国内・海外ボランティア活動を行う
国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は
1990年の設立。国内・海外約90か国で
ワークキャンプ等の各種事業を行います。
●新型コロナウイルスに対する、NICEの基本ビジョンと対応方針
●ウクライナと世界の平和を強く求める、緊急声明とアクション
- 国際ボランティアNGOのNICE トップ>
- 国際ワークキャンプってなに?>
- 各事業活動・成果報告>
- ワークキャンプ わたしの履歴書>
- 今井淑恵さんの履歴書。
今井淑恵さんの履歴書。
2012/10/29
今井淑恵さんの履歴書の履歴書はこちらをご覧ください。
国際ワークキャンプを5か所、その他社会人チームのイベントなどに参加をしている今井淑恵さんにお話を伺いました。
満足度100%、活動のやりがい度80%の数字に込めた思いは?
自分の成長につながったという意味と、新しい出会いによって、人と人とのつながりが出来たという意味で、満足度は100%です。今思い返すと、あの時、あの人と出会っていて本当に良かったなという出会いがたくさんありました。
活動のやりがい度に関しては、参加した国際ワークキャンプによって異なります。北九州やインドネシアのボランティアは、子どもと接する仕事だったので、100%で向かい合わないとやっていけないところがありました。だいぶ力を使い果たしたのでやりがい度は高かったです。最初に参加をしたインドのワークキャンプは仕事がほとんどなく、本当に貢献できているのかな?という気持ちが残ったので、平均して80%としました。
そんなワークキャンプでついたチカラについて教えてください(成長ダイアグラム)。
1)実務的な知識・スキル 4
語学でいえば4、専門的な知識という意味では3ですね。
英語はメンバーと話す機会が沢山あるので、話すことに抵抗がなくなりましたし、大学でインドネシア語を第2言語として学んでいたのですが、インドネシアへ行った時に、実際に使う機会が出来たので、学ぶ意欲がわきました。
2)人・社会とやっていく力 4
3)自分でやっていける力 4
国際ワークキャンプでは共同生活を2週間します。知らない国の人と生活を共にするには、どうしたら円滑にまわるのかを考えないといけません。またそれに伴い、自分のことを自分でやれないとそもそもその場で生きていけません (笑)。2つセットで身についたと思います。
4)進路・目標 3
国際ワークキャンプによって、今の進路に直接結びついたわけではないので3ですね。
5)社会への考えや価値観 4
今まで出会ったことのない人達と、突然初めましてをして生活をする中で、刺激を受ける部分がたくさんありました。インドネシアに参加した時、私より年齢が1~2個上の人達が、インドネシアの貧困問題に真摯に取り組み、行動しているんですね。信念を持って活動している姿や思いを聴いた時、同じ年の人達が、これほどまでに社会の問題に対して関わっていることに衝撃をうけました。
6)その後の人生に活きた人脈 5
今でも国際ワークキャンプで出会った人と繋がっています。心配してもらったり、それぞれが歩んでいるその後の人生を聴いたり。そのつながりの中で、仕事を紹介してらったこともあって、ありがたい出会いをもらったなと思っています。
ワークキャンプに参加後の人生をおきかせください。
高校3年生の時に、アジアに関わる仕事がしたいと思い、大学はアジア太平洋学部を選びました、ただ、こっちが何かをしてあげるのではなく、一緒に問題に取り組んでいけるやり方はないか、ずっと模索していました。そんな時ワークキャンプを知る事が出来たので、大学時代はワークキャンプに参加をしていました。
進路を考える時期に、自分はこれからどういう道に進んでいくのかを迷い始めました。大学で勉強したことを仕事に活かすためには、JICAや国連機関で働くイメージしかもてなかったんです。でもなかなかうまくいかずに、就職活動が止まってしまいました。もう一度立ち止まって考えた時に、まずは自分が食べていかないと、アジアの問題に取り組む仕事、NGOや国際機関では働けないよなと思い、専門学校へ就職を決めました。元々教育は平和をもたらすとずっと考えていたので、教育の仕組みや中身を知る機会にもなると思い、ここを選びました。
1年で転職されたんですね?
現場が考えていることとトップが考えていることが違いすぎて、仕事に楽しさを見出すことができませんでした。もちろんもう少しここで頑張る選択もできましたが、人生の多くの時間を費やすのであれば、楽しい仕事がしたいと思い、辞めることを決めました。その時に、周りにいる大人の方に、「お仕事は楽しいですか?」と質問したんです。大半の方の答えは、ポジティブなものではありませんでした。たまたまリクルートで働いている方に同じ質問をしたら、即答で「楽しいよ。」という答えが返ってきたんです。そんなに楽しい仕事なら受けてみてもいいかなと思い、興味本位で受けたところ入社が決まったので、今もそのご縁で働かせてもらっています。
現在のお仕事について教えてください。
「ケイコとマナブ」の部署の中で、通信教育を促進するところにいます。ケイコとマナブは、大人へ学びの機会を提供するために雑誌やHP等で情報を提供しています。通信教育のことを深く知っていくたび、いつでもどこでもだれでも学べる世界ってとても大切なシステムだと気付いたんです。アジアで学校へ行けない地域の子ども達が、このシステムを利用することができたら、教育を受ける機会がぐんと増すのではないか、そんなことを今頭の中で考えています。
今後の夢は展望は?
教育は平和を生むと思っているので、いつでもどこでもだれでも学べる世界をつくっていきたいと思います。通信教育のシステムをアジアなどで活かす方法はないか、これから模索していきたいですね。今まで教育を受ける機会がなかった女性や子どもを減らしていければと思っています。
これから参加を考えている人へ、アツいメッセージをお願いします♪
参加が決まっている人には、まずは自分が楽しむことをしてくださいと伝えたいです。
また、まだ参加を迷っている人には、行って損はないですよと伝えたいですね。私の場合、最初のインドで参加した国際ワークキャンプは、はっきり言って、ワークキャンプではなかったと思います。仕事もありませんでしたし、自分たちがなぜここにきてボランティア活動に取り組むのかわかりませんでした。しかし、2週間インドの家庭にホームステイをして、一緒に時間を過ごさせてもらう中で、得るものがとてもありました。どんなところへ行っても、どんな状況になっても、得るものは必ずあると思うので、少しでも興味を持ったのなら参加をしてみて下さい。
今井淑恵さん
2012年10月4日(木)10:00-@スカイプ
国際ワークキャンプを5か所、その他社会人チームのイベントなどに参加をしている今井淑恵さんにお話を伺いました。
満足度100%、活動のやりがい度80%の数字に込めた思いは?
自分の成長につながったという意味と、新しい出会いによって、人と人とのつながりが出来たという意味で、満足度は100%です。今思い返すと、あの時、あの人と出会っていて本当に良かったなという出会いがたくさんありました。
活動のやりがい度に関しては、参加した国際ワークキャンプによって異なります。北九州やインドネシアのボランティアは、子どもと接する仕事だったので、100%で向かい合わないとやっていけないところがありました。だいぶ力を使い果たしたのでやりがい度は高かったです。最初に参加をしたインドのワークキャンプは仕事がほとんどなく、本当に貢献できているのかな?という気持ちが残ったので、平均して80%としました。
そんなワークキャンプでついたチカラについて教えてください(成長ダイアグラム)。
1)実務的な知識・スキル 4
語学でいえば4、専門的な知識という意味では3ですね。
英語はメンバーと話す機会が沢山あるので、話すことに抵抗がなくなりましたし、大学でインドネシア語を第2言語として学んでいたのですが、インドネシアへ行った時に、実際に使う機会が出来たので、学ぶ意欲がわきました。
2)人・社会とやっていく力 4
3)自分でやっていける力 4
国際ワークキャンプでは共同生活を2週間します。知らない国の人と生活を共にするには、どうしたら円滑にまわるのかを考えないといけません。またそれに伴い、自分のことを自分でやれないとそもそもその場で生きていけません (笑)。2つセットで身についたと思います。
4)進路・目標 3
国際ワークキャンプによって、今の進路に直接結びついたわけではないので3ですね。
5)社会への考えや価値観 4
今まで出会ったことのない人達と、突然初めましてをして生活をする中で、刺激を受ける部分がたくさんありました。インドネシアに参加した時、私より年齢が1~2個上の人達が、インドネシアの貧困問題に真摯に取り組み、行動しているんですね。信念を持って活動している姿や思いを聴いた時、同じ年の人達が、これほどまでに社会の問題に対して関わっていることに衝撃をうけました。
6)その後の人生に活きた人脈 5
今でも国際ワークキャンプで出会った人と繋がっています。心配してもらったり、それぞれが歩んでいるその後の人生を聴いたり。そのつながりの中で、仕事を紹介してらったこともあって、ありがたい出会いをもらったなと思っています。
ワークキャンプに参加後の人生をおきかせください。
高校3年生の時に、アジアに関わる仕事がしたいと思い、大学はアジア太平洋学部を選びました、ただ、こっちが何かをしてあげるのではなく、一緒に問題に取り組んでいけるやり方はないか、ずっと模索していました。そんな時ワークキャンプを知る事が出来たので、大学時代はワークキャンプに参加をしていました。
進路を考える時期に、自分はこれからどういう道に進んでいくのかを迷い始めました。大学で勉強したことを仕事に活かすためには、JICAや国連機関で働くイメージしかもてなかったんです。でもなかなかうまくいかずに、就職活動が止まってしまいました。もう一度立ち止まって考えた時に、まずは自分が食べていかないと、アジアの問題に取り組む仕事、NGOや国際機関では働けないよなと思い、専門学校へ就職を決めました。元々教育は平和をもたらすとずっと考えていたので、教育の仕組みや中身を知る機会にもなると思い、ここを選びました。
1年で転職されたんですね?
現場が考えていることとトップが考えていることが違いすぎて、仕事に楽しさを見出すことができませんでした。もちろんもう少しここで頑張る選択もできましたが、人生の多くの時間を費やすのであれば、楽しい仕事がしたいと思い、辞めることを決めました。その時に、周りにいる大人の方に、「お仕事は楽しいですか?」と質問したんです。大半の方の答えは、ポジティブなものではありませんでした。たまたまリクルートで働いている方に同じ質問をしたら、即答で「楽しいよ。」という答えが返ってきたんです。そんなに楽しい仕事なら受けてみてもいいかなと思い、興味本位で受けたところ入社が決まったので、今もそのご縁で働かせてもらっています。
現在のお仕事について教えてください。
「ケイコとマナブ」の部署の中で、通信教育を促進するところにいます。ケイコとマナブは、大人へ学びの機会を提供するために雑誌やHP等で情報を提供しています。通信教育のことを深く知っていくたび、いつでもどこでもだれでも学べる世界ってとても大切なシステムだと気付いたんです。アジアで学校へ行けない地域の子ども達が、このシステムを利用することができたら、教育を受ける機会がぐんと増すのではないか、そんなことを今頭の中で考えています。
今後の夢は展望は?
教育は平和を生むと思っているので、いつでもどこでもだれでも学べる世界をつくっていきたいと思います。通信教育のシステムをアジアなどで活かす方法はないか、これから模索していきたいですね。今まで教育を受ける機会がなかった女性や子どもを減らしていければと思っています。
これから参加を考えている人へ、アツいメッセージをお願いします♪
参加が決まっている人には、まずは自分が楽しむことをしてくださいと伝えたいです。
また、まだ参加を迷っている人には、行って損はないですよと伝えたいですね。私の場合、最初のインドで参加した国際ワークキャンプは、はっきり言って、ワークキャンプではなかったと思います。仕事もありませんでしたし、自分たちがなぜここにきてボランティア活動に取り組むのかわかりませんでした。しかし、2週間インドの家庭にホームステイをして、一緒に時間を過ごさせてもらう中で、得るものがとてもありました。どんなところへ行っても、どんな状況になっても、得るものは必ずあると思うので、少しでも興味を持ったのなら参加をしてみて下さい。
今井淑恵さん
2012年10月4日(木)10:00-@スカイプ
今井淑恵さんの履歴書(296.61 KB)
※PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Acrobat Reader が必要です。Adobe Acrobat Reader のダウンロード(無償)はこちらから
※PDFファイルのサイズが大きい場合、表示するまで時間がかかることがございます。