日本なのに英語三昧!?
山村地域と外国人を結ぶ6週間の奮闘記

名前
上野理沙さん
性別
女性
年代
21歳
属性
大学生3年次終了後に休学
参加国
日本 栃木県益子町
プログラム名
JAVS/02 益子/国内中長期ボランティア
期間
1/24~3/1
内容
メインは竹林の整備と山を手入れして子ども達が遊べるスペースを創ること。他にも地域のイベントに参加したり、東日本大震災で津波の被害にあった、福島県いわき市に行って苗木を植えたり、若者支援にもネットワークがある受け入れ団体で、不登校やニートの方々と一緒に作業したり、そういう関係の団体へ見学へ行くこともありました。また、メンバーと共に地域の英会話学校へ行き、英語を学んでいる子どもとの交流プログラムも自主的に行っていきました。ボランティアワークを自分たちで創っていく、これも中長期ボランティアならではだと思います。

私はこれまでに海外で国際ワークキャンプと中長期ボランティアに参加してきました。今回参加した益子のプログラムは中長期ボランティアで、さらにワークキャンプ型というものでした。私はキャンプリーダーとして参加しました。まず、メンバー4人(ミャンマー、ベトナム、タイ、ラオス)は本当に個性的で色々な意味でおもしろいキャンプでした。しかし、『意見が出すぎる』、『個人の思いが強すぎる』、そういう意味で、メンバーをまとめていくことにとても苦労もしました。

また、グループが二つに分かれてしまい、メンバーから文句を言われたりもしました。自分自身も、『リーダーなのに一番英語ができない』、『意見や考えも平凡だし、何より全員と信頼関係が築けてない・・・』と、前半はどんどん自信を喪失していき、目に涙を浮かべながら1日過ごす日もありました。しかし、『このままではダメだ!!』とある時奮起し、スタッフさんにも助けてもらいながら、みんなの気持ちをシェアする機会を設けたり、いろいろ試行錯誤、挑戦してみました。すると段々とみんなが仲良くなってきたり、ワークも改善されていったり、自分自身も楽しくて仕方がなくなってきました。

その結果、後半は毎日みんなで笑ってばかりで、週1回の気持ちをシェアするミーティングも定着し、みんなのストレスも溜まらなくなりました。私達メンバーそれぞれのやりたいことや思いを引き出しやすくなりました。
参加者みんな、意識が高くて、意見を1つ募ると、100くらい返ってくるっていう感じで、常に問題意識を持っていて、彼らから学ぶこともたくさんでした。中長期ボランティアならではの長期間だからできる試行錯誤の結果、尊敬できる大好きな仲間となりました!

お役立ち情報、このプログラムならでは…

日本でも国際交流はできます。むしろ国内の中長期ボランティアとして求められることは、地域と外国人ボランティアをつなぐ役割です。外国人ボランティアに日本の様々なことを聞かれ、より日本のことを深く知ることができました。そして、長期間活動していた結果、活動場所が第2の居場所になり、就職活動がうまくいかなかったらうちにおいで~とまで言ってもらえました。実際、ここのプログラムは、活動後、この団体に就職した人が4名もいるんですよー!

まとめ(ボランティアのコトバ)

中長期ボランティアの魅力は、名前の通り、期間が長いこと。私はこれまで、海外で2週間のワークキャンプに何度か参加してきましたが、どれも毎日の生活やボランティアワークに慣れてきた頃に、終わりを迎えていました。それに比べて中長期ボランティアは、その土地にどっぷり浸かり、じっくり考え、がっつりボランティア作業に取り組むことができます。ぶつかった壁を、乗り越えるための時間があるのです!日本だから地元の人と日本語でじっくり語り合うことができ、他の参加者とも時にはぶつかりながらも、深いつながりをつくることができるのも魅力です。

あなたもこんな体験をしてみたいですか?最新のプログラムは以下をクリック!

ボランティアプログラムをさがす