【8/18-26】大阪府河内長野でのグループワークキャンプ

2019/08/26

大阪府河内長野市でのグループワークキャンプ

団体名
名古屋外国語大学宇治谷ゼミ
形態
フィールドワーク型ゼミ合宿
場所
大阪府河内長野市
大阪市内から約30分。滝畑四十八滝や岩湧山などの豊かな自然だけでなく、金剛寺や観心寺などの伝統的な建物も残る。つまようじの生産地としても有名。
参加者
ボランティア 16人
宇治谷ゼミより 学生10名 教員1名
NICEより1名
台湾人11名

+住民多数
期間
2019年8月18日(日)~8月26日(月)
仕事
歴史ある用水路の整備。石見川の沢整備。河内長野PR動画制作
宿泊
民家。自炊。寝袋必要
SDGs該当項目
 
まちづくり・陸の豊かさ

 
ワークキャンプの背景

 みんなの未来かいたく団(みんたく団)との開催。
農とは、安心安全な食の確保に不可欠であり、生きることの本質と密接に結びつく。しかし、農に必要な土地は、人口減少や若者人口の都市部への流出などにより、耕作放棄地と化し、全国で増加の一途を辿っている。耕作放棄地が広がることで、農地の持つ災害防止機能の低下や荒廃による周辺農地への悪影響を及ぼす。そこで、みんたく団では、河内長野市内の耕作放棄地を開墾し、農地として土地を再生している。また、畑や田んぼで農業体験イベントを開催し、地域の方々の交流の場としても活用。このような農的取り組みに加え、地域との協働や自分らしく生きていく居場所・出番作りを通じて、持続可能なコミュニティ、人々が生き甲斐を感じることができる社会作りを目指している。

活動内容とスケジュール

ワーク内容
①    歴史ある用水路の整備
②    石見川の沢整備
③    河内長野PR動画制作

  午前 午後
8/18     集合
8/19 市職員による河内長野紹介 動画制作講座 歓迎会
8/20 オリエン 農作業手伝い フリー
8/21 水路整備 フリー 台湾ナイト
8/22 木根館にて箸作り体験 つまようじ資料館、高野街道見学 フリー
8/23 中間総括 移動・農作業手伝い キャンプファイヤー
8/24 石見川の沢整備 移動 動画制作
8/25 動画制作 最終総括 動画鑑賞・送別会
8/26 清掃・解散    

様々な形で参加した協力団体・協力者の方々
*みんなの未来かいたく団の方々(各所での作業のほか、交流会、他団体との調整、車の手配など)
*河内長野市の方々(河内長野市のご紹介)
*寺ヶ池地区水利組合の方々(水路整備の作業ほか、食事・車の手配など)
*水の杜の方々(石見川整備の作業ほか、車の手配など)
*株式会社広栄社(つまようじ資料館案内、車の手配など)
*かわちながの観光ボランティア倶楽部の方々(高野街道のご案内)
*カフェ放送てれれ(動画制作の講義)
*木根館(箸作り体験、交流会参加など) *地主さん(土地の使用など)
*ワーク場所の地権者の方々

本ワークキャンプの目的と成果

日台のボランティアパワーで、地域の水路や河川の整備活動の応援

整備活動に対して合計約6時間×23人=138人時のワークを完了
 寺ヶ池と石川を結ぶ水路は、人々の生活が発展すると共に、17世紀に作られた。寺ヶ池周辺地域の住民の生活を支える、なくてはならない水路である。当時、現代のような機械がない中、人の手で作られ、今まで守られてきた歴史も学んだ。地域の小学校の社会の教科書にも載っている。また石見川は、AA類型という非常に高い水質を誇る一級河川。大雨や台風が原因で、岩などの堆積物が溜まることで、水の流れが悪くなっている箇所がある。沢を登りながら、人の手で地道に手入れすることが重要。

河内長野PR動画制作を通じて、地域の課題解決に向けた新たなアイデアを創造

活動や訪問場所を動画や写真で表現するだけでなく、地域の方々にインタビューをすることで、河内長野の魅力や地域社会が抱える問題発見に示唆を与える機会となった。

河内長野市民と日本・台湾の若者達が、友情・相互理解・連帯感を自然に深める

ボランティア作業やディスカッション、普段の生活(炊事、食事、洗濯、清掃、銭湯など)も共に過ごすことで、自然なコミュニケーションが生まれた。今後もメンバー同士の交流は止まない。

参加者からの声

本キャンプの良い思い出
◎台湾ナイト ◎夜のおしゃべり
◎台湾・日本メンバーとの交流
◎地域の方々との話し
◎スーパー銭湯
◎自炊 ◎共同生活

 

本キャンプの悪い思い出
〇虫刺され 〇暑かった
〇寝不足 〇体調不良

最新の国内プログラムは以下をチェック!

国内ワークキャンプ一覧