• 短期ワークキャンプ
  • DE-SCI 1.27
  • ドイツ
  • 2024/06/22(土)~2024/07/06(土)

元強制収容所での発掘活動と視覚化

ドイツ
コード DE-SCI 1.27
プログラム名 Creat Visibility
開催期間 2024/06/22(土)~2024/07/06(土)
背景 Mittelbau-Dora 強制収容所記念館と共に、収容所の場所や遺構の整備、構造計画に積極的に関与する。「Arbeitslager Dora」は、1943年にブーヘンヴァルト強制収容所の分所として設立された。ドイツの軍需生産の地下移転の一環として、強制収容所の収容者たちは、ナチス国家が「V2 / Vergeltungswaffe 2」として推進したロケットを製造するための地下ロケット工場にトンネルシステムを開発する必要があった。当初、収容者はトンネルシステムで作業し、生活していたが、後に地上の兵舎キャンプが建設された。この強制収容所複合体で、6万人以上がドイツの軍需産業のために強制労働を強いられ、3人に1人が死亡した。
このワークキャンプでは、歴史的な展開に取り組むことで社会変革の可能性を示す。歴史から学ぶことは、権力と支配、暴力と差別、そして民主的で抵抗的な行動などの問題に対処するのに役立つ。また、今日の世界での民主的で平等な共存に貢献することができる。具体的な地域の歴史に取り組むだけでなく、平和、民主主義、そして参加者の母国での右翼過激主義、人種差別、反ユダヤ主義への抵抗に関する問題に焦点を当てている。
仕事内容 元の収容所の保健所にある兵舎の基礎の発掘作業と視覚化をする。作業は、木陰のある林の中で行われる。大きくて重い石を加工し、自然石の平らな壁を設置する方法を学び、以前の兵舎の位置とサイズが再び見えるようになる。以前の兵舎の基礎の遺跡を徐々に再び見えるようにすることで、記念施設を訪れる人々がほとんど存在しない収容所の構造を認識できるようにすることを目指す。
宿泊 Evangelical教会 Nordhausen-Salzaのセミナーハウス。自炊。近くに買い物施設があり。
場所 Nordhausenは1000年以上の歴史を持つ町で、チューリンゲン北部の経済的、文化的中心地であり、ハルツ山地(低山地)の麓に位置する。古い街並み、半木組みの家々、小さな歩行者専用区域、美しい周辺地域があり、訪れる価値あり。工科大学もある。
企画 自転車が提供されているため、周辺地域への遠足可能。またライプツィヒ、ゲッティンゲン、ヴァイマルなどの都市は、地域列車で簡単にアクセスできる。宿泊施設の近くには公共の屋外プールもあり。 研究テーマ:ナチ強制収容所の歴史と収容所収容者の軍需産業の地下移転における利用、特にミッテルバウ=ドーラ強制収容所に焦点を当てる。また、「保健所」の歴史やナチ時代の医学に関するトピックも取り上げる。このトピックは、ツアー、さまざまな情報源との作業、相互間のアイデアの交換、および共同でデジタル支援されたプロジェクト作業を通じてアプローチされる。ワイマール近くのブーヘンヴァルト記念施設とエアフルトのトプフ&ゾーンズ記念施設への見学も計画される。
追加登録費 50 EUR(募集時のレートでは約8,000円)を現地到着時に現金払い。
資格 英語中級(研究部分を理解する英語の知識が必要。研究部分と身体的な作業が均等に配分され、それぞれ約50%ずつ。)ナチスの歴史に興味必要。移動のための自転車の運転必要。(自転車は支給あり)
募集人数 18人
主催者・支援機関詳細 SCIのドイツ支部。46年に設立、平和・反人種差別・障がい者・女性・環境・文化等様々。ほとんどで学習を持ち、参加者は関心を持って、自国の資料や自分の考えを持参することが期待。同支部はワークや運営の質が、多くのボランティアから高く評価されています!

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