【8/6-12】ベトナムMai Chauでのグループワークキャンプ

2024/08/06

ベトナムBuoc村でのグループワークキャンプ

団体名
奈良教育大学・奈良女子大学
場所
ベトナムBuoc村
ハノイから車で約4-5時間。人口約315名が暮らす村。
参加者
ボランティア 22人
日本学生 8人 ベトナム5人 香港6人
大学教員 1人 NICEスタッフ 1人 ベトナムスタッフ 1人

+住民多数
期間
2024年8月6日(火)~8月12日(月)
仕事
ブタ小屋建て、地元の子どもたちとの交流
宿泊
高床式ゲストハウス。食事提供。寝袋不要
SDGs該当項目

教育

 
ワークキャンプの背景

Buoc村は中国南部から移住してきたタイ民族の暮らす、純粋な風景を残す小さな村。山々と緑に囲まれており、この自然環境のために村民は農業を頼りにしている。かつては川に隣接して居住し川の水を使って庭仕事をしていたが、雨季に山から下ってきた水で洪水が起こり全てを流してしまうため川近くで暮らすのは非常に危険。そのため、政府は住民がもっと高い土地へ移住できるよう援助し、木造の伝統的で永住可能な家屋を建設。2002年に新しいBuoc村が再建設され始めてから10年以上が過ぎ、最近では頑丈な家や舗装道路、電気といったものが全ての村人にとって基本的な生活環境となった。過去ボランティアパワーで各家庭に順番にトイレを建設してきた。今回はこの地域で冠婚葬祭で献上されるブタを飼育するためのブタ小屋建築。

活動内容とスケジュール

ワーク内容
①    ブタ小屋建設作業
②    地元の子どもたちと交流
③    日本文化紹介、国際交流

  午前 午後
8月6日    集合・移動オリエンテーション・村散策(地元の住民へワーク背景のヒアリング)・子どもたちとフットボール 歓迎会
8月7日 セメントづくり、ブロック運搬 子どもたちと折り紙、大繩遊び 振り返り
8月8日 ブタ小屋 壁づくり 子どもたちとゲーム交流/香港グループによる文化紹介 フリー
8月9日 ブタ小屋 壁づくり 川遊び/日本の文化紹介 香港グループ送迎会
8月10日 ブタ小屋 屋根づくり 日本食紹介(お好み焼き・焼きそば)/子どもたちと交流 ベトナム文化紹介
8月11日 ブタ小屋 床づくり 子どもたちと日本のゲーム大会 最終総括
8月12日 ハノイへ移動 解散  

本ワークキャンプの目的と成果

ボランティア間や住民との相互理解を促進する

ベトナム、香港、日本の3か国から集まったボランティアメンバー総勢22名。年齢も話す言葉が違っても、一緒に一つのワークをし、食事を共にし日々距離が縮まっていった。自由時間には各国の歌を歌いあったり、特技のギターを教えたり、ここに集まったボランティアメンバーと今しか味わえない時間の過ごし方を学生自らが特別のものにしていったようだった。

参加者からの声

◎レンガ造りの建物の構造やセメント作りについて学べた。
◎相手に伝えようとする気持ちを高めることができた。
◎自分の拙い英語でも聞いてくれようとする人が多く、帰国後も連絡を取り続けられる関係が作れた!