• 短期ワークキャンプ
  • ijgd 75140
  • ドイツ
  • 2025/07/26(土)~2025/08/09(土)

旧強制収容所の元バラックの修復と平和学習

ドイツ
コード ijgd 75140
プログラム名 Mittelbau-Dora: Making Visible - Remembering and Shaping
開催期間 2025/07/26(土)~2025/08/09(土)
背景 ミッテルバウ=ドーラ収容所は、1943年にブーヘンヴァルト収容所の分所として設立され、ノルトハウゼン近郊の山中に掘られたトンネルでV2ロケットの製造が行われました。初期は収容者がトンネル内で生活・労働していましたが、1944年春には地上にバラックが建設され、収容所は独立しました。1943年から1945年の間に、主にソ連・ポーランド・フランスから来た6万人以上が強制労働に従事し、そのうち約3人に1人が命を落としました。
仕事内容 Mittelbau-Dora記念地での国際交流プロジェクト
期間: 2週間
テーマ: 「可視化すること(Making visible)」

作業内容:
元収容所の医務棟にあたる区域でのバラック基礎の視覚化作業
発掘作業、地面に埋もれた基礎部分の石の切断と設置(輪郭壁の設置)
作業は屋外の森林地域で行われ、大きな重い石を扱います
現在も進行中の広範なプロジェクトの一部として、元バラックの基礎を徐々に「見える化」し、来訪者が当時の収容所構造を認識できるようにする取り組みです
学習内容:

ナチスの強制収容所の歴史

地下兵器工場への移転に伴う強制労働(ミッテルバウ=ドーラ収容所の事例)

医務棟に焦点を当て、ナチス時代の医療についても学習

見学ツアー、資料分析、ディスカッション、デジタルプロジェクト作業を通じた学び
宿泊 滞在先はノルトハウゼン・ザルツァにあるプロテスタント教会の準備センター内の別棟です(Evangelischer Kirchenkreis S?dharz | EKM)。2~3人部屋があり、最大16人が宿泊可能です。シャワー、トイレ、洗濯機、大きなラウンジあり。記念館までは自転車で約15分。 WLANは記念館のみで利用可能。
場所 ノルトハウゼン(チューリンゲン州)
ノルトハウゼンはエアフルトから75km、ギーセンから85kmの距離に位置しています。人口約40,000人の町で、大きな病院、劇場、映画館、いくつかの博物館、大学、路面電車があります。周辺エリアへの観光も可能で、自転車が提供されます。
ノルトハウゼンはハルツ山脈の南にあり、観光名所としてハルツ狭軌鉄道(Harzer Schmalspurbahnen)があり、毎日蒸気機関車でハルツ山脈の最高峰「ブロッケン山」に登ります。
ハイキングや周辺の観光地への小旅行も簡単に行えます。市の郊外には屋外プールや湖もあります。ライプツィヒ、ギーセン、ワイマールなどの都市には電車で簡単にアクセス可能です。また、ブーヘンヴァルト記念館や強制労働博物館への遠足も予定されています。
集合場所 LEJ. Nearest airport is airport: Halle/Leipzig, trainstation: Nordhausen-Salza (200 metres from the accommodation, regional train RB 80, runs between G?ttingen and Nordhausen), Nordhausen main station (3 km from the accommodation, connections to Kassel, Frankfurt am Main, Erfurt, Halle an der Saale and Leipzig). Nearest train or bus station is 6.
資格 26才以下
募集人数 12人
主催者・支援機関詳細 1949年設立。毎年100か所以上で開催する、世界最大級の国際ワークキャンプNGO Internationale Jugendgemeinschaftsdienste。社会と環境の現状を、若者がしっかり認識して、民主主義社会の積極的・責任を持った一員に成長することが目的。ワークキャンプを通じて、国の壁や偏見・先入観を壊し、相互理解を深めることは、世界平和への貴重な貢献だと信じている。ワークや運営の質が、多くのボランティアから高く評価されています!
企画者・参加者の声  「モンゴル」に憧れて参加。期待を裏切らない大自然。野菜の収穫は楽しかったけど、建設と水やりは少し寂しかった…不慣れながらも大人数の食事を準備したこと、みんなで文句を言いながらもやかんでお湯を沸かしてシャワーを浴びたこと、寒い中で星を見たこと、ささいな瞬間全てが「非日常」だった(経験者談)。

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