• 中長期ボランティア
  • UPA-MLTV20
  • ウガンダ
  • 1ヵ月以上

HIV/AIDS孤児の生活支援・スラムや農村の家庭訪問

ウガンダ
コード UPA-MLTV20
プログラム名 KAWEMPE YOUTH DEVELOPMENT ASSOCIATION (KYDA) HIV/AIDS孤児の生活支援・スラムや農村の家庭訪問
開催期間 1ヵ月以上
背景 Kawempe Youth Development Association(KYDA)は非政府組織で、青少年が社会的、経済的、文化的スキルを身につけ、開発プロセス全体への参加を強化し、生活の質を向上させるための適切な枠組み提供を目的としている。KYDAの主な対象は、カンパラ郡カウェンペ地区とその周辺のワキソ地区の10~24歳の弱い立場にある子ども達や若者で、特に学校中退者、ストリートチルドレン、薬物乱用者、10代の母親、HIV/AIDS孤児、スラムの若者たちに重点を置く。そのため、KYDAはカンパラとワキソの2つの地区で活動している。
KYDAは、カンパラ市から5.5マイル離れたウガンダ中央部のKampala-Gulu 道路沿いに位置。この地域は、Luwero Triangle 戦争で避難民となった農民(主に賃金労働者)が、戦争の影響から逃れるためにカウェンペ県やワキソの周辺地域に移住しているのが特徴。ウガンダ北部での反乱、教育費の高騰、同業者の影響、母子家庭、家庭の貧困、育児放棄などの結果、ストリートチルドレンを受け入れるようになった。KYDAは1989年NGO委員会により非政府組織法に基づいて登録され、ワキソ地区のJinja ?Kawempe zone Aに本部、カンパラ地区カウェンペ地区のKawempe 1 and 111教区に支部を置いて活動している。

【目的】
子ども達や青少年、特に不就学児童に生活技能や職業技能を身につけさせ、彼らが自活できる、より良い生活を送れるようにする。
仕事内容 社会から疎外された青少年や子ども達と働くボランティアは、刺激的で困難な状況を経験する覚悟、このような状況にも対応できるオープンな心が求められる。

【ボランティアの役割と仕事】
HIV/AIDS孤児やその他の弱い立場にある子ども達への社会的支援。前向きに生きる子ども達やその他の弱い立場にある子ども達を家庭訪問し、食事の準備、掃除(衛生管理)、基本的な医療ケア、カウンセリングのサポート。組織開発とプログラミングに関連する事務作業。カウェンペのスラム街やワキソの農村部で、孤児のケア。ヘルストーク、トークショー、対話への参加、孤児たちが教育を受ける学校、プロジェクトの活動を支援する機関のオフィスなどでも時間を過ごす。子ども達のためのレクリエーション活動やリトリートの企画。音楽、ダンス、演劇。Kiganda Children for Change Projec(KYDAのストリートチルドレン・プロジェクト)に参加。子ども達に基本的な英語、数学、ライフスキルを教える、家庭訪問、募金活動、カウンセリング、報告書の作成、音楽、ダンス&ドラマ、ガーデニング、スポーツなども。
<勤務時間>9時~16時(月~金)※週末に活動することもある。その場合は平日の時間を変更する可能性有

【KYDAの活動内容】
職業技能訓練:洋服の仕立て、理髪、整備士、電気技師。ゲームやスポーツ、演劇などのレクリエーション活動を子ども達や青少年に提供。HIV/エイズに関する感染予防のメッセージを青少年に伝える。性的虐待を受けた子ども達に、行動変容セッションや法的支援などのリハビリテーション・サービスを提供。ライフ・スキルの訓練。弱い立場にある子ども達に職業スキルを提供。カウンセリング。孤児やその他の弱い立場の子ども達に、教育、衣服、食料、医療などの基本的ニーズを支援。擁護活動。予防的・治療的保健サービス。社会復帰後の子ども達の家族への再統合、つまり家族再会と再定住。HIV検査。Kiganda Children for Change Project:KYDAのストリートチルドレン・プロジェクト。庭作業。手工芸品のデザインと製作       

【オリエンテーション】
到着後、UPA オフィスで 3 日間のオリエンテーションを受ける。主に歴史、文化、経済、政治状況、社会的側面など、ウガンダに関する情報を共有する。カンパラへの1日ツアーや、SIMカード、インターネット、銀行サービスなどの基本的な生活必需品を揃えるためのサポート、交通システムの仕組みを知ることも含まれる。さらに派遣団体や参加するプロジェクトの説明を受ける。
宿泊 UPAのゲストハウス(18名収容可能)、または、ホームステイ。ゲストハウスの場合、部屋はシェア。キッチン、バスルーム、トイレなど基本的な設備が整う。ホームステイの場合、ホストファミリーはUPAゲストハウスやUPAオフィスと同じ地域か、プロジェクトの近くで選べる。ゲストハウスとは違ったウガンダの文化に触れることができる。
場所 KYDAは、カンパラ市から5.5マイル離れたウガンダ中央部のKampala-Gulu 道路沿いにある。KYDAはカンパラとワキソの2つの地区で活動。UPAのゲストハウスに滞在する場合、プロジェクト地まで公共交通機関のミニバスやバイクタクシー(ボダボダ)を利用でき、1日往復約Ugx 15,000(=約625円)。朝夕のラッシュ時のブワイズ町の大渋滞をやり過ごす忍耐力と寛容さも必要。またはカウェンペ交易センターのボンボ・ロードまで、徒歩で10~15分。                          
企画 ウガンダは自然に恵まれた美しい国。ボランティアは週末やプロジェクト終了後に休暇をとり、国立公園(ライオン、ゾウ、キリン、コブ、バッファローなど)を訪れたり、ラフティングをしたり、マウンテンゴリラを見に行ったり、ウガンダの太陽を楽しんだりすることができる。ウガンダの詳細→https://www.exploreuganda.com/
追加登録費 500 EUR(募集時のレートでは約85,800円)を現地到着時に現金払い。1~3か月分の参加費となる。一か月延長ごとに80 EUR(募集時のレートでは約13,800円)を前払い。費用には、ウガンダ到着時の空港またはバスターミナルからの出迎え、到着後のトレーニング(オリエンテーション)、ゲストハウスのメンテナンス、宿泊施設、水道、調理ガス、電気、台所用品などの運営上のユーティリティ、ホストファミリー代、プロジェクトの評価や管理費が含まれる。
資格 精神的に強い方。スラムや村の内外で、社会から疎外され、弱い立場に置かれ、ネグレクトされた積極的な子ども達や消極的な子ども達と接する準備ができている、刺激的で困難な状況を経験する覚悟のある方。子どもや若者と一緒に活動できる方。KYDAの活動のひとつ、ストリートチルドレン・プロジェクト(Kiganda Children for Change Project)への参加は、21才以上が望ましい(ストリートチルドレンとの交流の厳しさと特殊さを考慮して)。
備考 公用語は英語。KYDAのメンバーやスタッフとのコミュニケーションは、ほとんどの人が教育を受けているので簡単。しかし、すべての孤児や弱い立場の子ども達が英語を上手に話せるわけではない。※過去に以下の国からのボランティアを受け入れた実績有(ドイツ、オランダ、フィンランド、スウェーデン、日本、イタリア)

【評価とプロジェクト終了後】
定期的に評価が行われ、ボランティアとプロジェクト成果のチェックがある。加えて定期的なボランティア・ミーティングがあり、派遣先やボランティアの健康状態などについて話し合う。何か心配事があれば、いつでもUPAオフィスに相談すること。プロジェクト終了時、ボランティアはUPAに報告書を提出し、そのコピーを派遣先に提出する。
主催者・支援機関詳細 UPAはコミュニティプロジェクト、ワークくキャンプ、ボランティア交流に取り組む青少年自主奉仕団体。UPAは1989年にウガンダの若者たちによって設立され、若者を動員してボランティア活動を通じて地域社会の発展に貢献することを目的としている。UPAは、カンパラ、ナンサナに全国事務局を置き、現在、ウガンダの7つの地区に8つの支部を持って活動している。UPAの活動の目的をボランティア活動を通じて、地域社会の発展、異文化間の協力、青少年の参加を促進すること。

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