国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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人生80分の1の有効な寄り道に
1期生ベラ ぼらいやー活動報告
投稿日時:2010/04/21(水) 18:05
こんにちは!NICEぼらいやー担当の井口です。
ここ約1ヶ月、更新できていなくてすいませんでした。。。
ぼらいやーのみんなの近況報告、ぼらいやーに関わる情報を
しっかりと発信していきまーーーす☆
という訳で、3月に帰ってきた1期生の活動報告です。
こんにちは!ぼらいやー1期生のベラです。
ぼらいやーとして、世界を周って得たものは本当にありました。言葉で表現できること、出来ないこと、今自覚していること、きっと10年後ぐらいに自覚するかもしれないこと、人に話したいこと、自分の中に留めておきたいこと…。
![5492_1067598743858_1642750722_231303_7865216_s[1].jpg](http://nicevolyear.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_d3a/nicevolyear/m_5492_1067598743858_1642750722_231303_7865216_s5B15D.jpg)
(ワーク中のベラ 1@イタリア)
ぼらいやーを始めるにあたって私が最も楽しみにしていたこと、それは、たくさんの人と会って会話することです。想像してみてください!!一度の短期のワークキャンプで8人のキャンパーに会えるとしたら、1年で8人×参加したキャンプ数以上の、今まで会ったことのない人びとに会えるのです。またキャンプ中だけでなく、旅の途中にもたくさんの人に会うことを考えれば、その数は無限大です。予期せぬ出会いって、本当にわくわくどきどきするものです。私にとってぼらいやーはそんな経験が一挙に集った玉手箱でした。
今、私の玉手箱の中には、特に光り輝く物が2つあります。
1つは、ケニアのワークキャンプで逢ったオランダ人のAnnemarieです。
ケニアのワークキャンプは、水道・ガス・電気なしの3週間の生活で、地元の人がボランティアに期待するものが多く、自分の無力さを実感するキャンプでした。毎日のように、地元の住民からお金や物をねだられていたため、精神的に疲れきってしまった私は彼女に「私はここに何をしに来たんだろう。来たことで地元の人の物欲を掻き立てて、かえって良くなかったのではないか。」とよく愚痴ってしまいました。そんな時彼女は、「私はここに考え方の違いを伝えに来たんだと思うよ。確かに、労働力としてはあまり必要とされていないけれども、ケニアの物事の進め方(その日、その時になってから何をするか考える)と西洋の物事の進め方が違うってことだけでも知らせられたら、意味があることなんじゃないかな。」と言ってくれました。私は、ワークキャンプ中目に見える成果ばかりを求めてしまっていたので、彼女の考えはとても新鮮で、改めて私にワークキャンプの成果とは何かを考えさせるきっかけになりました。
![6776_111976393195_665293195_2441537_5471784_s[1].jpg](http://nicevolyear.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_d3a/nicevolyear/m_6776_111976393195_665293195_2441537_5471784_s5B15D.jpg)
(ワーク中のベラ 2@ケニア)
もう一人は、ヨルダンのワークキャンプで出会った、スイス人のCindyです。
彼女の口癖は「Why not?」と「Playing with fire.(火遊び)」でとても面白くて、地元人との恋に積極的な女の子でした。高校を卒業してから、チュニジアの大学で学んだのでアラビア語が堪能で、スイス人なのでドイツ語もフランス語もばっちりです。そして今度は英語ということで、去年の10月から、イギリスの大学院への留学が決まっていました。彼女はいつも自信満々に「私は将来、中東の問題を解決する第一人者になりたい。Googleで検索したら、トップで出てくるような。今まで私は、こうなりたいこうしたいと思って、突き進んでできなかったことは一度もないの。Ayako(ベラの本名) just go and do it!」と言い、医者になろうかなるまいか悩んでいた私を励ましてくれました。初めて聞いたときは、なんて野望的な人なんだと思っていましたが、何回も聞いているうちに洗脳されてきたのか(笑)、自分にその夢が見合うか見合わないかを考えるんじゃなくて、大きな野望を持ってそこに近付けられるようにがんばればいいんだ!と思えるようになりました。
彼女たちは、おそらく私にこんなに影響を及ぼしたことを気付いていないだろうと思います。それで全く構いません。私がこのぼらいやーから得た野望は、私のやっていること述べたこと、そして後ろ姿から、誰かの心を動かすということです。でも、私は誰かに影響を与えたかどうかしらなくていいんです。だって、そっちのほうが人生楽しいじゃないですか!!
ここ約1ヶ月、更新できていなくてすいませんでした。。。
ぼらいやーのみんなの近況報告、ぼらいやーに関わる情報を
しっかりと発信していきまーーーす☆
という訳で、3月に帰ってきた1期生の活動報告です。
こんにちは!ぼらいやー1期生のベラです。
ぼらいやーとして、世界を周って得たものは本当にありました。言葉で表現できること、出来ないこと、今自覚していること、きっと10年後ぐらいに自覚するかもしれないこと、人に話したいこと、自分の中に留めておきたいこと…。
![5492_1067598743858_1642750722_231303_7865216_s[1].jpg](http://nicevolyear.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_d3a/nicevolyear/m_5492_1067598743858_1642750722_231303_7865216_s5B15D.jpg)
(ワーク中のベラ 1@イタリア)
ぼらいやーを始めるにあたって私が最も楽しみにしていたこと、それは、たくさんの人と会って会話することです。想像してみてください!!一度の短期のワークキャンプで8人のキャンパーに会えるとしたら、1年で8人×参加したキャンプ数以上の、今まで会ったことのない人びとに会えるのです。またキャンプ中だけでなく、旅の途中にもたくさんの人に会うことを考えれば、その数は無限大です。予期せぬ出会いって、本当にわくわくどきどきするものです。私にとってぼらいやーはそんな経験が一挙に集った玉手箱でした。
今、私の玉手箱の中には、特に光り輝く物が2つあります。
1つは、ケニアのワークキャンプで逢ったオランダ人のAnnemarieです。
ケニアのワークキャンプは、水道・ガス・電気なしの3週間の生活で、地元の人がボランティアに期待するものが多く、自分の無力さを実感するキャンプでした。毎日のように、地元の住民からお金や物をねだられていたため、精神的に疲れきってしまった私は彼女に「私はここに何をしに来たんだろう。来たことで地元の人の物欲を掻き立てて、かえって良くなかったのではないか。」とよく愚痴ってしまいました。そんな時彼女は、「私はここに考え方の違いを伝えに来たんだと思うよ。確かに、労働力としてはあまり必要とされていないけれども、ケニアの物事の進め方(その日、その時になってから何をするか考える)と西洋の物事の進め方が違うってことだけでも知らせられたら、意味があることなんじゃないかな。」と言ってくれました。私は、ワークキャンプ中目に見える成果ばかりを求めてしまっていたので、彼女の考えはとても新鮮で、改めて私にワークキャンプの成果とは何かを考えさせるきっかけになりました。
![6776_111976393195_665293195_2441537_5471784_s[1].jpg](http://nicevolyear.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_d3a/nicevolyear/m_6776_111976393195_665293195_2441537_5471784_s5B15D.jpg)
(ワーク中のベラ 2@ケニア)
もう一人は、ヨルダンのワークキャンプで出会った、スイス人のCindyです。
彼女の口癖は「Why not?」と「Playing with fire.(火遊び)」でとても面白くて、地元人との恋に積極的な女の子でした。高校を卒業してから、チュニジアの大学で学んだのでアラビア語が堪能で、スイス人なのでドイツ語もフランス語もばっちりです。そして今度は英語ということで、去年の10月から、イギリスの大学院への留学が決まっていました。彼女はいつも自信満々に「私は将来、中東の問題を解決する第一人者になりたい。Googleで検索したら、トップで出てくるような。今まで私は、こうなりたいこうしたいと思って、突き進んでできなかったことは一度もないの。Ayako(ベラの本名) just go and do it!」と言い、医者になろうかなるまいか悩んでいた私を励ましてくれました。初めて聞いたときは、なんて野望的な人なんだと思っていましたが、何回も聞いているうちに洗脳されてきたのか(笑)、自分にその夢が見合うか見合わないかを考えるんじゃなくて、大きな野望を持ってそこに近付けられるようにがんばればいいんだ!と思えるようになりました。
彼女たちは、おそらく私にこんなに影響を及ぼしたことを気付いていないだろうと思います。それで全く構いません。私がこのぼらいやーから得た野望は、私のやっていること述べたこと、そして後ろ姿から、誰かの心を動かすということです。でも、私は誰かに影響を与えたかどうかしらなくていいんです。だって、そっちのほうが人生楽しいじゃないですか!!
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