【9/1-9/7】真木でのグループワークキャンプ

2024/09/01

日本 長野県小谷村真木 でのグループワークキャンプ

団体名
早稲田大学
ボランティアサークル Whabitat
形態
グループワークキャンプ
メンバー
■Whabitatより ボランティア6名
■NICEより リーダー1名
期間
2024年9月1日(月)-  9月7日(日)
開催場所
長野県安曇野郡小谷村 真木
内容
有機農業の各お手伝い、古民家改修,    薪割り・薪作り、集落再生

古民家改修

前年の雪で茅葺屋根が崩れ、半壊状態になってしまった古民家「大和出(おおわで)」の改修に具体的にとりかかるワークキャンプとなりました。2025年春の国際ワークキャンプとそれ以前に材木の準備やトタンの片付けなどを徐々に行って居ましたが、今回は内部に入り込んで、この冬にこれ以上の崩壊を防ぐための保全作業を行いました。
この集落には当然重機もありませんので、ほとんどが手作業で行われる中、
学生たちは木を倒し、樹皮を剥ぎ、乾いた材木を引きずりながら運び出して、木を割り、製材してそれを運ぶ、、などの一連の作業を行いました。戦後すぐの新聞紙が見つかり、食い入るように読み込む姿もありました。

薪割り・薪作り

ボランティア活動自体が初めてのメンバーも多く、斧を初めて使った学生も居ました。単純な力作業と思いきや、道具やからだの使い方が大事ということを習得していく姿はたくましかったです。
天気の良い朝ごはん前の時間に行うと気分爽快でした。

有機農業のお手伝い

真木集落は歩いてしか行けない山の中にあるため、できるだけ自給自足していくために米をはじめ、豆やたくさんの野菜が育てられています。お手伝いの仕事の種類もバラエティーに富んでおり、様々な畑での草むしりやニンジンの種の採取、土地の伐根作業などを手分けして行いました。

活動中の写真

   

共催団体

「真木共働学舎」と共催。


1974年(昭和49年)、宮嶋眞一郎(元自由学園教師)の首唱のもと、心や体に不自由を抱える人たちと数人の仲間により、長野県小谷村で共働学舎は始まりました(立屋共働学舎)。現在まで5カ所で活動を続け、2024年に50周年を迎えます。
1975年、同じ小谷村の山間部にある真木集落で「真木共働学舎」が始まりました。信州の2カ所では米、肉牛、養鶏を中心に生産し、雪に閉ざされる冬は工芸、木工などを行っています。
1977年、北海道小平町に「寧楽共働学舎」を設立。養豚をメインとし、豚肉や、手作り無添加のソーセージ、ベーコンなどを生産しています。
1978年、北海道新得町に「新得共働学舎」を設立。放牧酪農を行い、ナチュラルチーズ作りを中心としたさまざまな生産を行っています。生産品を販売するカフェ「ミンタル」も営業。
1985年、東京に「南沢共働学舎」が始まりました。自宅から通いながら丁寧にクッキーつくりを行っています。

参加者の声

・自分は古民家修復と聞いて、今までのボランティア経験から、今誰も住んでいない家を片付けたり掃除したりするのが主な内容だと勝手に想像していたけど実際は大きく違うものでした。木の伐採から皮剥き、丸太に切断する作業、ロープで運んだり、あとはその木材が茅葺き屋根の家でどのように使用されているのかを見て、木造物件が建築される際の最初から最後までの過程を体験することができてよかった。

・ワーク初日は、暑いし作業もハードでこれからやっていくことができるのか不安ではありました。けれど、なんのための作業か知ったら、みんなで行うことで楽しくなっていきました。自分の周りにあるものが多くの過程を経てできていることを知り、その大変さを痛感しました。共同学者の方ともたくさんお話しできて、とても楽しかったし、自分にはなかった考えや知識を知れて新鮮でした。

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