• 短期ワークキャンプ
  • KVDA-07E
  • ケニア
  • 2025/07/12(土)~2025/07/30(水)

子ども達と自然保護活動やスポーツ、授業も

ケニア
コード KVDA-07E
プログラム名 Ng’onzini primary School 子ども達と自然保護活動やスポーツ、授業も
開催期間 2025/07/12(土)~2025/07/30(水)
背景 Ng’onzini小学校は、地域社会に教育をもたらすため、1964年にMwachinga村の住民によって設立された。学校は地元の材料を使って作られたが、2000年、born free財団が7つの教室と事務所を建設。学校はT.S.C教師とP.T.A教師が運営。学校には活動的な野生動物クラブがあり、近くに野生動物エリア(elerock自然遊歩道)を作ったことで、子ども達は日々、自然保護活動へに親しんでいる。他にもディベート、合唱、演劇クラブなどがある。ケニア政府は無償の教育と教員の給与の資金を負担している。政府の他に、JICA (KEMRI)、Plan Kenya、born free財団、キャンプ・ケニアなどのNGOも学校を支援、教室を一室作った。学校は保護者の委員会によって運営されており、アロエベラ石鹸、苗木の販売で収入を得ている。
学校のビジョン:少年少女の教育。使命:生徒一人ひとりの才能を伸ばし、国家の発展に貢献する。目標:教育を地域の身近なものにし、男女を教育し、すべての子どもの才能を伸ばす。
学校の活動内容:生徒指導。ゲーム(サッカー、ネットボール、バレーボール、ホッケー)。自然保護に関する意識付け。木の苗床の維持と管理。エレロックの自然遊歩道で訪問者をガイド。学校の環境を清潔に保つ。生徒の指導とカウンセリング。
強み:設立以来、Mwachinga村の人たちから強い支持を受けてきた。政府やNGOから支援を受け、保護者会とも連携する。学校のインフラは比較的恵まれており、管理室と教室8つ、寮生に明かりを与えるソーラーパネルがあり、農村部の電気に接続されている。

【テーマ:ジェンダー配慮・女児教育】
女子生徒が持参金と引き換えに年配の男性と強制的に結婚させられることはよくあることで、ほとんどのケースで小学生が巻き込まれている。他のコミュニティが社会経済的発展の足を引っ張るような伝統を捨てようとしている中で、この忌まわしい文化的慣習は滅びようとせず、コミュニティは嘲笑の的となっている。それは女児が教育を受ける権利を否定するものであり、止めるべきものである。ケニア政府が子どもを強制結婚させる親に対して厳しい措置をとっていることを知り、隣国のタンザニアに渡り結婚の儀式を行い、再びケニアへ戻ってくる者たちもいる。ケニア政府はFGMとそれに付随する慣習を非合法化しており、加害者は投獄される危険性がある。10代の結婚が特に恐ろしいのは、若い女子が準備不足の責任を負わされること。これには子どもを産み、世話をする忙しさが含まれる。教育を受ける前に結婚させられてしまうので、その結果、教育を受け続けようとする少女はほとんどいない。この文化は、女児にとって有害である。したがって、女児の未来は脅かされており、この心配な傾向を逆転させるために協調的な努力が必要である。貧困とは、お金、住居、食べ物、衣服、仕事などが足りず、身体的、社会的、感情的に苦しんでいる状況を意味する。貧困とは、基本的な食事もままならないような生活水準のこと。貧困の国際的な定義は、貧困レベルという分類に拠っており、収入が、生きるために必要なものを買うことができないほど低い状態をいう。貧困撲滅には、すべての人が貧困に陥らないようにするための意志と戦略が必要。教育、トレーニング、ジェンダーへの配慮に焦点を当てる。異文化交流は、人々にグローバルな意識を与え、異文化学習を実践できるようにすることを目的としている。これは、グローバルな問題に関する学習テーマを通じ、気付きを創造することで高められる。これにより参加者は貧困削減に積極的に取り組む地域団体で働くスキルを強化できる
仕事内容 <仕事内容と異文化交流>
・ソーシャルワーク
・授業
・ゲーム(サッカー、ネットボール、バレーボール、ホッケー)
・環境保護に関する意識の向上。
・木の苗床の管理と維持
・自然遊歩道で訪問者をガイド
・学校環境を清潔に維持
・生徒の指導とカウンセリング
※仕事は月~金、一日6時間。
宿泊 基本的な生活条件の整った家にホームスティ。開発課題に触れることを目的として、ボランティアは生活レベルを下げる必要がある。寝袋、マットレスを持参すること。KVDAが食材を提供、ボランティアは交代で自炊。 水は湧き水があるが、飲み水にする場合、沸騰させるか、薬を入れること。飲み水はスーパーマーケットで購入可能なミネラルウォーターを推奨する。小学校にICTを導入するという政府の政策により、ケニアのほとんどの教育機関は、国営電力網に接続されているので電化製品を使用することができる
場所 クウェイル(KWALE)郡、コースト(Coast)地区

空港出迎えは、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ(Jomo Kenyatta)国際空港。フライトの詳細情報を事前に知らせること。
企画 KVDAは、有名なマサイマラ国立保護区など壮観な観光地への教育ツアーを、別途料金で提供している。ツアー情報の詳細は問い合せください
追加登録費 300 EUR(=募集時のレートでは約51,800円)を現地到着時に現金払い。往復の空港送迎費、キベラ・スラム訪問が含まれる。プロジェクト地までの交通費、オリエンテーション中の宿泊費は含まれない。

オリエンテーション中はナイロビ南YMCAホステルに滞在。
宿泊+3食提供:3000ケニアシリング(=約3,720円)
宿泊+朝夕食:2500ケニアシリング(=約3,100円)
宿泊のみ:1750ケニアシリング(=約2,200円)
※全て募集時のレート
ビザ 必要
備考 持ちもの:洗面用具、懐中電灯、サンダル、蚊よけネット、自国の国旗など。さらに、異文化交流の夕べのために、自国の伝統的な食べ物、調味料、飲み物、ゲーム自国の音楽を持参することをおすすめ。

<オリエンテーション>                       
7/12にナイロビの南YMCAホステルで行われ、ボランティアはナイロビ南YMCAホステルで一泊(補助金により滞在)。7/13の朝、チームはプロジェクトに向けて出発する。

プロジェクト開始から1ヶ月前までに申込み必要。キャンプの公用語は英語。キスワヒリ語や他の言語を学べる可能性あり
募集人数 20人
主催者・支援機関詳細 1962年設立のNGO、Kenya Voluntary Development Association。ボランティア活動を通じ、異文化教育、国際平和、相互理解・連帯、持続可能な開発を進める。ワークや運営が充実していないことが時々あり、柔軟性・適応力が必要。
オリエンテーション費用、空港からナイロビ市内の送迎、ナイロビ市内から開催地までの送迎が含まれます。希望者には国立公園などへの3,4日間のツアーあり(別途費用)。初日にオリエンテーションを行うため、前日までにナイロビに到着することをお勧めします。

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