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小此木宏明さんの履歴書。
2012/08/20
自然と関わり続けていきたい。
小此木宏明さんの履歴書。
- 名前
- 小此木宏明さん
- 性別
- 男性
- 年代
- 28才(インタービュー当時)
- 属性
- NPO職員・環境
- 参加国
- インド、日本

なぜ中長期ボランティアに参加しようと思ったのですか?
中期のグループワークキャンプでした。2か月のプロジェクトでしたが、自分は1か月しか参加しませんでした。友達に誘われて参加したから、ホント軽い気持ちでしたよ。このインドの中期ワークキャンプがたまたま募集をしていて、人が足りずに開催できないかもしれないから、どう?とたつやさん(現NICE副代表、塚本竜也)に言われたのがきっかけですね。
活動の満足70%、やりがい度90%に込めたおもいは?
最初のインドだけじゃなくて総合して数字をつけました。最初のインド以外、全部リーダーかコーディネーターをしているんですよ。えらぶも菊地も。だからそうするとメンバーに色々言われてできなかったことがあるなぁとか、自分が満足いくとおりに100%できたことはほとんどないから満足度はちょっと低く70%としました。ただその分色んなことに挑戦できたのでやりがい度は少し高めの90%をつけました。
そうなんですね。菊地で大きな失敗をしたとありますが、どんな?
現地の受け入れ先とうまく意思疎通ができなかったり。。キャンパーと現地とを繋げるのもリーダーの仕事ですが、それがなかなかうまくいきませんでしたね。
成長ダイアグラムについて教えてください。
実務的な知識・スキル
ついたかな。4.5ですね。普通にメンバーとして参加するのではなくて、リーダーとしてプロジェクトに関わったのでいやでもコーディネート力はつきますよね。
人と社会とやっていく力
いけると思う人と無理だったと思う人がいたので、どうかなぁ。努力はしたんだけどね。やっぱりそりが合わない人はいたので3ぐらいですかね。
自分でやっていける力
4ぐらいはついたかな。ま、生きていけるなとおもったから(笑)。
進路・目標
少しずつは達成できているけど、まだまだ途上なので4ですね。
社会への考えや価値観
一般的な社会とは若干ずれてしまった感じが(笑)。だから2ですかね。普通に職場にいると信じられない、これはどうかなぁと感じることがあるからね。いわゆる「一般的な」やり方や考えが合わないと感じることも。
その後の人生に活きた人脈
4くらいですかね。この仕事を始めるにあたりもそうですけど、たつやさんが立ち上げたNPO(とちぎ環境未来基地)の理事になったことも、そこで知り合った人とのつながりもありますから活きているかなと思いますね。
環境分野に興味関心を抱いたのは?
もともと自然とか、山へ行ったりが好きだったんですよ。ボーイスカウトでキャンプに行ったりして自然と関わるようになったんだよね。ボーイスカウトは幼稚園の年長から大学の3年までやっていたんですよ。
今の仕事に就いたのは?
自然に関わっていきたいという思いがあったからですね。具体的な仕事内容は、例えば、国際ワークキャンプをやっている綾(宮崎県)があるじゃないですか。あそこの森の保全活動とか地域の歴史(森とどう関わってきたか)を調べたり。4月からは東北の海岸の植物が津波の後にどう変わったかという調査が始まりますね。現地の市民団体と協力して調査をやることになっているので、現地にも行きますが、現地調査は基本的には地元の方にやってもらって、詳しく調べたり報告書をまとめたりしています。
実は博士課程がまだ終わってないんですよ。今の職場も人が一人辞めると人をとるっていう形なので、ちゃんとした就活はしてないんですよ。たまたま空きがでて、自分が研究している内容やスキルが一致しているから受けてみたんですよ。そしたら受かったんです。だから仕事をしながら、菊池での自分の調査を続けています。菊池へ行くことはなくなってしまったけどね。博士課程はストレートでいけば3年で卒業できるんだけど、仕事も始めたので、NICEの得意な休学を挟んで(笑)、もうちょっと後の卒業を目指そうかなと思っています。
今後の展望は?
博士とってどうするかとか、今の仕事を続けるのとか、今模索中ですね。ただ何かしら自然と関わる仕事は続けていきたいなと思っています。
最後に、メッセージをお願いします。
まぁ、行ってみれば(笑)って感じかな。軽い感じで参加というと表現があまり適してないけど、大きな希望や意志を抱いていると現実とのギャップを感じてしまうかもしれない。
日本国内ならしっかりマネージメントがされているけど、インドとかケニアに行っちゃったときには、ね。だから「ちょっとどんなのか行ってみようかな」という気持ちがあるんだったら行ってみて経験をしてほしいなと思います。
2012年3月6日(火)13:00
小此木宏明さんの履歴書(253.99 KB)
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