• 短期ワークキャンプ
  • NICE-24S-0615A
  • 日本
  • 2024/06/15(土)~2024/06/25(火)

日本一の梅の産地!世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」を次世代に繋ぐ!

日本
コード NICE-24S-0615A
プログラム名 田辺
開催期間 2024/06/15(土)~2024/06/25(火)
背景  秋津川振興会と共催、初開催。和歌山県田辺市とみなべ町は日本一の梅の産地。「みなべ・田辺の梅システム」として2015年に世界農業遺産に認定された。400年以上前に、梅林の周辺や急斜面の尾根付近に薪炭林を残すことにより、水源涵養や養分の補給、斜面の崩落防止等の機能をもたせ、梅の生産を支えてきた。また、薪炭林に生息するミツバチは梅の受粉を助ける機能も果たす。さらに薪炭林では、ウバメガシを原木とした最高級木炭である「紀州備長炭」を生み出すとともに、他地域には見られない、原木を早く再生できる薪炭林管理方法「択伐」を考案。しかし、この地域も少子高齢化や過疎高齢化の影響で、梅を中心とする持続的な農業も人手不足で危機に瀕している。国内外のボランティアに梅やこの地域の魅力を伝え、次世代に繋いでいくことを目的に国際ワークキャンプを開催。また、お米を中心とした豊かな日本食。副菜として梅の消費拡大についても一緒に考えていきたい。
仕事内容 自然に木からネットの上に落ちた梅の回収作業。
木になっている梅の手取り収穫・選別作業。
梅の加工作業のサポートにも取り組む。
宿泊 地域の公民館。寝袋不要。
場所  田辺市は、和歌山県中南部に位置する。和歌山県第二の都市で、和歌山南部の経済・産業の中心地でもある。熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であり、「口熊野」と称される。市の面積は1000 km?を超え、近畿地方の市では面積が最大。
企画 ホームステイ、地域住民と座談会、紀州備長炭の炭焼き見学、梅ジュース作り、炭琴体験
資格 地域を尊重する姿勢。梅農家さんと一緒に一生懸命働く意欲と体力。柔軟性が必要!
備考 世界農業遺産 みなべ・田辺の梅システム 
https://www.youtube.com/watch?v=ne6GmW37KxI&t=600s
募集人数 6人
主催者・支援機関詳細 1990年設立のNGO、NICE(日本国際ワークキャンプセンター)。国際ボランティアの地球ネットワーク・CCIVSの副代表。アジアでも97年にNVDA結成を主導し、現在代表。提携国数は世界1、2。元気さ(若い沢山のメンバーがつくる)と、多彩さ(色々な分野・地域・種類の事業)が特徴のNGO。企画により深く関われるし、英語のハンディがより少ないし、外国人とは仲良くなれるし、第2の故郷になる人も結構いて、大人気です。数日間の部分参加が可能な、ワークキャンプも。
企画者・参加者の声 400年余り継承してきた梅や備長炭といった地域文化が当地域の今後の超高齢化と人口減少から次世代への継承が危機に瀕している。 地域経済と人々を支えてきた素晴らしい梅システムを末永く継承していくため、より多くの関係人口育成をもって新しい仕組みつくりにチャレンジをしたい。 そのため、当地域の住民とふれあい、より多くの皆さんに梅システムの素晴らしさを肌で感じてもらいたい。(秋津川振興会 上仲輝幸)

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