【8/8-21】福島県いわき市でのグループワークキャンプ

2021/09/26

福島県いわき市でのグループワークキャンプ

団体名
名古屋商科大学
形態
大学内公募型ボランティア
場所
福島県いわき市湯ノ岳
福島県浜通りの南部に位置する市。福島県内で最大の人口および面積を持つ。湯の岳は市の中心市街地から南西へ10km程のところに位置する。
参加者
ボランティア 12人
名古屋商科大学生 学生12名
NICEより1名

+住民多数
期間
2021年8月8日(日)~8月21日(土)
仕事
湯ノ岳山荘自然散策コースの整備作業。自然観察会やネイチャーゲームなどを実施してきた散策コースで茅刈りや下草刈りなど
宿泊
市の施設である湯ノ岳山荘。自炊。寝袋不要
SDGs該当項目
 
まちづくり・陸の豊かさ

 
ワークキャンプの背景

 いわきの森に親しむ会との開催。
 里山保全に取り組む「いわきの森に親しむ会」との共催。30~40年前にはどこにでもあった里山を再生し、市民が安全で気軽に楽しく利用できることを狙いとして、有志市民が集まり2001年に発足。森林整備班、農業班、木工クラフト班、企画班に分かれて、日々、森づくりや地域の子どもたちを対象とした自然体験プログラムなどを行う。国際ワークキャンプでは、会の活動に加わるだけでなく、会員のほとんどが60歳以上という高齢化が進む会に活気をもたらす役割も。2019年には子どもたちの遊ぶ場として、森の中に空中回路づくりも実施。2020年、2021年には中長期ボランティアの受け入れも行った。

活動内容とスケジュール

ワーク内容
①    森林整備班と一緒に自然散策コースの整備作業(草刈り、萱刈りなど)
②    農業班と一緒に無農薬野菜畑での草刈り
③    木工班と一緒にクラフト作業

  午前 午後
8/18     集合
8/19 市職員による河内長野紹介 動画制作講座 歓迎会
8/20 オリエン 農作業手伝い フリー
8/21 水路整備 フリー 台湾ナイト
8/22 木根館にて箸作り体験 つまようじ資料館、高野街道見学 フリー
8/23 中間総括 移動・農作業手伝い キャンプファイヤー
8/24 石見川の沢整備 移動 動画制作
8/25 動画制作 最終総括 動画鑑賞・送別会
8/26 清掃・解散    

様々な形で参加した協力団体・協力者の方々
*みんなの未来かいたく団の方々(各所での作業のほか、交流会、他団体との調整、車の手配など)
*河内長野市の方々(河内長野市のご紹介)
*寺ヶ池地区水利組合の方々(水路整備の作業ほか、食事・車の手配など)
*水の杜の方々(石見川整備の作業ほか、車の手配など)
*株式会社広栄社(つまようじ資料館案内、車の手配など)
*かわちながの観光ボランティア倶楽部の方々(高野街道のご案内)
*カフェ放送てれれ(動画制作の講義)
*木根館(箸作り体験、交流会参加など) *地主さん(土地の使用など)
*ワーク場所の地権者の方々

本ワークキャンプの目的と成果

日台のボランティアパワーで、地域の水路や河川の整備活動の応援

整備活動に対して合計約6時間×23人=138人時のワークを完了
 寺ヶ池と石川を結ぶ水路は、人々の生活が発展すると共に、17世紀に作られた。寺ヶ池周辺地域の住民の生活を支える、なくてはならない水路である。当時、現代のような機械がない中、人の手で作られ、今まで守られてきた歴史も学んだ。地域の小学校の社会の教科書にも載っている。また石見川は、AA類型という非常に高い水質を誇る一級河川。大雨や台風が原因で、岩などの堆積物が溜まることで、水の流れが悪くなっている箇所がある。沢を登りながら、人の手で地道に手入れすることが重要。

河内長野PR動画制作を通じて、地域の課題解決に向けた新たなアイデアを創造

活動や訪問場所を動画や写真で表現するだけでなく、地域の方々にインタビューをすることで、河内長野の魅力や地域社会が抱える問題発見に示唆を与える機会となった。

河内長野市民と日本・台湾の若者達が、友情・相互理解・連帯感を自然に深める

ボランティア作業やディスカッション、普段の生活(炊事、食事、洗濯、清掃、銭湯など)も共に過ごすことで、自然なコミュニケーションが生まれた。今後もメンバー同士の交流は止まない。

参加者からの声

本キャンプの良い思い出
◎台湾ナイト ◎夜のおしゃべり
◎台湾・日本メンバーとの交流
◎地域の方々との話し
◎スーパー銭湯
◎自炊 ◎共同生活

 

本キャンプの悪い思い出
〇虫刺され 〇暑かった
〇寝不足 〇体調不良

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