参加者プロフィール

名前
匿名
年齢
19歳・大学生
英語力
何とか日常会話
参加プログラム
福岡県・北九州(8月参加)
子どもキャンプ準備と運営
 

▼ボランティアへの偏見

私は今回、生まれて初めてボランティアに参加しました。
これまでボランティア活動をしようという考えがありませんでした。
なぜなら、偏見ですが、ボランティアは肉体的にも精神的にもつらく、
高い志や強い精神、もしくは苦難を乗り越えられる強い動機がなければ参加できないと考えていたからです。
私は我慢強くないため、ボランティアができるか不安でした。
また、私には子どもが得意ではないという大きな不安要素がありました。
正直に言うと、私はこのワークキャンプを日程の都合、集合場所が行きやすい点、九州が初めてという理由で選択しました。
しかし、こんな私でも最終的には子どもたちのことが大好きになり、
また「ボランティアっていいなぁ」と思えるようになりました。
この体験談を読んでいる方の中には、
「初めてのボランティアで自分にできるか不安」という人もいるかもしれません。
しかし、そんな心配は不要です。こんな私でも出来ました。どうか自信を持って下さい。

 

▼ワークキャンプメンバー

今回のワークキャンプは日本人4人と
外国人(フランス・ロシア・スペイン・ベトナム・韓国)5人の合計9人でした。
5人のうち3人は日本語が話せませんでしたが、基本は英語で会話しました。

 

▼ワークキャンプ場所

ボランティアの場所は小倉から車で30分ほどの平尾台という場所で、とても自然豊かな場所で行われました。
周辺は山ばかりで、コンビニもありません。
なので、唯一の楽しみは、夜に近くにあるアイスとジュースの自動販売機で買うことでした。

 

▼ワーク内容

共催団体が毎年開催している子どもキャンプの運営を手伝います。
1週目はキャンプの会場となる場所に滞在しながら、子どもキャンプの準備をします。
2週目は子どもキャンプを運営の手伝いをしました。

 

▼準備期間

子ども達が滞在する場所の網戸張り、備品のチェック、竹伐りなどをしました。
大変でしたが今までやったことのないことばかりだったので、すべてが新鮮でとても楽しかったです。
特に森で竹を切るという経験は今までなかったので印象に残っています。
準備期間中は朝、昼、夕3食の料理もメンバーで分担して作りました。
約30人分の料理を短時間で作るという経験は初めてだったので、思い通りに行かず苦労しました。
また外国人参加者と料理を作るので、日本人メンバーが料理に関する英単語を知らず、意思疎通で困りました。
学校の英語の成績がいくら優秀でも、生活するのに必要な英語を知らないと生きていけないことを痛感しました。


▼子どもキャンプの運営手伝い

子どもキャンプには約40名の子どもたちが参加しました。
子どもたちは班に分けられ、そこに共催団体の人とワークキャンプメンバーが入ります。
基本は班単位で行動し、食事、日中の活動、就寝まで班の子どもたちと共に過ごします。
私たちの仕事は子どもたちと一緒に遊んだり、話したりしながら見守ることでした。
一日中子どもたちと過ごしていたので、自分もまるで小学生の頃に戻ったような気分でした。


▼体力との勝負

子どもたちが就寝した後に、所属する班に関しての振り返りをするミーティングがありました。
外国人メンバーに子どもたちの様子について英語で説明することが、すごく大変でした。
子どもたちの様子について上手く話せなかったのですごく悔やまれます。
子どもキャンプ中は、朝が早く、夜が遅く大変でした。
昼間、暑い中子どもとたくさん遊んだ上に寝不足だったので、体力が消耗していきました。
私は、毎朝自動販売機で購入するレットブルで命を繋いでいました。
これだけ聞くと、ボランティアが凄く大変に思えるかもしれません。
ですが、不思議なことに子どもたちに会うと自然と力が湧いたため、途中で疲れを忘れてしまいました。
確かに体力的に辛かったことは事実ですが、それだけの価値はあったと思います。



最後に、私はこのワークキャンプに参加してとてもよかったと思います。
ワークキャンプを通じて、出会いや新たな発見がたくさんありました。
ワークキャンプを通じて皆さんにも何か良いことが起こることを願っています。

▼準備お役立ち情報


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出発までのスケジュール

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参加にかかる費用

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