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- Kenya Institute of Organic Farming - 農業と環境を再生しながら農家の持続性ある有機農業
- 中長期ボランティア
- KVDA-MLTV-2024-09
- ケニア
- 2ヶ月以上
農業と環境を再生しながら農家の持続性ある有機農業
国 | ケニア |
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コード | KVDA-MLTV-2024-09 |
プログラム名 | Kenya Institute of Organic Farming - 農業と環境を再生しながら農家の持続性ある有機農業 |
開催期間 | 2ヶ月以上 |
背景 | Kenya Voluntary Development Association (KVDA)は、1962年ワークキャンプ組織として発足。1993年、NGOとして登録された。設立以来、50,000人以上の国際ボランティアを受け入れ、持続可能な開発に取り組んでいる。 ケニア有機農業研究所(KIOF)は、正式に登録された非政府組織(NGO)の技術トレーニング機関。Juja off ? Thika 高速道路、Ndarugo Motelの近くに位置している。 KIOFは1987年に活動を開始。従来の化学農法(肥料や農薬)の問題点を認識させることを目的とした「農民トレーニングおよびエクステンションプログラム」を実施した。 小規模農家に適した環境に配慮した農法の利点が、このプログラムに対する一般の人々の関心を集め、東アフリカの開発機関から、有機農業の研修の依頼が多数寄せられた。 その後、KIOFは、農家が採用している有機農法の一部を検証する必要性に気づき、農家で行われている有機農法の検証を行うため、農家での試験や研究の機会を検討し、関連するデータを検討し始めた。 1995年には、有機農業に若者のトレーニングを取り入れるプログラムが開始。このプログラムは、若者が有機農業の分野でキャリアを積めるように支援することを目的とした、有機農業の認定コースにつながる。2004年に修了証書付、ディプロマ・プログラムが開始され、認証書付、サーティフィケイト・プログラムは徐々に廃止された。 このディプロマ・プログラムは、2年間の理論・実践学習が必要。この分野への関心の高まりと、有機農業の専門知識への高い需要から、KIOFは2006年には、2年間の通信教育ディプロマ・プログラムを開始。 <活動内容> ・農業と環境に対する新たなアプローチ 有機農場と有機庭園は、多くの国や気候で長年にわたって運営されてきており、健全な飼育方法を復活させ、発展させることで、良質な農産物の収穫、土壌の持続的な肥沃化、環境全体の改善を組み合わせることが可能であることを示した。 ケニア有機農業研究所(KIOF)は、この経験をすべての農家や関係者に提供することを目的とする。すべての農家や関係者が利用できるようにすることを目指す。 KIOFは、特にケニアの農業コミュニティの大半を占める小規模農家と連携するー小規模農家は、事実上、自然環境の管理者。KIOFは、農場での健全な農業の原則から始めることで、より良い環境管理を促したいと考えている。 また、農民のグループ(女性グループ、若者、農村にあるその他のCBO)を対象としたトレーニングセッションを開催し、様々な団体、教会、政府機関、個人を通じてこれらのグループと連携。 ・なぜ有機農業なのか? 今日の農業の問題は、現金が必要性。この必要性によって、国全体、特に農家は換金作物の栽培に走り、そのほとんどは非食用作物。 家族の食糧生産はしばしば無視されるため、食生活が貧しくなり、農民の健康状態も悪くなる。この状況を改善するのが、有機農業とする。 ・有機原理 有機農業は、混合農業の原則に基づく。これまでの経験上、混合農法はより良い食料と収入の安定につながることが分かっている。 有機農業は、換金作物を排除するのではなく、適切な場所に配置する。換金作物は農場の輪作の一部となり、作物の多様性に重点を置くことで、農場の生態系バランスを向上させることができる。また、家族により完全な食生活を提供することができる。生産に多様性があれば、リスクも少なくなり、農場内の食と健康も向上。 生産は、有機廃棄物を最大限にリサイクルし、肥料や堆肥を慎重に扱い、土壌を丁寧に耕し、必要に応じて天然の岩石ミネラルを使用することが基本。 雑草のコントロールは輪作と物理的な方法に基づいている。さらに害虫や病気のコントロールは、物理的、生物的、生態的なバランスを理解し、維持することで成り立つ。これらの方法には、現在科学的に証明されつつある伝統的な手法も含まれる。 日陰、断熱、土壌改良、果実、飼料、燃料の生産に樹木を利用することは、非常に重要で、正しく理解することは、有機農法の一部。また、木は強風から土地を守り、その土地の気候を改善する。 マーケティングの問題に新たな視点を持って取り組んできた。これは、生産者のニーズと消費者の要求をよりよく理解するために行われる。 有機農業の観点から考えることは、農場の人間的・社会的環境を含む健全な栽培方法を復活させ、発展させることを意味する。これにより、農場は、すべての部分が互いに支え合う有機体として機能することができる。 |
仕事内容 | 有機農業、庭の除草、耕作、農産物の収穫、家畜の飼育。有機農業に従事する農家を対象に開催される現地視察や研修に参加。有機農園における適切な技術の適用 。有機農業を学ぶ学生との交流。KVDAへのプロジェクト報告書の提出。 |
宿泊 | ホームステイ。ボランティアは個室の利用が可能。その他の設備や食事はホストファミリーと共有。寝袋、マット、身の回り品などの持参をおすすめ。 KVDAはホストファミリーとプロジェクト費用に関する覚書を交わし、適切な手続きとチェックアンドバランスを行っている。 |
場所 | キアンブ(Kiambu)州ジュジャ(Juja)県 |
集合場所 | ナイロビにあるジョモ・ケニヤッタ国際空港(NBO)に集合し、KVDAがドライバーを指名して空港までピックアップ。 空港から15キロ離れたNairobi South YMCA Hostel まで車で移動し、プロジェクト参加前に宿泊する。 |
企画 | ケニアには自然の壮大な観光地がたくさんある。有名なマサイマラゲーム保護区へのツアーから、地元コミュニティの名所への訪問までと、とにかく幅広い観光の選択肢がある。 このプロジェクトでも、自然に触れることを楽しんだり、アフリカ文化の中核をなす伝統的な生活様式に触れる機会を提供している。 |
追加登録費 | 250 EUR(募集時のレートでは約34,000円)/月。参加期間分をまとめて現地到着時に現金払い。1ヶ月間のみ参加の方は、300 EUR(募集時のレートでは約40,000円)を現地到着時に現金払い。往復の空港送迎費、オリエンテーションを含む。プロジェクト地までの交通費は含まれない。バス代は各自負担すること |
備考 | <オリエンテーションについて> ナイロビのNairobi South YMCA Hostelで行われる。ボランティアはNairobi South YMCA Hostelで一泊してから、プロジェクトに向けて出発する <メンター制度あり> KDVAは、ボランティアと組織をつなぐ重要な役割を担う経験3年以上のメンターを派遣。 メンターは、ボランティアが真摯な態度で効率的に業務を遂行できるようにアドバイスや教育をしてくれる。問題解決、肯定的かつ非評価的なフィードバック、精神的なサポート、ボランティアの自己イメージと職業的成長を支援するためのカウンセリングなど提供。ボランティアを常にサポートする存在として利用されるが、ボランティアの日常業務に直接の関与はしない。 <申し込み期限> 申し込みは開始日より1か月前。 <水と洗濯について> 水はホストファミリーの家で湧水を利用できるが、水が少ないため常に保存することが重要。ホストファミリーとの協力すること。施設内には洗濯機はなく、衣服の洗濯方法を案内する。 |
募集人数 | 20人 |
主催者・支援機関詳細 | 1962年設立のNGO、Kenya Voluntary Development Association。ボランティア活動を通じ、異文化教育、国際平和、相互理解・連帯、持続可能な開発を進める。ワークや運営が充実していないことが時々あり、柔軟性・適応力が必要。 |
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