国 |
スペイン |
コード |
SVI-GA-32-25 |
プログラム名 |
ILLAS CIES III |
開催期間 |
2025/08/01(金)~2025/08/12(火) |
背景 |
ガリシア州政府(Xunta de Galicia)の青年総局(www.xuventude.xunta.es)は、ガリシアに住む若者たちのニーズや関心に応えることを最優先とする部門です。若者が社会全体に大きく貢献できる存在であると確信し、その可能性を重視しています。私たちは、若者の生活の質を向上させるため、彼らの利益となる行動やプログラムを展開し、福祉を高め、スキル向上を支援しています。 |
仕事内容 |
環境保護を目的とした作業が中心で、島の保全作業、火災監視、来訪者への情報提供と啓発活動、環境保全部門の職員と連携した公園整備の特別対応などが行われます。また、旅客船が接続していない南島の清掃活動も実施予定です(ただし、この作業はすべての期間で行われるとは限らず、公園の判断に依存します)。 |
宿泊 |
宿泊はテントで行われ、キャンバス製の簡易ベッドが設置されています。施設内には食堂用のバラックとシャワーがあります。洗濯機はなく、手洗い対応となります。 |
場所 |
「イジャス・シエス国立公園」(ビーゴ、ポンテベドラ県)。このワークキャンプは、ビーゴ市に属するリア・デ・ビーゴ河口に位置するモンテアグド島(北部)で開催されます。イジャス・シエス諸島は、コルテガダ、サルボラ、オンス諸島とともに、「ガリシア大西洋海陸国立公園」を構成しています。園内の海域には、大西洋の代表的な海洋生態系が保存されており、非常に高い生物多様性が存在します。海中ではコンブの森(Saccorhiza polyschidesやLaminaria属)や、メール藻場などの豊かな海底生態系が広がっており、EUの生息地指令で保全すべき「共同体的利益」または「優先的利益」とされるサンゴ礁や潟、浅瀬の砂地なども含まれます。陸地環境も海洋の影響を強く受けており、砂丘、断崖、ヒースやハリエニシダの茂みなどが特徴です。灰色の砂丘や沿岸の耐塩低木林、大西洋南部の湿性ヒースなど、陸上にも重要な生態系が存在します。保全の主な課題は人間の影響であり、とくにシエス諸島では、ユーカリ、松、アカシアの植林によって在来植物が追いやられてきました。これらの外来種の除去は長期的な取り組みであり、すでに進行中です。現在、公園では来訪者の管理、ゴミ処理、航行・停泊、漁業・貝採取などの適切な管理が進められています。なお、公園内では釣りや水中銃漁は禁止されています。補足アクティビティ:スポーツ、ダイビング、グループワーク、ガイド付きツアー、ワークショップ、テーマイベント、環境教育など。 |
集合場所 |
VGO. Nearest airport is Vigo. Nearest train or bus station is 3. |
資格 |
40才以下 |
募集人数 |
7人 |
主催者・支援機関詳細 |
1959年設立のInstituto De La Juventud。政府の青少年省に属する。若者のボランティアを盛り上げ、社会問題を改善し、若者に有意義な余暇を提供するのが目的。案内状の情報が不十分・不明確なことがよくありますが、プロジェクトは概ね好評です。公用語は西語と英語。英語だけでも参加できますが、西語も飛び交います!30才以下。 |
企画者・参加者の声 |
「モンゴル」に憧れて参加。期待を裏切らない大自然。野菜の収穫は楽しかったけど、建設と水やりは少し寂しかった…不慣れながらも大人数の食事を準備したこと、みんなで文句を言いながらもやかんでお湯を沸かしてシャワーを浴びたこと、寒い中で星を見たこと、ささいな瞬間全てが「非日常」だった(経験者談)。 |