• 中長期ボランティア
  • NICE-25Z-0804A
  • カンボジア
  • 2025/08/04(月)~2025/09/20(土)

住民達が立ち上がったマングローブ林の再生を、一緒に行うワークキャンプを運営☆

カンボジア
コード NICE-25Z-0804A
プログラム名 SCC Cambodia
開催期間 2025/08/04(月)~2025/09/20(土)
背景  CYA(Cambodian Youth Action)と2015年から、主に2ヶ国ワークキャンプとして共催。CYAは2010年設立の国際ボランティアNGO。NICEとは様々な種類の事業で連携する。
 「海のゆりかご」と言われ、多くの生き物を養うマングローブだが、村では開発や違法伐採で激減し、生態系と漁業が大打撃を受けた。近隣国への出稼ぎが相次ぎ、残された子ども達は学校に通えなくなった。2007年に住民がグループ「TFC」を立ち上げ、CYAも2012年から協力、28 haの森を再生しながらエコツーリズム・センターも運営する。漁業資源の回復と共に、住民も出稼ぎから次々に戻り、収入は1日2.5 USDから10 USDに向上。国際ボランティアは作業に加えて、センターの社会での認知向上にも貢献。センターはカンボジア人や外国人に人気の観光地になり、住民は宿舎・食事・船を提供して漁以外の収入源も獲得。だが、巨大な港湾開発開発が進行中で、森へのダメージも派生し、今後も予断を許さない。
 NICEは2016年からワークキャンプの共催に加わり、現地の代表を日本にも招待。マングローブはCO2を吸収・固定化する力も優れているため、SCC(気候変動防止特別事業)の一環としても開催。またシチズン時計株式会社と2017年からグループ・ワークキャンプを行い(24年に復活!)、2020年からは寄付事業「Eco Tree Action」で現地支援を展開中。3年半(2021.6-2024.10)で89,710本の植樹を実現!
仕事内容  SCC特別ボランティアとして、3つの短期ワークキャンプを現地の方々と共に運営。以下のワークや生活を短期ボランティアと共にしながら運営し、参加者募集や成果発信にも取り組む。①舟で沖に出て、海沿いの森でマングローブの種集め。②宿泊施設で、集めた種を泥ポットに刺して苗床作り。③半年程かけて育った苗を、舟で沖に出て沿岸や小島に植林。森づくりのワン・サイクルを体験できる!④エコツーリズムの設備作り(例:休憩所や歩道、水タンクの整備)、⑤観光客向けの新たな娯楽の開発、⑥ゴミ・廃棄物を管理して自然をできるだけ汚さないためのキャンペーンやアクションも行えるかも。
宿泊  エコツーリスト用のバンガロー(3-4人部屋)。素朴だが快適☆交代で自炊。寝袋不要。
場所  Kampot県。中心都市Kampotへ30km、海辺の村。首都から車で3-4時間。宿泊場所から植林・種採集場所へは30-40分、クルーズを楽しめる!住民の70%は漁師。仏教徒とイスラム教徒が混在し、仲良く暮らす。
集合場所  プノンペン空港に初日10時までに到着必要(集合は市内のカフェ)。最終日18時以降に空港出発可。例えば(12/19スカイスキャナー)、08/03 10:20成田→08/04 10:00プノンペン、09/20 18:20プノンペン→09/21 18:05成田のマレーシア航空が63,080円。
企画  休日に遠足(例:Koror国立公園。KEPビーチ)。近所で子ども達とサッカー等も。賑やかで店も色々あるKampotの町まではバイクで20分程なので、週末や夕方にたまに行ける。
追加登録費  「定価」の600 USD(約90,000円)を現地払い。ただし、短期ワークキャンプに1人日本人が参加した度に(ゼロになるまで)30 USD減額される(例:10人集まれば300 USDに減額)。
資格  NICEや受入団体の理念やルール、現地の文化をを尊重しながら、活動に高い意欲と責任感を持ってやり遂げられる、NICE経験者。リーダー経験者やカンボジア・TFCの参加経験者は、特に歓迎!
備考 ☆ 5/24-25に横浜での事前研修、開始日と最終日にCYA事務局で到着後研修と総括、10/25-26に横浜での事後研修に原則として参加必要。
☆ NICEへの特別会費を免除(年会費3,000円が切れている場合は更新必要)。
募集人数 3人
主催者・支援機関詳細 (開催国の提携NGOと共催) NICE(日本国際ワークキャンプセンター)は1990年設立のNGO。34年間で6,647回の事業を主催し、84,801人のボランティア+100万人超の住民が参加。世界ネットワーク・CCIVSに加盟(代表も歴任)。アジアのネットワーク・NVDAの結成を主導し、現在事務局長。提携国数は世界有数。NICEが共催する海外での事業は、日本の団体と職員が企画・準備により深く関わり、日本人がより多く、うまく合えば一緒に行き帰りできるので安心。部分参加期間を設ける等、融通が利きやすく、興味ある人は企画・運営により深く関わることも可!
企画者・参加者の声  今まで8回来ました!地元代表のHimさんは寡黙だけど熱く素晴らしい男です。脅迫や誘惑にも揺るがず、地域と将来世代のために生きています。新鮮な地元料理、夜更けに漁師さんに分けて頂いた芝エビも、美味かった☆(NICE代表 開澤)。特集ページもぜひご覧ください!http://www.nice1.gr.jp/topics_detail1/id=9090

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