• 短期ワークキャンプ
  • NICE-26S-0613A
  • 日本
  • 2026/06/13(土)~2026/06/23(火)

日本一の梅の産地!世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」を次世代に繋ぐ!

日本
コード NICE-26S-0613A
プログラム名 田辺
開催期間 2026/06/13(土)~2026/06/23(火)
背景  秋津川振興会と共催、24年に続き2回目の開催。和歌山県田辺市とみなべ町は日本一の梅の産地。「みなべ・田辺の梅システム」として2015年に世界農業遺産に認定された。400年以上前に、梅林の周辺や急斜面の尾根付近に薪炭林を残すことにより、水源涵養や養分の補給、斜面の崩落防止等の機能をもたせ、梅の生産を支えてきた。また、薪炭林に生息するミツバチは梅の受粉を助ける機能も果たす。さらに薪炭林では、ウバメガシを原木とした最高級木炭である「紀州備長炭」を生み出すとともに、他地域には見られない、原木を早く再生できる薪炭林管理方法「択伐」を考案。しかし、この地域も少子高齢化や過疎高齢化の影響で、梅を中心とする持続的な農業も人手不足で危機に瀕している。国内外のボランティアに梅やこの地域の魅力を伝え、次世代に繋いでいくことを目的に国際ワークキャンプを開催。また、お米を中心とした豊かな日本食。副菜として梅の消費拡大についても一緒に考えていきたい。
仕事内容 1) 木から自然にネットの上に落ちた梅の回収作業。
2) 木になっている梅の手取り収穫・選別作業。
3) 梅の加工作業のサポートにも取り組む。
宿泊  地域の公民館。寝袋不要。
場所  田辺市は、和歌山県中南部に位置する。和歌山県第二の都市で、和歌山南部の経済・産業の中心地でもある。熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であり、「口熊野」と称される。市の面積は1000 km?を超え、近畿地方の市では面積が最大。
企画  地域住民と座談会、地元の高校生との交流、紀州備長炭の炭焼き見学、梅ジュース作り、小学校訪問、炭琴体験 など。
資格  地域を尊重する姿勢。梅農家さんと一緒に一生懸命働く意欲と体力。柔軟性が必要!
備考 世界農業遺産 みなべ・田辺の梅システム 
https://www.youtube.com/watch?v=ne6GmW37KxI&t=600s
募集人数 6人
主催者・支援機関詳細  NICE(日本国際ワークキャンプセンター)は1990年設立のNGO。34年間で6,647回の事業を主催し、84,801人のボランティア+100万人超の住民が参加。世界ネットワーク・CCIVSに加盟(代表も歴任)。アジアのネットワーク・NVDAの結成を主導し、現在事務局長。提携国数は世界有数。NICEが共催する海外での事業は、日本の団体と職員が企画・準備により深く関わり、日本人がより多く、うまく合えば一緒に行き帰りできるので安心。部分参加期間を設ける等、融通が利きやすく、興味ある人は企画・運営により深く関わることも可!
企画者・参加者の声  この地域には、日本一の紀州南高梅の生産、薪炭林によって育まれた紀州備長炭があります。それらは世界農業遺産にも選ばれた自然が織りなすこの地域特有の農業システムによって生まれています。このシステムや地域文化を未来永劫繋いでいくために、一緒に活動しませんか?(事業元担当 NICE井口育紀)

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