• 短期ワークキャンプ
  • KVDA-07C
  • ケニア
  • 2025/07/12(土)~2025/07/30(水)

アグロフォレストリーなど環境活動・異文化交流。地域生活に密着し、文化の多様性を学ぶ

ケニア
コード KVDA-07C
プログラム名 Roddy’s eco Cover Environmental Program 地域に密着した環境活動・森林農業
開催期間 2025/07/12(土)~2025/07/30(水)
背景 Roddy’s Eco-Coverは、林業を中心とした環境意識を高めることを目的に2011年に設立された地域密着型の団体。このプロジェクトは、草の根の開発課題に取り組み、恵まれない人々のエンパワーメントを目的に、地元の住民が開発。気候変動の影響を緩和するための環境への取り組み、地域社会における異文化間教育の推進に重点を置く。

【テーマ:若者の起業家精神とリーダーシップ開発】
ケニアで若者が直面する課題について:
通過儀礼の不在:大人になるためのアドバイスをしてくれるメンターがいなくなった。教育の不足:中等教育が受けられる若者は限られている。多くの分野における不平等:特定の地域の若者は疎外されている。都市部では、貧しかったり、スラムに住む青少年は、サービスや他の若者が享受できる機会が著しく制限されている。若者に対する社会差別:無責任で問題児だと認識されている。若者への期待:親や年配者との間に期待値のギャップがある。彼らの期待が自分自身の期待値を超えて圧倒してしまう。またホワイトカラーの仕事が良いとされ、ブルーカラーの仕事は若者に奨励されない。移転:特にスラム街では、家の取り壊しにより、多くの若者が家を追われた。また、1990年代の選挙時期に政治的な影響を受けて起こった民族間の衝突で家を失った者もいる。道路予定地や送電線、鉄道線路の近くにある家屋は取り壊されている。このような移住がもたらす社会的影響は、短期的にも長期的にも深刻である。政策の決定や実施について若者の不参加。腐敗:若者に影響を与える主要なリスク要因の1つ。その結果、資源へのアクセスが不公平になる。賄賂を渡すお金がないと、事業立ち上げの支援を受けることが困難になるなど、特に若者の起業の際の問題となっている。移行期:ケニアは多くの分野で移行期を迎えており、特に若者はその影響を受けている。例えば、農耕社会から情報化社会への変化に知識が追い付いていない。また、社会的な期待の変化も混乱を招いている。HIV/エイズによって家族が壊滅的な打撃を受けると、子どもは大人の役割を担わなければならなくなる。大家族の影響力とサポートも低下している。リーダーシップの役割を果たすポジティブなモデルが少ない
仕事内容 ナイロビから430km、人口密度が高く、文化の多様性で有名な地域で活動。ボランティアはホームステッドに滞在しコミュニティの人々との生活・交流し、協力と連帯の雰囲気の中で文化の多様性を学ぶ。

<仕事内容と異文化交流>
・肉体労働と異文化交流
・植林を含むアグロフォレストリー
・苗床の準備と草取り
・竹林の手入れや造園作業など
・清掃
・樹木の命名
・家庭訪問
・開発課題に触れるための異文化学習と家庭訪問
・週末に、ビクトリア湖のヒヒッポポイント、有名なカカメガ熱帯雨林、マセノ大学の赤道地点など地域の名所訪問

※ワークは月曜日から金曜日まで、一日6時間
宿泊 地元のコミュニティが提供するホームステッド(家屋)。非常に質素な生活環境。寝袋、マットレスを持参すること。開発課題に触れることを目的として、ボランティアは生活レベルを下げる必要がある。KVDAが食材を提供、ボランティアは交代で自炊。 水は湧き水があるが、飲み水にする場合、沸騰させるか、薬を入れること。飲み水はスーパーマーケットで購入可能なミネラルウォーターを推奨する。宿泊場所とプロジェクト地には電気が通っているので、ボランティアは電化製品を使用することができる
場所 ケニア南西部ビヒガ郡(Vihiga County)Ebuyangu村。

空港出迎えは、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ(Jomo Kenyatta)国際空港。フライトの詳細情報を事前に知らせること
企画 KVDAは、有名なマサイマラ国立保護区など壮観な観光地への教育ツアーを、別途料金で提供している。ツアー情報の詳細は問い合せください
追加登録費 300 EUR(=募集時のレートでは約51,800円)を現地到着時に現金払い。往復の空港送迎費、キベラ・スラム訪問が含まれる。プロジェクト地までの交通費、オリエンテーション中の宿泊費は含まれない。

オリエンテーション中はナイロビ南YMCAホステルに滞在。
宿泊+3食提供:3000ケニアシリング(=約3,720円)
宿泊+朝夕食:2500ケニアシリング(=約3,100円)
宿泊のみ:1750ケニアシリング(=約2,200円)
※全て募集時のレート
資格 高いモチベーションがあること
ビザ 必要
備考 持ちもの:洗面用具、懐中電灯、サンダル、蚊よけネット、自国の国旗など。さらに、異文化交流の夕べのために、自国の伝統的な食べ物、調味料、飲み物、ゲーム自国の音楽を持参することをおすすめ。

<オリエンテーション>                       
7/12にナイロビの南YMCAホステルで行われ、ボランティアはナイロビ南YMCAホステルで一泊(補助金により滞在)。7/13の朝、チームはプロジェクトに向けて出発する。

プロジェクト開始から1ヶ月前までに申込み必要。キャンプの公用語は英語。キスワヒリ語や他の言語を学べる可能性あり
募集人数 20人
主催者・支援機関詳細 1962年設立のNGO、Kenya Voluntary Development Association。ボランティア活動を通じ、異文化教育、国際平和、相互理解・連帯、持続可能な開発を進める。ワークや運営が充実していないことが時々あり、柔軟性・適応力が必要。
オリエンテーション費用、空港からナイロビ市内の送迎、ナイロビ市内から開催地までの送迎が含まれます。希望者には国立公園などへの3,4日間のツアーあり(別途費用)。初日にオリエンテーションを行うため、前日までにナイロビに到着することをお勧めします。

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