参加者プロフィール

名前
井藤裕賀さん
年齢
27歳・公務員
英語力
何とか日常会話
参加国・プログラム
カンボジア(8月参加・超短期5日間)/TFC VS5
マングローブ植林、種の採取、苗づくり
参加メンバー
日本人15人・カンボジア人4人
 

▼カンボジア到着から活動先の村まで

空港付近のホテルで前泊し、ホテルからトゥクトゥクでCYA(現地の共催団体)のオフィスへ向かいました。
トゥクトゥクのドライバーは地図や住所が分からない人も多いようなので、自分でも道を理解しておいた方が良いと思いました。
オフィスでオリエンテーションやアイスブレイクを行い、
貸し切りバスで約4時間かけて、カンポートの村へ移動しました。
宿泊は村の水上バンガロー(3,4人部屋、共有シャワー有、寝袋不要)でした。

 

▼2日目

2日目の午前、村長の話を聞きました。
村を尊重し、自分のためではなく、村のためにボランティアワークをすることが大切だと感じました。
午後、船でマングローブ植林へ行き、種集めをしました。
腰近くまで水位があるので、濡れても良い服が必須です。
脱げにくいサンダル等があると便利です。
6~9月が雨季で、このキャンプでも毎日雨が降ったり止んだりしました。
日本の夏(東京や大阪)ほどは暑くありませんでした。
食事は基本的に自炊です。時間がないときは弁当のようなものの時もありました。

 

▼3日目

3日目午前、前日採取した種を培養ポットへ植えて苗づくりをしました。
泥まみれの作業が意外と楽しかったです。
午後、数か月育てられた苗を海へ植樹しました。
近くに景色のきれいな場所があり、水遊びや写真撮影を行いました。
ワークについては、村の人が指揮をとってくれます。
英語は通じませんが、愛嬌があり、写真が大好きな人々でした。

 

▼4日目

午前、振り返りと総括を行いました。
この日は夕食で日本食を振る舞うことになっていたので、午後はその準備をしました。
少しフリータイムがあったので、村の人とカフェに行きました。
このキャンプは全員で協力しあうことができましたが、
カンボジアメンバーのイニシアチブに頼りすぎていたことは否めません。
特にワーク以外の炊事や空き時間の過ごし方について、もっと積極的に提案すれば良かったと反省しています。

 

▼最終日

早朝からバスでプノンペンへ移動しました。
カンボジアメンバーの自宅に招いてもらったり、彼女が通う大学を案内してもらったりしました。
夜はCYA職員と夕食を共にすることもできました。
カンボジア人はとても優しく、明るい人が多かったです。


カンボジア全体に言えることかもしれませんが、
教育や公衆衛生等に関しては、まだまだ発展途上であると感じました。
今回お世話になった村でも、生活排水、下水処理、ごみの処分等について課題はあると思います。
ただマングローブを植え続けるだけでは、根本的な環境問題の解決にはならないと思います。
現地の人の考えを尊重することは前提の上で自分にできることは何か、
とても考えさせられるワークキャンプでした。

 

▼準備お役立ち情報

虫が多いので、虫除けスプレーを持って行くと良いと思います。
道路が整備されていないので、スーツケースは控えた方が良いです。
おつりが大量にリエルで返ってくるのでUS$1札を多めに持って置いた方が良いです。
環境に興味がある人、発展途上国に興味がある人、日本に息苦しさを感じる人にオススメ!

 

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