国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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池田文清さんの履歴書。
2012/08/16
NICEでの経験を活かし、海外勤務に挑戦。
池田文清さんの履歴書。
- 名前
- 池田文清さん
- 性別
- 男性
- 年代
- 30才(インタービュー当時)
- 属性
- 物流会社・海外勤務
- 参加国
- ネパール、タイ、フランス、インドなど

満足度が90%の理由は?

当然、全てのワークキャンプで100パーセントの満足度じゃないし、特に自分がリーダーしたワークキャンプなんかは、充実感はあったけど、もっとこうした方が良かった、とか、反省点も多いからね。概ね、満足という意味で、90%です。
活動のやりがい度が85%の理由は?
1番の質問と同じで、自分が求めていたワークだったり、予定と違うワークだったり、時にはワーク自体がなくて、ただの交流会のようなワークキャンプになってしまったり・・・。そういうワークキャンプも経験してきて、トータルで言えば、85点ということです。
21歳の国際ワークキャンプ@タイが初海外?
いいえ。17歳の時、イタリアに家族旅行したのが、初海外でした。ちなみに、タイのキャンプは3回目の海外経験でした。。。
国際ワークキャンプと中長期ボランティアを両方経験されている池田さん。それぞれの魅力って何でしょう?どう違うのでしょうか?
ワークキャンプって、ワークの種類にもよるけど、たとえて言うなら、打ち上げ花火のように、夜空に大輪の花を咲かせるようなもの(?)。2週間という決まった期間の中で、ある程度決められた作業をしながら、大輪の花を咲かせることができるように、みんなで頑張ること。最後、消えてなくなってしまうように、あまり形には残りづらい。長い年月をかけて、キャンプを行ったり、週末キャンプなどをやっていると、それは徐々に形に残っていく。(飯田週末キャンプのログハウス造りのように)
中長期ボランティアは、たとえて言うなら、蚊取り線香のようなもの(?)。派手さはなく、ただもくもくと自分の仕事をこなす。過程が長いので、時には火が消えてしまいそうな時もあれば、折れてしまうときもあるけど、長い期間をかけてゆっくりと自分の役割をはたしていく。最後燃え尽きてしまっても、灰となってその形を残しているのと同じように、結果がかたちに見えやすい。
大学を1年間休学しようと思ったのはなぜ?
国際ワークキャンプを参加していくにつれて、純粋に、もっと長い期間キャンプに携わりたいと考え、中長期ボラ参加を決意した。そのため、大学を1年間休学し、その中長期ボランティアに参加した。

帰国後もNICEの運営委員や理事になったということですが、関わりを持ち続けたのはなぜでしょう。
自分の得た経験は、何にも代え難い自分の財産になったから。そんな経験を、若者たちが、ただ「知らない」だけで、逃してしまうのは、もったいないと考えたから。
それから、自分が参加して初めて分かった、運営面での力不足もなんとかしたかった。事前の情報や、現地でのフォロー、帰国後の啓発など、「もっとあったら良いのになぁ」と思ったマイナス部分を少しでも減らして、次回以降の参加者の負担を軽くしてあげたい、と思った。
アルプス物流に就職を決めた理由は?
NICEでの海外経験をいかして、海外での仕事をやってみたかったことと、若い年齢から責任ある仕事を任せてくれるような会社だったから。

上海支店に転勤となった池田さん。これからの「夢や目標」はありますか?
物流という視点から、何か社会に役に立てることをしてみたいな、って思ってます。救援物資を運んだり、建設関係のお手伝いをしたり、医療を届けたり、そこで人が生活するためには、何かするためには、必ず物流というのが付いてくるはず。そんな時、誰かが困っているとき、役に立てる物流マンになりたい。上海はあくまでも通過点で、もっともっといろいろな経験がしたい。
座右の銘「努力は人を裏切らない」について
この字の通りです。時には例外はあるかもしれないが、物事ってとっても正直で、努力している人には、それなりの結果を与えてくれる。・・・と、信じている。
2011年9月1日(木) メールにて返答を頂きました。