国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●ガザでの即時停戦を呼びかけます。
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
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- 【活動報告】吉野川 NICE-17-073
【活動報告】吉野川 NICE-17-073
17-073 吉野川
- 場所
- 徳島県徳島市
毎年8月の阿波踊り期間中は約130万人の観光客が訪れるが、阿波踊りの時期以外は閑散としており、活気づけていこうとする動きもみられる。 - 参加者
- ボランティア 6人
うち日本3人、外国3人(イタリア、ロシア、メキシコ)/男性2人・女性4人
+住民多数 - 期間
- 2017年7月26日~8月2日
- 仕事
- 吉野川フェスティバルの準備、運営、片づけ
- 宿泊
- 共催団体の管理するシェアハウス
- SDGs該当項目
持続可能な観光業・気候変動
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ワークキャンプの背景
「NPO法人 びざん大学」「新町川を守る会」と共催、吉野川では3回目の開催。
びざん大学は「街そのものがキャンパス」をコンセプトに、徳島のまちづくりに携わる。徳島をもっと元気にしたいという想いのもと、徳島のまちを舞台に学ぶことを通して、出会い学びを楽しむ場づくりを行っている。徳島各地で、様々な授業を開催中。
今回の「吉野川フェスティバル」は、当初は徳島市が運営していたが、市の予算削減のため中止の危機に。そこで新町川を守る会が引き受け、運営のための寄付金を募り、毎年主催。西日本での有数規模の市民祭りである。イベント期間中、会場にエコランドを設置し、ごみの分別やリユース食器使用の啓発運動を行い、環境に配慮した祭りの運営をサポートする。
活動内容とスケジュール
ワーク内容
①吉野川フェスティバルの設営・当日運営、片付け
②当日はエコランドの運営をし、ごみの分別やリユース食器使用の啓発
③イベント後のごみ拾いや、リユースカップの洗浄なども行う
午前 | 午後 | 夜 | |
7月26日 | 集合・オリエン | 交流会 | |
7月27日 | 花ロード | イベント準備 | イベント準備 |
7月28日 | 吉野川フェスティバルにて エコランド運営(ごみ分別) |
カップ洗浄 | |
7月29日 | 吉野川フェスティバルにて エコランド運営(ごみ分別) |
カップ洗浄 | |
7月30日 | 吉野川フェスティバルにて エコランド運営(ごみ分別) |
フリー | |
7月31日 | 片づけ・ごみ拾い | 片づけ・カップ洗浄 | フリー |
8月1日 | 徳島観光 | 徳島観光・ごみ拾い | お別れ会・BBQ |
8月2日 | 花ロード・掃除と振り返り | 解散 | フリー |
様々な形で参加した協力団体・協力者の方々
*富田林の自然を守る会の方々(里山での作業のほか、交流会、ホームステイ、車の手配など)
*大阪自然環境保全協会、富田林市(後援・広報・援助など)
*富田林の自然を守る市民運動協議会
*地主さん(土地の使用、水の補充)
*ワーク場所の地権者の方々
本ワークキャンプの目的と成果
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リユースカップ利用・ゴミ分別啓発を通して、地域住民の環境意識を向上させる
リユースカップの回収も日本人より、外国人がすることで快く回収に応じてくれたと感じる。外国人が日本でボランティアすることで、現地の人の興味・関心をより引き出すことが出来た。
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フェスティバルの運営を支え地域活性化につなげる
準備や後片付けの人手がない時に、より重要な役割を果たせた。
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世界中から集まったボランティアと国際交流を図る
言語に頼らないコミュニケーションで、地元の人との交流を皆が楽しんでいた。
今回の課題
大きな問題はなかったが、
☹特に外国人は、夏の日本の気候になれることが大変だったようだ。
☹フェスティバル日中には、ワークがない時間も多く工夫できる余地がある。
今後の構想
① 熱中症対策を徹底する。
② リユースカップ洗浄を空き時間に進めるなど、効率化を図ることで夜のワークの負担を減らす。
③ 今後もワークキャンプを続け、地域の方の環境意識の向上を目指す!
最新のプログラムは以下をチェック!
参加者からの声
本キャンプの良い思い出
😊 地域の方たちが温かかった!
😊 BBQが楽しかった!
😊 フェスティバルでは飲み物が飲み放題だった☆
本キャンプの悪い思い出
〇暑い!
キャンプリーダーより
おおらかで温かく、活気にあふれた徳島の人は外国人だけでなく、日本人でさえ虜にしてしまう。
このワークキャンプは祭り運営ということもあり、多くの「人」と関われることが一番醍醐味であるといえる。