アクリルたわしによるスラム街女性の支援
【ベトナム海外ボランティア】

名前
渡辺 拓実 さん
性別
男性
年代
20代
属性
学生
参加国
ベトナム
プログラム名
ESA/海外国際ワークキャンプ
期間
3/01-3/10
内容
アクリルたわしによるスラム街女性の支援
参加メンバー
日本人が7人、ベトナム人が3人、SJVスタッフ1人
宿泊施設と食事
宿泊は共催団体SJVのボランティアハウス。食事は外食が主で、パーティーするときは自炊。

参加動機  

海外ボランティアに行きたいと思った理由は、海外でLocal volunteerと協力して何かをしたいと思ったからです。また、現地の人と交流することで英語を向上させたいと思いました。ただ、やはり日本人がいないと不安ということで、NICEが共催しているボランティアを選びました。  

ワークキャンプに参加しての感想

あっという間の10日間でした。毎日とても忙しい日々でしたがとても充実した日々でした。
 僕はこのワークキャンプに初参加でしたが、前回9月に開催された初の特別ワークキャンプの参加者が結成した、NICEの公式チーム「seeders」が活発に活動していました。僕は新たにメンバーに加わりワークキャンプに行く前から会議を開いて話し合ったり、アクリルスポンジの作り方を覚えたり、彼らのFisher Villageに対する姿勢にとても刺激を受けました。

 いざ、ワークキャンプが始まると 、もう毎日が充実した日々でした。事前に話し合ったことをもとにSJVやローカルボランティアと一緒に活動を行いました。今回のワークキャンプでは、きれいな水を得ることが難しいということから新たに浄水機を作製しました。また、このことを多くの現地の学生に知ってもらいたいということから、ハノイ大学で講演をし、またそこでFisher Villageの人たちが作ったアクリルスポンジ(*)も販売しました。

 Fisher Villageの人たちはとても明るい人たちです。2回目ということもあり笑顔で迎えてくれました。彼女たちの作るアクリルスポンジが毛糸の配色を工夫したりと前回とは比べ物にならないほど精度が上がっていました。一生懸命作ったアクリルスポンジを見ると、私達までたくさんの元気をもらいました。

 休日は1日はハノイ市の観光、もう1日はバチャンという町へ焼き物を作りに行きました。ローカルのボランティアが案内してくれて、とても楽しい2日間でした。夜はローカルボランティアの家へ1~2人ずつホームステイをしました。普段、なかなかできない貴重な生活体験をさせてもらったと思います。

 このワークキャンプはFisher Village の人たちの自立支援を目的として活動しています。なかなか結果の見えづらいワークキャンプではありますが、活動内容も自分達で考えるため、やりがいがとてもあるワークキャンプです。SJVのスタッフやローカルボランティアと真剣に話すため普段できない国際的な活動も経験できると思いますし、だからこそワークキャンプ後も仲良くなれるのも魅力の一つだと思います。
 僕自身、こんなにも真剣にそして充実した日々が過ごせるとは思っていませんでした。是非、また次の機会に行きたいと思います。


*アクリルスポンジ : かぎ針1本とアクリル毛糸1玉があれば誰にでも作れるアクリルたわし。
洗剤を使わなくても汚れがみるみる落ちてしまう優れものです。
ワークキャンプやセミナー等で編み方ワークショップを開催し、イベントで販売、その売り上げをアジア地域における環境改善に役立てています。

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