宮田晶さんの履歴書。

2012/08/21

※履歴書はこちらからPDFで見ることができます。


タイと日本の国際ワークキャンプと週末ワークキャンプに参加している宮田さんにお話をお聴きしました。

―NICEをどこで知ったのですか?
大学の時に、環境系のボランティア(小学校に行って、環境教育の授業をするボランティア)をやっていたんですね。そのボランティアのミーティングで使っていた公共施設に、NICEのパンフレットが置いてあったんです。その時は

へー、こんな活動があるんやって頭に残った程度でした。また別の機会に、マザーテレサの孤児院でワークキャンプをする団体を見つけて、ワークキャンプって活動があることを知りました。とても参加したかったのですが、参加費がものすごく高かったんです。もうちょっと安く行けないのかなと思って、インターネットで「ワークキャンプ」と検索したら、NICEが出てきました。あの時の団体だと思って、参加を決めましたね。奇跡的な出会いです☆


―満足度100%や活動のやりがい度Very Good!に込めた思いは?
タイも子ども村のワークキャンプも、どちらのとてもハードな活動でした。しんどかった分、頑張った分、やりきったぞーーー!という満足感が得られたので100%です。またやりがいについては、タイの時はとにかく何かにチャレンジしたい、一人で海外へ行きたい、子どもと触れあいたいという気持ちを持っていました。子ども村の時は、じっくり子どもと一緒に自然の中で過ごしたいという気持ちでした。どちらも最初に抱いた気持ちを達成することができたので、ベリーグッドです。

―そんなワークキャンプの活動を通じて得たチカラ(成長ダイアグラム)について教えてください。オール5を頂きましたが、その理由は?
何かしらの影響を全ての項目で受けているのでオール5です。

まず実務的な知識でいうと、英語力が磨かれました。子ども村ではリーダーを務めたのですが、どちらかというと性格的に、自分からいっぱい話すタイプではないのですが、リーダーはしっかり人の話を聞いて伝えないといけないので、だいぶ英語で話ができるようになりました。今は使わないので、半分以上忘れてしまいましたが(笑)。

社会とやっていく力に関しては、地域のお年寄りの方や個性の強い共済団体の方々と触れ合っていくことで、社会に出てからも色んな人と付き合っていける力が身につきました。

社会への考えや価値観に関しては、ワークキャンプの共催団体の方も、ワークキャンプで一緒に活動をする仲間も、NICEの活動で出会う人も、色んな考えを持っていて、自分の周りを良くしようと思って活動に一所懸命取り組んでいる人がたくさんいます。その方々との触れ合いを通じて、社会の見方はいいように変わったと思います。本当に尊敬できる人達ばかりです。

進路・目標に関しては、今現在、私は教師の仕事をしているのですが、子ども村で子ども達と1カ月過ごしたことで、子ども達とちゃんと向き合って指導できるんだという自信がつきました。その自信がなかったら、教師になれなかったかもしれません。元々なんとなくあこがれで、現代子ども学部に入学したんですけど、自分には到底無理な仕事だって考えていました。自信がなかったんですね。でも子ども達と関わる中で、どんどん自信がないことよりやりたいって気持ちが勝つようになりました。

―最初は自信がなかった教師のお仕事。実際に携わってみていかがですか?
ワークキャンプと一緒でやり始めたら、どんどんお仕事の魅力に引き込まれている感じです。ワークキャンプもとても楽しいですが、それと一緒で、教師の仕事も毎日とても楽しいです。

―お仕事の魅力とは?
教室をひとつ任されるということは、30人くらいの子ども達の1年を任されることなんですね。すごい責任が重くて、ある意味怖いことでもあるんですけど、嬉しいことでもあります。子どもは毎日きらきらしていて、その子ども達と一緒に過ごせるのはとても楽しいです。

―今度の夢や展望は?
欲を言えば、自分で畑を耕しながら、田舎の小学校で先生をしつつ、年をとったら絵本を出版するのが夢です。絵を描くのが好きなので。

―最後にメッセージをお願いします。
やって損はしないと思うので、とにかくチャレンジをしてみてください。

2012年6月6日(水)21時@スカイプ