• 中長期ボランティア
  • FSL-LTV-02A
  • インド
  • 1ヶ月間以上、最長12ヶ月。毎月第一月曜日開始

エネルギーも生ごみも循環するセンターで農業とウミガメ保護

インド
コード FSL-LTV-02A
プログラム名 Center for Experiential Living Project エネルギーも生ごみも循環するセンターで農業とウミガメ保護
開催期間 1ヶ月間以上、最長12ヶ月。毎月第一月曜日開始
背景 FSL-インド(Field Services and Inter-cultural Learning - India)は、ボランタリーサービスを通して異文化間の学習に焦点を当てた青少年育成組織で、青少年に異文化間の学習を理解するために異なる文化的背景で働く機会を提供し、グローバル化を促進するために設立された。これにより、若者の移動とボランティア活動を通じて人と社会の発展を目指し、異文化の側面を理解することで境界線をなくし、人々が調和して働けるようにする。
仕事内容 SL-Indiaは、カルナータカ州沿岸部の緑豊かな田園地帯にあるKundapuraに、環境に配慮した独自のCentre for Experiential Living(CEL)を保有しており、動植物が生息。センターはヤシやマンゴーの木に囲まれ、平和で静寂な雰囲気を漂わせている。

2014年、FSLインドは、国内外のボランティアと地域社会に持続可能な農業の実践を理解・体験する独自の機会を提供し、若者や子ども達への環境教育の普及、社会的リーダーシップのトレーニング、ワークショップや啓発セッションを通じてウミガメ保全の関係者の構築を図ることを大きな目的として、センターを設立した。

長期・中期・ワークキャンプで受け入れた海外ボランティアは、FSL Indiaが主催するオリエンテーションセミナーや評価セミナー、懇親会にて、CELで採用されている環境に優しい技術を体験することができる。その技術には、雨水利用、照明や扇風機、太陽熱温水器などに利用されている太陽エネルギー利用などがある。緑に囲まれた場所にあり、センター自体も生ゴミや乾燥葉のコンポスト利用など、多くの環境技術や廃棄物管理システムを取り入れている。CELでは、多くの長期ボランティアやホームベースのプロジェクト・ボランティア、センター内外で働くスタッフと交流する機会がある。

仕事内容(通年)
- CELが主催する研修のサポート
- ホスピタリティ
- ゲストや参加者のための宿泊施設の手配
- 施設や庭のメンテナンス
- ペットの世話

【持続可能な農業/有機農業】
CELは、持続可能な農業と環境教育に関するプロジェクトを実施してる。
- 農家の人々や、地域の持続可能な農業や有機農業を支援する団体と協力
地域社会における持続可能な農業と有機農業の支援組織との連携(8月~10月)
- 持続可能な農業と環境問題の重要性について、近隣の子ども達や地域社会に啓蒙活動
近隣の子ども達や地域社会への啓蒙活動(8月~10月)

【ウミガメの保護】
過去15年間、ウミガメの個体数は、漁業や地域住民による卵の捕食などの脅威にさらされてきた。インド西海岸には、保護対象となっている3種のウミガメが営巣する。
FSL-Indiaは、これらの絶滅危惧種を保護するため、インド南部の海岸沿い60kmの区間で活動中で、カルナタカ州クンダプールの南と北の海岸で、60kmに及ぶ活動を展開している。
活動の焦点はウミガメの保護と保全、生態系に関する知識の普及、関連する環境問題に取り組む。
- 調査の実施、データの収集と分析(1月~4月)
- 地域社会、学校の子ども達、港湾・漁業関係者の意識を高める。
漁業関係者への啓発活動 (11月~12月)
- 孵化場の建設、営巣の保護、仮設情報センターの建設
インフォメーションセンターの建設、広報物のデザイン・制作(1月~4月)
宿泊 宿泊施設は、プロジェクトに近い地元の家庭に滞在することができる。2-3人のボランティアと相部屋になることもあれば、一人で滞在することもある。プロジェクトがボランティアに宿泊施設を提供することも。部屋は、他のボランティアやプロジェクトのスタッフとの相部屋。 食事は、 南インドのベジタリアンまたはノン・ベジタリアンの食事が朝昼晩に提供。飲料水として、安全なろ過された水が提供。
場所 クンダプール(Kundapur)
集合場所 クンダプール。バンガロールの北西440km、アラビア海の近くに位置し、マンガロールの北91kmのところ。到着後のオリエンテーションは、クンダプールで開催する。ボランティア参加者は、このオリエンテーションのために、毎月第1月曜日にクンダプールに到着する必要がある。当日は、Kundapurは電車やバスの便が良いところなので、ボランティア参加者は集合場所に集まり、ピックアップという流れ。行き方は、バンガロールまで飛行機で行き、そこから夜行バスでクンダプールまで来るか、マンガロールまで飛行機で行き、そこからバスかタクシーでクンダプールまで来るのが一番良い交通アクセス。最寄り空港は、ケンペゴウダ国際空港(BLR)
追加登録費 18,000 INR/月 (募集時のレートでは約34,700円)を現地到着時に現金払い。3ヶ月以上滞在する場合は、最初の3ヶ月分は一括で支払う。3ヶ月未満の場合は、全額を最初に支払う。
ビザ 雇用ビザ
備考 ・志望動機書提出。
・到着後クンダプールで3~5日間のオリエンテーションあり。
・月一回、進捗状況を話し合い、経験や遭遇した課題を共有する文化イベントあり。
・VISAは、新しいビザ規則により、インドの登録団体でボランティア活動をするためにインドに来るボランティアは、「雇用ビザ」(NGO/NPOで働くためのビザ)を申請する必要がある。それ以外のビザは認めらない。雇用ビザを申請するためには、インドの団体と雇用契約を結んでいることを証明する書類(契約書など)が必要。FSLインドでは、ご希望に応じてビザ申請に必要な書類を用意する。詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください: http://www.immihelp.com/nri/indiavisa/categories.html

「雇用ビザ」を持ってインドに到着したボランティアは、インド到着後14日以内にFRRO(外国人登録局)に登録する必要がある。登録完了すると居住許可証(Residential Permit)が発行される。居住許可証はプログラム終了後の出国時に提出する必要があるため、必ず保管しておくこと。詳細はこちら→ http://indianfrro.gov.in/frro
主催者・支援機関詳細 2000年に設立され、2001年に法的に法人化されたFSL-Indiaは、インド信託法1882年に基づく公益団体。設立当初、青少年交換プログラムを通じて、世界の変革、進歩、成長をもたらすことを主な目的として、志を同じくする国内外の組織の支援を受けた。バンガロールに本部を置き、カルナータカ州(バンガロール、マイソール、クンダプール)、タミルナドゥ州(チェンナイ)、ポンディシェリーに地域事務所を持ち、経験豊かなスタッフが地域や地元のパートナーの協力を得て、全国で開発活動を支援する。毎年、国際的なパートナーや地元のNGOの支援を受けて、世界中から1500人以上の若者の動きを動員。

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