中長期ボランティア・中長期ボランティア情報の読み方


 情報量・内容について 
1) これだけしか発表されていません
現地の団体から、記載した分しか発表されていないのです。情報量が少なくても、現地の団体のやり方なので、この範囲で申込み、詳細は受入決定後の案内状を待つしかありません。

 

2) 可能な限り凝縮しています
同じ内容で、元の英文はスペースが5~20倍以上でした。日本語の特性も生かして、ほぼ全内容を凝縮して盛り込みました(少数の団体が記載した持ち物等は、受入後で十分なので省略)。

3) 紹介量は世界有数です
紹介する国・中長期ボランティア数は、世界1、2を争います。しかも他国の団体よりも、各中長期ボランティアの内容を、遥かに多く紹介しています。

★ プログラムの内容は、主催者側の事情で多少変更されることがあります。

★ 希望中長期ボランティアに参加できるかは、現地に申し込んだ後でないと分かりません。

★ 記載されている以外の情報は、こちらでも分かりません。(例:開催地の位置、寝袋が必要か)。記載されている情報だけで、参加希望中長期ボランティアを選んで下さい。


 最初の1行の読み方   

 

MS/24 Ny Ryomgard 6/27-10/10 農 1
左から以下の順になります、
1) プログラムコ-ド(申込用紙に必ず記入)
2) プログラムの名前(通常は開催地名)、
3) 開催期間(08年と書いてなければ、全て07年)
4) 職種(メインテーマ。右のリスト参照)
5) 定員(日本だけでなく世界中からの募集人数)

* 2)の次に( )内に地方名が記載される場合もあります。


 職種(分野)について
表記
分野
開催例
環境保護

川の清掃、植林、自然歩道や鹿柵作り

農業

果実摘み、干し草作り、納屋の手入れ

考古学

遺跡の発掘、城の手入れ、教会の保存

修理

ペンキ塗り、壁や床の補強、建物解体

建築

古い建物の改造、学校・公衆便所作り

子ども

子どもキャンプ企画、共に遊びや世話

教育

学校で英語や文化を教える

身体障がい者

一緒に遊び、身のまわりの世話

知的障がい者

一緒に遊び、身のまわりの世話

お年寄り

遠足のつき添い、身のまわりの世話

難民

難民キャンプで日常補佐や娯楽の企画

医療

健康診断、手術で医者補佐、健康啓発

他の社会福祉

ホ-ムレス、女性、先住民、複合福祉

南北連帯

中古品を途上国に送る、農村開発

文化活動

お祭りの企画・運営、芸術の創造

平和

戦争被害者の記録、反戦アクション

学習プログラム

地域の環境調査、様々な訪問・討論


 本文の記載内容について

 

1) 背景:
地域の共催団体の名前・活動や、プログラムの経緯・目的を主に記載してあります。

2) 仕事:
ワーク内容。変更することもあります。

3) テーマ:
この話題で学習会や討論をします。
日本でその話題に関する情報を調べ、持参すると良いでしょう。
(例:HPの情報、新聞記事、NGO活動等)
話題へ自分の意見も、事前にある程度練っておけば、より積極的に参加できるでしょう。この話題に関連する場所やNGOを訪問したり、専門家や学生が来たりすることもあります。NICEの週末ワークキャンプも、実際の活動経験や意見交換する機会に、役立つでしょう。

4) 企画:
書いていない場合も、実際は書いている場合と同じようなことをすることが多いです。特に遠足、町に観光、スポ-ツ、パ-ティ-、ゲ-ム等は、どのプログラムでも参加者達が自発的に行う場合が多いようです。逆に記載されているものが実際に行われないこともありますので、ご了承ください。

5) 宿泊:
一部に『シャワー付』とありますが、書いていなくてもないわけではありません!ほぼ全ての所で使えます(テントでも隣の建物にシャワーや台所、居間等が付いている場合が多いです)。また特に書いていなくても、寝袋が必要な場合や、自炊(勿論、材料や予算は受入側が用意。交代当番制で料理)が多いです。

6) 資格:
必ず必要な条件(1)と、あれば望ましいがなくても参加できる条件(2)に分かれます。語学力の「上級」は討論会も大丈夫、「中級」は日常会話が特に問題ない、「初級」は片言レベル。
(1)『初・中・上級』『・・・人』『・・・才』『必要』『のみ』
(2)『望ましい』『歓迎』『役立つ』『優先』


 文中で使われている用語について   

 

スペ-スの関係でやむを得ず、『障がい者』『老人』『世話・支援』『途上国』等と記載。本来は、『不利な人』『お年寄り』『お手伝い・共同作業』『GDPの少ない国(欧米・日本より豊かな面が沢山ある)』、といった意識で接した方が良いのではないでしょうか。

一方的に与えたり、逆に得るのを求めるだけでもなく、お互いプラスになり、共通のよいよい未来へ力を合わせる姿勢が、本来の地球協力だと考えます。また、『障がい者』や『子ども』は、敢えて「害」「供」の字を使っておりません。

文中、聞きなれない言葉も登場するでしょう。勿論、意味が分からないからといって、「参加する資格がないのでは」なんて心配をする必要は、ありません。意味を調べてみましょう!下記もあくまで一つの解釈、人によって多少異なりますのでご了承ください。例えば、

*NGO=非政府団体・社会の改善に取り組む市民グループ。国連で使われ始めた経緯からも、日本では国際協力する団体を指すこともあるが、本誌では幅広く地域で環境・福祉・教育・村おこし等を行う団体を指す(NPOとほぼ同義)。

*オルタナティブ=「代替」「もう一つの」等と訳されますが、競争・膨張一辺倒で人と人、人と自然の絆が壊され、様々な地球規模の問題も生んだ、従来の近代文明主流に対する別の道という概念で、70年代からNGO等が好んで使いました。循環・調和を重視し、昔の伝統の智恵や技術を現代的に再生しながら、分権・横の連帯等の新しい要素も含むでしょう。


Long term volunteer in the world