世界遺産への取り組み

世界遺産に関わる国際ワークキャンプ

世界各国で世界遺産と関わるワークキャンプを開催しています。夏休みの期間に参加できるものも多くあります。

1)世界遺産とは

世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。世界遺産は、1972年の第17回UNESCO総会で採択された世界遺産条約(正式には『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約』)の中で定義されています。

2)世界遺産の種類

世界遺産には3つの種類があり、有形の不動産が対象とされています。 文化遺産:顕著な普遍的価値を有する記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など 自然遺産:顕著な普遍的価値を有する地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地など 複合遺産:文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているもの

3)なぜワークキャンプが必要?

世界遺産は、基本的にその遺産がある国によって保護・保全されることが原則です。しかし、途上国などでは、世界遺産を将来にわたって守り、次の世代へと引き継いでいくための技術や資金、人材が不足している国もあります。そこで私たちの国際ボランティアネットワークCCIVSではユネスコと協力して2008年から世界遺産保護を目的としたプロジェクトを世界各地40ヵ所以上で展開しています。例えば、ペルー共和国のチャン・チャン遺跡地帯は1981年に世界遺産登録をされましたが、1986年には危機遺産リストに登録され、徐々に破壊されつつある遺産の保護と啓発・教育活動を目的に国際ワークキャンプを開催しています。

 

世界各国の遺産
ワークキャンプ名 期間 主なワーク

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