障がい者との共同生活の中で、里山自然の新しい活かし方を実践!

開催場所 三重県名張市
分野 環境・農業・福祉
定員 1人
受入団体 赤目の里山を育てる会
 三重県初のNPO法人。大阪・名古屋の両方から交通の便(1時間弱)が良く、ゴルフ場開発や産業廃棄物処分場計画が地元に持ち上がるが、住民らの立ち木トラスト運動(立木を地主から買い取る)で進出を食い止めた。そのメンバーを中心に96年に会を結成欧米で盛んなナショナル・トラスト運動とも連動し、土地1 haを1口5万円の「みどりの基金」で購入し、自らが管理する保全活動に。障がい者の就労支援事業所の運営とともに、里山自然からの恩恵を活かしたキノコ栽培や着火剤販売も。
 短期ワークキャンプも毎年開催し、今年で18年目。毎年4回以上の国際ワークキャンプや台湾との2ヶ国ワークキャンプを受け入れる。
仕事 1) ナショナル・トラストの森林保全(散策道の整備、下草刈りや雑木林の手入れなど)。   刃物や機械を用いた作業あり(作業前講習有)
2) キクラゲやキノコの栽培サポート。キノコだけでなく、いがぐり(伊賀栗)による地域作りも。
3) 体験イベントの企画・運営、合宿受入対応や付き合いのある農家さんへのお手伝いも。
場所  紀伊半島中心部、奈良県境。大阪・名古屋から1時間弱、近鉄線・赤目口駅。赤目四十八滝へのハイキング客も多く、春は新緑、夏は涼しく、秋は紅葉、冬は氷瀑。
宿泊  エコリゾート赤目の森(ログハウス型)。食事は平日の昼は施設が提供。その他は自炊。Wifiの利用可能。
企画者・参加者の声  身近な自然である『里山』が関心をよんでいる。自然に抱かれて、人は長い長い間生活してきたことを思いやる。その繰り返しの中で、自分の生まれたふるさとの自然を心に焼き付かせ、大人になった時に思い出す「原風景」を培っていたことに気付く。自分が日本人だというアイデンティティーが生み出される場所が、里山だったというのである。(代表 伊井野雄二さん)
企画  NPO事業の運営方法。里山保全技術など。
こんな魅力 *里山保全に貢献できる
*ハードワークで心身研ぎ澄ませる