• 中長期ボランティア
  • ZWA-LM031
  • ジンバブエ
  • 1ヵ月以上

HIV/AIDSから子ども達を守る団体で資源動員の促進

ジンバブエ
コード ZWA-LM031
プログラム名 Tsungirirai HIV/AIDSから子ども達を守る団体で資源動員の促進
開催期間 1ヵ月以上
背景 Tsungiriraiとは、忍耐と勇気を意味するショナ語。この団体は1994年にPhillipa Henderson夫人によって設立。1990年代初頭、NortonコミュニティでHIV/AIDSの猛威を目の当たりにした夫人は、慈愛と使命感に満ちた性格から行動を開始。1994年、彼女はTsungiriraiを立ち上げ、組織の創設ディレクターとなり、HIV感染者のためのカウンセリングと在宅ケア・サービス提供を始めた。1996年、HIV/AIDSプログラムに焦点を当てた正式な福祉団体として、公共サービス・労働・社会福祉省に登録。設立以来、組織は5人の評議員からなる理事会を頂点とし、7人の執行委員会からなる2層構造の統治機構をとっていた。しかし、民間の任意団体(PVO)法の新たな規制要件のため、評議員会はもはや適用されず、冗長なものになっている。

団体が提供するプログラムは、HIV/エイズを取り巻く環境の変化に伴い、年々進化。設立当初は、多くの人々が寝たきりの状態で病院を退院していたため、在宅ケア(HBC)プロジェクトは、団体の最初の主要な取り組みのひとつとなった。HIV/AIDSに対する意識向上を目指し、様々なHIV予防活動も実施。これらの教育プログラムは、感染率減少を目的とした予防対策に重点を置き、地域社会に大きな影響を与えた。1990年代後半から2000年代前半にかけて、パンデミックの影響により多くの子ども達が孤児となり、感染した両親の寝たきりや稼ぎ手の喪失により、さらに多くの子ども達が弱い立場に置かれた。このような孤児と社会的弱者(OVCs)の増加により、影響を受けた子ども達のための強力な社会的セーフティネットを確保するため、団体はOVCsのプログラミングに範囲を広げた。

2008年から2009年頃には、抗レトロウイルス薬(ARV)の形で薬物療法が一般に安価に提供されるようになった。そのため、団体は、検査後のカウンセリングや服薬指導を行う「ニューライフ・プロジェクト」を実施。感染者のための支援グループもこの時代に結成され、取り組みは受益者とその家族に永続的な影響を与えた。2010年以降今日に至るまで、HIV/AIDSの分野に重点を置きつつも、団体のプログラムは、主に子どもや若者を対象としている。この転換は、Tsungiriraiだけでなく、さまざまな組織の以前のプログラム・イニシアチブにおいて、子どもと若者が軽視されてきたという事実によって必要とされた。こうして2010年以降、子ども達はHIV検査とカウンセリングの対象として認識されるようになり、子ども達のための支援グループも結成。若者を対象とした予防活動もいくつか実施されている。

現在は、経済強化、教育支援、小児エイズのケアと治療の統合管理、学校保健評価、児童保護、ARSH、心理社会的支援といった側面を組み込んだOVCプロジェクトを実施。在宅ケア(HBC)プロジェクトは、ほとんどの人が移動できるようになった現在でも、コミュニティで実施されている。ケアワーカーは、HIVに感染した子ども達の自宅を訪問し、心理社会的支援や、ニーズに応じての支援やケアを提供している。
仕事内容 国内外のパートナーの数が年々減少しているため、団体は現在、社会資本と財政資本の両方に投資する必要があり、そのため資源動員担当官が切実に必要とされている。資源動員担当官は、調査/文書化、ソーシャルメディア、モニタリングと評価の資源動員を通じて、Tsungiriraiの活動に貢献する。特に資金調達の機会を特定し、対応。若者の能力開発活動にも携わる。他のスタッフから教わりながら業務を遂行する。勤務時間:月~金まで、1日8時間程度
宿泊 Tsungiriraiに宿泊。寝袋とマットレスを持参すること。地元で調達できる食材を使って自炊。
場所 西マショナランド州、Norton市。最寄空港は、ロバート・ガブリエル・ムガベ国際空港(HRE)。空港送迎はあるが、別途費用がかかる。追加登録費参照
追加登録費 300 EUR(募集時のレートでは約49,500円)/月を現地到着時に現金払い。オリエンテーション、食費などが含まれる。追加登録費とは別途で、空港出迎えと開催地往復交通費として50EUR(募集時のレートでは約8,300円)必要
資格 英語スピーキング、ライティング上級。独立して仕事ができる方。コミュニケーションまたはメディア学習者優遇、説得力のあるストーリーの執筆を含むコミュニケーション・コンテンツの編集経験のある方。助成金申請および資金調達の経験のある方。影響力、創造性、革新性、起業家的思考の経験のある、強い交渉力がある方。マイクロソフトオフィスの熟練ユーザー、ソーシャルメディア・プラットフォーム(フェイスブック、ツイッターなど)の活用が得意な方
備考 公用語は英語。2日間のオリエンテーションがあるので、キャンプ開始2日前までにハラレに到着すること
主催者・支援機関詳細 1993年に設立されたNGO、Zimbabwe Workcamps Association。地域開発、国際理解や地域開発の応援、ボランティア活動の推進、青少年の育成を目的として活動しています。ワークや運営が充実していないことが時々あり、柔軟性・適応力が必要。

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