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インドでのワークキャンプ
【インド海外ボランティア】
- 名前
- 粟生裕紀子さん
- 性別
- 女性
- 年代
- 20代
- 属性
- 社会人
- 参加国
- インド
- プログラム名
- Sealdah/海外国際ワークキャンプ
- 期間
- 10/16-10/30
- 内容
- 英語教育
このボランティアした経験を一過性のものにはしたくない
私が参加した時期は、他のボランティアがいなくて私だけでした。初めは、私一人だけということもあって緊張しました。だけど現地スタッフの中心的な方が分かりやすいようにゆっくりと英語で説明してくれたり、子どもたちも一緒に歩くときにすぐに手を握ってくれたりしたのでほっとしました。子どもたちは会ったばかりでも懐いてくれました。
ボランティア内容はまず駅にいるストリートチルドレンを探して、連れてきて歯磨きと手足洗いの手伝いをします。その後、勉強を教える場所に子どもたちを連れてきて2時間ほど教えます。最後にパンやバナナなどの食料を配って、終わりになります。
子どもたちを教える場所といっても単にシートをひいた場所でいわゆる青空教室のような感じです。親と一緒に駅で暮らしている子どももいれば、子どもたちだけの場合もあります。だけど子どもたちの多くの服は毎日着ているので汚れており、なかには怪我をしている子どもがいたこともあります。服を洗ってあげたりすることもできたらいいのにと思いました。
ボランティアをしている最中に警察官が駅で暮らしている人々を、駅から追い払うようにしている場面を目撃しました。確かに駅で暮らすことは他の人の迷惑になるかもしれませんが、この人たちも駅に住むしかないから住んでいるわけです。根本的な解決をするわけでもなく弱者を追い払う姿には、インドの根深い問題を見たような気がしました。
2週間のボランティアではやれることも限られており、ベンガル語を私が全く分からないため子どもたちにうまく教えきれないときもあり、歯がゆい思いもしました。
多くの子どもたちは熱心に勉強に取り組んでおり、この子どもたちを本当の学校に通わせてあげられるような日がくればいいのにと切に思いました。
子どもたちは誰でも学ぶ権利があるはずです。
このボランティアした経験を一過性のものにはしたくないと思います。自分ができること、しなければいけないことを今後考えていきたいです。
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