【10/23土-24日】日光の限界集落で人が集まる場所作り!Vol.2

2021/10/23

日光の限界集落で人が集まる場所作り!Vol.2

 

 

開催背景

せりざわ村みんなのキャンプ場と2回目の開催。
 栃木県日光市三依地区の芹沢集落。ここは江戸時代、会津から江戸への道の宿場町として人が集まり、その後林業で栄えた地域。多い時には2,000~3,000人ほどが暮らしていました。しかしながら現在では、燃料としての木材の需要が減り、林業が成り立たなくなって人は減っていきました。
 追い打ちをかけるように起こったのが2015年9月の関東・東北豪雨災害。川が氾濫し、この地域は道路が寸断され、孤立。地域の方々の懸命の復旧にもかかわらず、村を出ていく人も多く、三依地区の住人は300人を切り、芹沢集落は30軒ほどに。この自然豊かな集落は、過疎高齢化が進んだ限界集落となってしまいました。
 『せりざわ村みんなのキャンプ場』代表の内山さんは、とある取材をきっかけに出会った芹沢集落の方々の人柄と、その自然の美しさに心惹かれ、限界集落であるこの村の存続のために、何かできないか?と考えるようになりました。
 芹沢集落が誇るのは、やはり自然の恵み。地域・自然と共存し、互いに支えあってこの地域に貢献するようなキャンプ場をみんなでつくりたいと考えるに至りました。
このキャンプ場は、せりざわ村の人々、数人の仲間で手作りで作り上げています。関東・東北豪雨災害の傷が癒えつつある今、この地を盛り上げ、復興のシンボルにしたい。
 ここに来た人が、この地の魅力に気づき、「どうしたらここに住めますか?」そんな質問をしてくれる日を心待ちにしています。古き良き日本が代々受け継いできた里山の知恵を若い世代に伝え、現代メディアSNSを組み合わせたみんなでつくる開拓型キャンプ場を運営していくことを目指しています。
今年の6月に記念すべき第1回目の週末ワークキャンプを実施。2家族も参加し、みんなで賑やかに看板作りや地域住民との草刈り、道端の草刈り、ヤギのお世話などを行いました。
今回の第2弾もキャンプ場内で看板作りをメインに行います。紅葉も綺麗なシーズン。夜は焚き火を囲みながら秋の夜長を楽しみましょう。今後も定期的に開催予定です。 

 


ワーク内容

キャンプ場内の看板作り
集落内でゴミ拾い
放牧しているヤギのお世話なども。
※写真は前回開催時の看板を作成した時の写真。




スケジュール
○10月23日(土)
11:00 中三依温泉駅集合、移動
11:30 オリエンテーション、自己紹介、周辺案内、昼食
13:00 作業開始
16:00 作業終了
16:30 希望者は近くの温泉へ 18:00 夕食準備
19:00 夕食

〇10月24日(日)
8:00 朝食
9:00 ワーク
11:30 昼食準備、昼食、片付け
13:30 総括
14:30 解散

 

詳細(日時/場所)

●開催日時
10月23日(土)~24日(日)

●集合日時・場所
10月23日(土)11:00
野岩鉄道会津鬼怒川線 中三依温泉駅改札前


●持ち物
寝袋、1日目昼のランチ、マスク、アルコール消毒グッズ、お泊りセット、作業用の汚れても良い長袖・長ズボン・靴、帽子、雨具(少雨決行)、園芸用手袋(軍手でもOK)、防寒着、タオル、水筒/ペットボトルのドリンク

●募集定員
10人

●宿泊場所
キャンプ場でテント泊



●参加費
3,000円(当日現金回収)
※温泉の入浴代は各自負担

●申込:
国際ボランティア説明会
(※NICE会員でなくても参加可能です。申込フォーム内に「新規会員登録」と表示されますが、申込を行うためのID登録に相当するもので、NICE会員とは異なります)

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新型コロナウィルスの感染拡大に備え、
次のことにご注意・ご理解ください。


*新型コロナウイルスの感染状況によっては直前でも開催中止の判断となる可能性があります。
中止の際には別途参加者の皆さまへご連絡致します。
*前日~当日、ご自宅出発時、集合場所到着時の検温にご協力ください。
*マスクをご持参ください。お持ちでない場合は、事前にご相談ください。
咳エチケットにご協力ください。
*活動中、2m以上の間隔確保にご協力ください。
*発熱や軽度であっても咳・咽頭痛などの症状、
嗅覚や味覚に異常を感じた方は、ご参加をお控えください。
*14日以内に海外渡航歴のある方のご参加はご遠慮ください。
*その他活動中は、運営スタッフの指示に従ってください。
以上のことをよろしくお願いします。
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●お問い合わせ
メール:gs@nice1.gr.jp (NICE事務局 井口)