題を解決するために実現された。彼らの努力は、コミュニティの大多数の人々が教育を受けられるようにする必要性、アルコール、薬物、薬物乱用の深刻な問題、気候変動の現実、FGMや10代の少女の早期妊娠のような反感を買う文化的慣習を阻止する必要があるため。

<現地の情報>
地域住民の大半は小規模農家であり、自給自足の農業で生計を立てている。経済統計によれば、クリヤ(Kuria)地方は貧しいとされているが、広大な土地を含む天然資源に恵まれている。
アフリカで数少ない天然資源に恵まれた国であるタンザニアと密接な関係にあり、長い間十分に利用されていない土地もあるにもかかわらず、経済統計では貧しいとされている。

<活動内容>
生徒の教育的発達、スポーツやキャリア形成、指導とカウンセリング
仕事内容 小学生への教科・実技の指導 。スポーツ、ガイダンス、カウンセリング。女性性器切除(FGM)の問題への取り組み。教室を建設するための資金集め。KVDAへのプロジェクト報告書の提出
宿泊 ホームステイ。ボランティアは個室の利用が可能。その他の設備や食事はホストファミリーと共有。寝袋、マット、身の回り品などの持参をおすすめ。 KVDAはホストファミリーとプロジェクト費用に関する覚書を交わし、適切な手続きとチェックアンドバランスを行っている。
場所 ケニア南西部、クリヤ(Kuria)
集合場所 ナイロビにあるジョモ・ケニヤッタ国際空港(NBO)に集合し、KVDAがドライバーを指名して空港までピックアップ。 空港から15キロ離れたNairobi South YMCA Hostel まで車で移動し、プロジェクト参加前に宿泊する。
企画 ケニアには自然の壮大な観光地がたくさんある。有名なマサイマラゲーム保護区へのツアーから、地元コミュニティの名所への訪問までと、とにかく幅広い観光の選択肢がある。 このプロジェクトでも、自然に触れることを楽しんだり、アフリカ文化の中核をなす伝統的な生活様式に触れる機会を提供している。
追加登録費 250 EUR(募集時のレートでは約34,000円)/月。参加期間分をまとめて現地到着時に現金払い。1ヶ月間のみ参加の方は、300 EUR(募集時のレートでは約40,000円)を現地到着時に現金払い。往復の空港送迎費、オリエンテーションを含む。プロジェクト地までの交通費は含まれない。バス代は各自負担すること
備考 <オリエンテーションについて>                       
ナイロビのNairobi South YMCA Hostelで行われる。ボランティアはNairobi South YMCA Hostelで一泊してから、プロジェクトに向けて出発する 
                             
<メンター制度あり>
KDVAは、ボランティアと組織をつなぐ重要な役割を担う経験3年以上のメンターを派遣。
メンターは、ボランティアが真摯な態度で効率的に業務を遂行できるようにアドバイスや教育をしてくれる。問題解決、肯定的かつ非評価的なフィードバック、精神的なサポート、ボランティアの自己イメージと職業的成長を支援するためのカウンセリングなど提供。ボランティアを常にサポートする存在として利用されるが、ボランティアの日常業務に直接の関与はしない。

<申し込み期限>
申し込みは開始日より1か月前。

<水と洗濯について>
水はホストファミリーの家で湧水を利用できるが、水が少ないため常に保存することが重要。ホストファミリーとの協力すること。施設内には洗濯機はなく、衣服の洗濯方法を案内する。
募集人数 10人
主催者・支援機関詳細 1962年設立のNGO、Kenya Voluntary Development Association。ボランティア活動を通じ、異文化教育、国際平和、相互理解・連帯、持続可能な開発を進める。ワークや運営が充実していないことが時々あり、柔軟性・適応力が必要。
オリエンテーション費用、空港からナイロビ市内の送迎、ナイロビ市内から開催地までの送迎が含まれます。希望者には国立公園などへの3,4日間のツアーあり(別途費用)。初日にオリエンテーションを行うため、前日までにナイロビに到着することをお勧めします。

参加申込はこちら