• 中長期ボランティア
  • UPA-MLTV18
  • ウガンダ
  • 1ヵ月以上

HIV/AIDS患者家族を支援するNGOで管理事務。カウンセリングや検査も

ウガンダ
コード UPA-MLTV18
プログラム名 KIYITA FAMILY ALLIANCE FOR DEVELOPMENT (KIFAD) HIV/AIDS患者家族を支援するNGOで管理事務
開催期間 1ヵ月以上
背景 Kiyita Family Alliance for Development (KIFAD)は、2001年に設立された、ウガンダ共和国ワキソ地区メンデ小郡Banda教区Bulabakulu村に本部を置く、地域密着型の先住民族/地域の非政府組織。HIV/AIDSの蔓延による影響を緩和するため、HIV/AIDSに感染し影響を受けている人々へのケアとサポートを強化することに注力している。また、孤児やエイズ患者(PLWHA)の家族が徐々に自立できるように対処する力を強化すること、効果的で持続可能なプログラムの設計と実施のためにKIFADの内部能力を構築すること、そして最後に、HIV/AIDSに感染し影響を受けている家族や世帯の食糧へのアクセスを、財政的な余裕が許す限り改善することを目指している。
【目的】
ワキソ地区の社会経済的に恵まれない人々、KP( 鍵となる人々)、MARPs(最もリスクの高い人々)が、資源に恵まれない環境で生活するための、総合的で、アクセスしやすく、受け入れやすい、救命のためのHIV/AIDS予防、治療、ケア、サポートサービスへのアクセス強化、促進。さらに、予防アプローチとしてのHIVカウンセリングと検査(HCT)へのアクセスを向上させ、HIV陽性患者を積極的にケアにつなげることで、救命のための抗レトロウイルス治療への早期アクセスの促進を目指す
仕事内容 KIFADは小さな組織だが、複数の市民社会組織とのネットワーク作りに力を入れているため、ボランティアに非常に良い学習環境を提供できる。

【ボランティアの役割と仕事】
管理業務。資金調達活動。地域活動のための資金調達手段・計画を立案。イベント企画、報告書作成、データ入力、コンピューター作業。プロジェクトのモニタリングと評価。戦略立案(主に経験豊富なボランティアーやる気のあるボランティアも可)現場での成功事例、教訓、ベストプラクティスの執筆。HIVカウンセリングと検査(HCT)、現場での影響評価。家庭訪問し、家族計画による避妊の重要性を説明。青少年に親しみやすいサービスを提供。保健、教育、衛生に関する意識向上 
<勤務時間>基本的に、8時~17時(月~金)だが、プロジェクトによって異なる場合があり、土日に働くこともある。(地域HIVカウンセリングと検査は主に週末に行われる)

【KIFADの活動内容】
<健康>
HIVカウンセリングと検査(HCT)。クリニックでの一般的な病気/感染症の治療。家族計画、予防接種、臨床検査、カウンセリング。健康情報管理システム。記録管理。ケアとサポート体制への紹介。フォローアップと家庭訪問。
<能力開発>
金融リテラシー・スキル・トレーニング。村の貯蓄貸付組合(VSLA)の促進。青少年のための職業技能訓練と見習い技能訓練。ライフスキルと子育て支援。食料安全保障と栄養トレーニング。ビジネスおよび収入創出活動技能訓練。
<戦略的パートナーシップ>
連携強化。ネットワーキングと協力。ロビー活動とアドボカシー。情報と知識の共有。コミュニケーションとナレッジ・マネジメント。  
 
【オリエンテーション】
到着後、UPA オフィスで 3 日間のオリエンテーションを受ける。主に歴史、文化、経済、政治状況、社会的側面など、ウガンダに関する情報を共有する。カンパラへの1日ツアーや、SIMカード、インターネット、銀行サービスなどの基本的な生活必需品を揃えるためのサポート、交通システムの仕組みを知ることも含まれる。さらに派遣団体や参加するプロジェクトの説明を受ける。
宿泊 UPAのゲストハウス(18名収容可能)、または、ホームステイ。ゲストハウスの場合、部屋はシェア。キッチン、バスルーム、トイレなど基本的な設備が整う。ホームステイの場合、ホストファミリーはUPAゲストハウスやUPAオフィスと同じ地域か、プロジェクトの近くで選べる。ゲストハウスとは違ったウガンダの文化に触れることができる。
場所 プロジェクト地のKIFADはUPAゲストハウスから約10キロ。プロジェクト地までの交通費は、1日往復Ugx 8,000(=約340円)。※公共交通機関のバイクタクシー(ボダボダ)利用
企画 ウガンダは自然に恵まれた美しい国。ボランティアは週末やプロジェクト終了後に休暇をとり、国立公園(ライオン、ゾウ、キリン、コブ、バッファローなど)を訪れたり、ラフティングをしたり、マウンテンゴリラを見に行ったり、ウガンダの太陽を楽しんだりすることができる。ウガンダの詳細→https://www.exploreuganda.com/
追加登録費 500 EUR(募集時のレートでは約85,800円)を現地到着時に現金払い。1~3か月分の参加費となる。一か月延長ごとに80 EUR(募集時のレートでは約13,800円)を前払い。費用には、ウガンダ到着時の空港またはバスターミナルからの出迎え、到着後のトレーニング(オリエンテーション)、ゲストハウスのメンテナンス、宿泊施設、水道、調理ガス、電気、台所用品などの運営上のユーティリティ、ホストファミリー代、プロジェクトの評価や管理費が含まれる。
備考 公用語は英語。KIFADのメンバーやスタッフほとんどが教育を受けているためコミュニケーションは容易である。すべての孤児やその家族が英語を上手に話せるわけではない。
※過去に以下の国からのボランティアを受け入れた実績有(フィンランド、オランダ、ドイツ)

【評価とプロジェクト終了後】
定期的に評価が行われ、ボランティアとプロジェクト成果のチェックがある。加えて定期的なボランティア・ミーティングがあり、派遣先やボランティアの健康状態などについて話し合う。何か心配事があれば、いつでもUPAオフィスに相談すること。プロジェクト終了時、ボランティアはUPAに報告書を提出し、そのコピーを派遣先に提出する。
主催者・支援機関詳細 UPAはコミュニティプロジェクト、ワークくキャンプ、ボランティア交流に取り組む青少年自主奉仕団体。UPAは1989年にウガンダの若者たちによって設立され、若者を動員してボランティア活動を通じて地域社会の発展に貢献することを目的としている。UPAは、カンパラ、ナンサナに全国事務局を置き、現在、ウガンダの7つの地区に8つの支部を持って活動している。UPAの活動の目的をボランティア活動を通じて、地域社会の発展、異文化間の協力、青少年の参加を促進すること。

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