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- 体験談 インドネシア Citarum

参加者プロフィール
- 名前
- 林孝樹さん
- 年齢
- 21歳・大学3年生
- 海外経験
- 在住経験あり
- 英語力
- 日常会話に心配のないレベル
- 参加国・プログラム
- インドネシア(3月参加)/Citarum 川のゴミ拾いなどの環境活動
▼参加の理由
大学で環境に関する事を学んでいて、特に途上国の環境問題に興味があったので、このCitarumのワークキャンプに応募しました。
▼ワークの目的と実際の活動
ワークキャンプでの主な目的は地域住民の環境に対する意識を改善すること、
途上国の状況(種々のインフラ、衛生状態など)を生で見ることで理解することでした。
実際にワークキャンプが始まると、川のゴミ拾いやハンディクラフト作り、子供達への言語、
環境教育など 、様々なワークをメンバーや地元の方々と協力しながら毎日行いました。
目にするもの全てが新鮮で、自分の中では充実した楽しい時間が流れていきました。


▼ボランティアすることへの、疑問
あっという間にワークキャンプも終盤にさしかかった頃、僕の中でふとある疑問が湧き上がってきました。
自分達が行っていることは本当に意味があるのだろうか?
いくらゴミを拾っても数日後にはまた元通りかもしれない。
英語や日本語・環境に関することをいくら教えても子供達は一ヶ月後には忘れているかもしれない。
作ったハンディクラフトだって村の熟練したお母さん達なら、たかだか数日で作れる程度の量だったかもしれない。
そのような懸念がふと胸をついてき出てきたのです。
▼現地の人々が教えてくれた答え
その疑問・懸念を村の方にこの事を打ち明けるとこんな答えが返ってきました。
「確かに、実質的なワークの効果は思ったように得られないかもしれない。
でも君たち外国人がこの村でワークをすれば周りからの注目が集まる。ともすればメディアからの取材が来るかもしれない。
遠い国から来た外国人がインドネシアの小さな村でワークを行う
この事実が周囲を刺激し、大きなムーブメントを起こせるかもしれない。それは君たちにしか出来ない事だ。」
これを聞いて僕は思いました。
「確かに個々の力は小さいかもしれない。でもの僕たちにしか起こせない大きな大きな化学反応を信じて継続することが重要なんだ」と。
ボランティアの楽しさ、難しさ両方を学ぶことが出来た本当に貴重な体験でした。


▼生活環境や価値観
確かに日本に比べればインフラは整っておらず、不便に感じることもありました。
しかし人々は皆あたたかく親切で、金銭的な面以外にも大事にすることはたくさんあると学びました。


ある日のお昼ごはん 宿泊場所には蚊帳もありました
▼準備お役立ち情報
★言葉に関してのアドバイス英語は必ず勉強して行った方が良いです。
日本語でも日本人参加者とはコミュニケーションは取れますが、
現地の方が理解できないので、極力日本語は避けた方が良いです。
現地の子どもと交流する際に、現地語も多少分かると良いと思います。
(僕は現地語を勉強しなくて後悔しました…)
★持ち物のアドバイス 僕はバックパックで行きましたが、スーツケースでも問題なさそうでした。
